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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

16分音符ウラを主体としたパターン

16分音符ウラを主体としたパターン

16分音符のウラを主体としたパターンです。ツーバスを右から踏み始める人は左が、左から踏み始める人は右がメインになります。難度もかなり高く、逆足を鍛えておかないと到底できないのではないでしょうか。私自身、レコーディング時にはかなり手こずりました。普段からしっかり練習しておかないと、精度がすぐに落ちてしまうほど難しいパターンです。

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譜面と動画

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバスパターン/2小節

  1. テンポ140
  2. 1拍ずつこなしていく
  3. 片方の足は踏みっぱなし
  4. ウラの入りが特に難しい
  5. 8ビートを意識できればできたも同然

1拍ずつこなしていく

応用である以上、各拍の単独フレーズが踏めないとできないパターンです。習得するにはまず、1拍ずつの音符の形を踏めるようにしてからになります。特に必要なのは「ドドッド」と「ッドドド」なので、まずはこれを踏めるように練習していきましょう。

片方の足は踏みっぱなし

1拍ずつ練習して、それぞれをつなげた場合、最終的に片方の足は踏みっぱなしになります。つまり、16分音符のウラが主軸になります。逆足をしっかりキープしなければできないので、どこまで鍛えられているかの1つの目安になります。

ウラの入りが特に難しい

1番難しいのは1小節目の2・4拍、つまりは16分休符から始まる「ッドドド」の3発です。片足でのウラキープもそうですが、頻繁に出てくるこの3発が安定していなければ、すぐに崩れてきます。かなり難しくはありますが、意識だけはしっかり持っておきましょう。

アタック感が増してしまうのであれなんですが、どうしてもできないという人は、アタマにバスをいれて4発にしてもいいでしょう。16分休符部分にはスネアが来るので、バスを入れても問題ありません。ただし、その際はスネアとずれたりしないよう注意して下さい。

8ビートを意識できればできたも同然

今回のパターンはあまり考え過ぎると余計にわかりにくくなります。私がレコーディングした時の意識的にいえば、左足で16分音符ウラを踏みながら、8ビートを叩いたという感じです。

ワンバスの時にハイハットペダルに置いている足を上下させて、4分や8分のリズム(カウント)を取ったりしたことはありませんか?自然に動く人もいると思いますが、極端な言い方、あれの16分音符ウラバージョンです。

左足で16分音符ウラをキープしつつ、後は普通に8ビートの要領で叩く感じです。もちろん、1拍ずつの音符の形とタイミングには気をつけていますが、最終的にはそうとらえることができるということです。独立させて考えているといってもいいですかね。特に逆足をメインに使う今回のような難しいフレーズの場合は重要な感覚といえるでしょう。

ここまできたなら、ツーバス練習法の最大のコツとは!?で紹介している16分の音符の形、を使ってできるツーバスフレーズはおおよそ短い時間で習得できると思います。コツを使ったツーバスフレーズの集大成として、今回のパターンを練習するのもいいかもしれませんね。

Scream Your Heart Out -スクリーム・ユア・ハート・アウト-

アングラというバンドにオーロラ・コンサルジェンスというアルバムがあります。その中に『スクリーム・ユア・ハート・アウト』という曲があって、それに今回のパターンが使われています。

いきなりリズムから始まるのですが、最初に聞いた時はアキレスらしい奇抜さだなと思いました。個人的にはこういう奇抜さは大好物です。

フレーズ自体も奇抜ですが、それを曲の中に取り入れてしまうあたり、バンドとしてのクオリティーもさすがです。曲にしてもフレーズにしても、なかなかマネできない一流さを感じます。

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『ドドドド』を使った1拍半パターン『ドドドド』を使った1拍半パターン
3つの『3』がポイントのパターン3つの『3』がポイントのパターン