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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

似たフレーズを練習する時こそ見直すいいチャンスになる

似たフレーズを練習する時こそ見直すいいチャンスになる

ドラムでは似ているフレーズを叩くことは良くあります。とりわけジャンル特有のフレーズなんかだと、そのバリエーションも似ることが多いです。練習する時は、「そういえば、これはあの時に練習したのと似ているな」なんて思い出すこともあります。そんな時こそいいチャンス。改めていろいろ見直すにはいい機会になるでしょう。

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譜面と動画

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバスパターン

  1. テンポ150
  2. 入りの3発は要注意
  3. 2・4拍目のバスの入り

テンポ150

1小節を繰り返す、つまり続けることが前提になると案外はしりやすくなるパターンです。現に録音中も気持ちがはやって気が付いたらクリックからずれてしまうこともありました。はやる気持ちにさせるにはちょうどいい速さでもあるので、演奏中は落ち着きを忘れず取り組んでほしいと思います。

入りの3発は要注意

入りのこの3発は音符を詰めすぎやすいです。元々、3発の『ドドドッ』ははしりやすい傾向にあるので、しっかり音符を表現することが重要です。音符を詰めすぎると結果的にリズム全体がおかしくなってしまいます。入りのこの3発をしっかりイメージしてから踏み出しましょう。

2・4拍目のバスの入り

8分休符の長さをしっかり感じましょう。入りがずれるとリズムの安定性を失ってしまいます。ウラから入って次の3発につなげることで流れるようなフレーズになります。このフレーズのキモにあたる部分なのでビシっと決めてください。

Gadir -ガディール-

Dark Moor(ダークムーア)というバンドに『Ancestral Romance(アンセストラル・ロマンス)』というアルバムがあります。その中の『ガディール』という曲で使われています。

ダークムーアの中でも好きな曲の1つです。速さも個人的には程よい感じで、演奏するのも楽しいし、良い練習にもなります。

リズムのバリエーションが多く、ツーバスは一部変則的なモノを除けばオーソドックスな使い方をします。基本的な使い方の練習にはもってこいかもしれません。

ほとんど同じパターンを紹介している

以前サイトでこれとほとんど同じパターンを紹介しています。違いは4拍目の2発があるかないかだけで、こちらも同じダークムーアというバンドの曲、かつテンポも同じ150。コツも大体同じような感じになりますね。

もちろん、過去に紹介していたのはわかっていましたよ。
ケッシテ、ワスレテイタワケデハ、アリマセンヨ。

厳密には違うとはいえ、同じようなフレーズを度々紹介するのはなるべく避けたいとも考えています。1音違えばまた紹介しなくてはならなくなりますし、それならテンポが違ってもうんぬんかんぬん…、となってしまうから。

ただ、今回このフレーズは『このフレーズとして』紹介しなくてはならなかった意図がまた別にあるんですね。そう大した理由ではありません。ただ『たとえ違うパターンでもその本質は同じ』のページにおいて必要になっただけなんですよ。

1音違えば難度も変わる

ドラムでは新しく取り組むパターンでもすんなり叩けてしまう時があります。過去に似たようなパターンを練習した経験があるからです。

またその逆もあって、叩けていたパターンでも1音の違いでできなくなることもあります。特に細かい音符を扱うツーバスではそれが出やすい傾向にあり、決して油断できない面でもあります。

実際、今回と過去と両方の録音を経験しているのでわかります。それぞれにはそれぞれの違った難しさや注意点があることを。

似ているからといって決して油断せず謙虚に取り組んでいきたいものですね。

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16分音符連打と4拍目6連符のチェンジアップパターン16分音符連打と4拍目6連符のチェンジアップパターン
単純なパターンもスネアの位置次第で感じが変わる単純なパターンもスネアの位置次第で感じが変わる