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リズム&ドラム・マガジン直伝 「巧」

リズム&ドラム・マガジン直伝「巧」

リズム&ドラム・マガジン直伝『』の続編

斬新なアイデアで大好評を得たリズム&ドラム・マガジン直伝『技』の続編です。『技』で収録しきれなかったドラマガの過去の記事を集めて作成しています。写真を加えた丁寧な解説やテクニック・理論を徹底的に網羅しています。テクニック不足、独学の限界はもちろんのこと、さらに上を目指す人、周りに差をつけたい人に最適です。

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内容

  • ページ:128
  • 付録 :CD2枚
  • 出版社:リットーミュージック
  • 発売日:2003/3/24
  • 【第1章】 超絶技巧の鬼シリーズ
  • パーフェクト・スティッキング
  • ゴースト・ノート
  • リニア・ドラミング
  • 4ウェイ・コーディネーション
  • ポリリズム
  • ジャズ・ドラミング
  • 名ドラマー定番フレーズ
  • 最新テクニック
  • 【第2章】 ポピュラー・ドラミング100年史
  • ドラム・セット創世期 ~ 1940年代のリズム
  • 1950 ~ 1960年代のロック・リズム
  • 1950年代 ~ 70年代のファンク・リズム
  • 1960年代 ~ 90年代のロック / プログレ / フュージョン
  • 1980年代 ~ 現代のマシン・ビート
  • 【第3章】 最強! パーカッション組み込み術
  • ジャンベ
  • コンガ
  • ティンバレス
  • タンバリン&クラッシャー
  • カウベル&アゴゴベル
  • ブロック
  • ボンゴ
  • 【第4章】 体内メトロノーム養成術
  • リズムを操るために
  • カウントを歌いながら叩こう
  • 【第5章】 ドラム譜完全マスター講座
  • 本題に入る前に
  • 口(くち)ドラムのセッティング
  • 歌って覚えよう必修フレーズ
  • リズム・パターンを歌えるようになろう
  • ドラム譜Q&A
  • 【第6章】 ドラム・テクニック用語辞典
  • スネア・ドラム編
  • フット・ワーク編
  • シンバル編
  • フレージング編
  • リズム編
  • その他編
  • 【索引】

体験談

【第1章】 超絶技巧の鬼シリーズ

パーフェクト・スティッキング

面白かったのはシングルストロークとパラディドルを組み合わせたアクセント移動のパターンとそのバリエーション。パラディドルはメインとなる4つの手順があるのですが、それを1つずつ単純に練習していては本当の意味でパラディドルを習得することはできません。本当の力を発揮するためには4つを組み合わせて、いろんな手順で叩けるようになる必要があります。

パラディドルを使った応用的なフィルインも紹介されているのでかなり役に立ちますし、使い方を知るという意味ではすごく勉強になります。もちろん、自由自在に使いこなすのはあなたの頑張り次第。かっこいいフレーズにしてもあなたの研究次第でかなり変わってきます。そういう意味ではすごくやりがいがあると思います。

ゴースト・ノート

私は普段あまり入れる事はないので、この項目は目からうろこでした。なるほどと納得できる部分も多々ありましたし。ただ、3連系のゴーストには苦戦します。ハーフタイムシャッフルが地味に難しい。やっぱりシャッフルは強敵。

リニア・ドラミング ~ 最新テクニック

率直に言ってレベルが高いです。ある程度叩ける人であっても全部こなすのは難しいと思います。普通に使えるものばかりなので難しいのも納得ですし、これを全て会得したならレベルはかなり上がると思います。まあ、並大抵ではいかないと思いますが…。

【第2章】 ポピュラー・ドラミング100年史

100年のドラミングの歴史が載っています。といっても、かいつまんでの説明です。さすがに100年分を本にしたならどれだけの厚さになるかわかったものじゃないですし。

この項目が役に立つかどうかは人によりますかね。まあ、私は初期の時代を知らないので、純粋な気持ちで言えば面白かったと思います。かいつまんでいるとはいえ、初めて目にする名前とかいろいろありましたからね。

【第3章】 最強! パーカッション組み込み術

パーカッションに興味がない人はあまり参考にならないかもしれません。正直必要ないんじゃないかと思ったんですが、改めて見直すと、セットにパーカッションを組み込んで出来るアプローチという意味が込められています。そういう方向性でとらえれば確かに意味があります。『巧いな』と本のタイトルにしてやられました。

まあ、実際役に立つかは人それぞれ。パーカッションに興味があるならそれ専用の本を読めばいいですし、ここではとりあえず必要になったら改めて見直すという感じでいいのではないでしょうか。

ただ、中でも唯一カウベルのページは参考になります。今まで何度かカウベルを使った事があるんですが、いつもキックペダルの上、バスのフープに取り付けて使っていました。これは若干窮屈になるのが難点。ただこのページではハイハットやフロア側にセッティングされています。まあ、スタンドが必須になりますが、なるほどこういう風にするのもありだなと地味に思いました。

【第4章】 体内メトロノーム養成術

地味だけど重要になってくる項目の1つ。簡単にいうと口でカウントを言いながら叩くための練習方法です。この項目では基本的な4拍子の譜面しか載せていませんが、カウントを言いながら叩く練習で特に効果があるのはポリリズムといった変則的なテクニックを使う時です。

ここでポリリズムとは一体なんだと思った時も大丈夫。この本の第1章『超絶技巧の鬼シリーズ』で紹介されているので安心です。狙っているのかわかりませんがうまいやり方です。気になる方は本書の第1章をチェックしましょう。

そして何より重要なのは、この項目の1番最後に書かれた内容です。この項目の全てを否定するかのような事を書いているので最初は「えっ?」と思いましたが、内容的にはその通りなので反論などしようもなく「なるほど」と納得してしまいました。まあ、何が書かれているかは見てのお楽しみです。

【第5章】 ドラム譜完全マスター講座

これもまた地味だけど重要になってくる項目の1つ。ドラム譜完全マスター講座を別の言葉で言い換えるならドラム擬音語講座と言えます。擬音語とは物が発する音を字句で模倣したものです。

ドラムの音を口で表現したことはありますか?バスなら「ドン」、スネアなら「タン」、ハイハットなら「チ」といった感じです。つまりはそれのことです。まあ、ここでの項目はドラムの音を擬音化させるだけではないので安心して下さいね。

口ドラムがなぜ重要なのかというと、頭で理解する必要があるからです。口で言えるということは、頭で音を考えて口で鳴らすということです。頭で理解しているからできることなんです。すなわちそのフレーズが自分の中にあるということです。口で表現できないなら叩くことはできないと言うぐらいです。頭でちゃんと理解するということも重要なことなんです。それを練習するのがこの項目です。

【第6章】 ドラム・テクニック用語辞典

説明は不要だと思いますが、とりあえず各楽器別に用語が載っています。全部で91個あります。

CDの存在が大きい

やはりCDの存在が大きくて、聞けるという事にすごく意味があります。この楽譜はこういう風に聞こえるんだと確認できますし、練習の際のいい指針になるから助かります。

2枚組みというのはさすがに半端ないボリュームで、中には「マニアック過ぎだよ」とつい突っ込んでしまいたくなるフレーズまでありました。最初に出てくる「パーフェクト・スティッキング」、まあ簡単に言うとスティックコントロールを身に付けるためのいろいろなエクササイズなんですが、基本的な事から応用まで幅広く紹介しているので、やる価値というかやりがいがすごくあります。

注意点

この本に限ったことではないんですが、やはり写真や言葉だけでは伝わりづらいという面があります。ダブル・ストロークとゴースト・ノートのやり方を一部写真付きで解説してはいるものの、イマイチ理解しがたいのが難点です。奏法といった叩き方はやはり映像で見る方が遥かにわかりやすいと思います。

どこかで奏法を映像で確認するなりしないとわかりずらいかなと思います。百聞は一見にしかずとも言いますし、まあリットーミュージックがそこらへんをどうにかしてフォローしているなら、かなり驚異的な教則本になる勢いです。

教則本リズム&ドラム・マガジン直伝「巧」
  • ページ:128
  • 付録 :CD2枚
  • 出版社:リットーミュージック
  • 発売日:2003/3/24

直伝シリーズ

ドラマガ直伝シリーズは『』『』『』があります。どれもいい教則本なのでシリーズを全て持っておくことをおすすめします。もちろん私は全部持っています。

リズム&ドラム・マガジン直伝「技」

ドラムを始めて間もない、フィルインの幅に限界を感じている、何を叩いたらいいかわからない人のための1冊。フットワークやペダルの知識、座り方、バスの踏み方、奏法の種類とその音の鳴り方、どんなジャンルでも対応したフィルインが400種類、様々なエクササイズや練習法がこれでもかと言わんばかりに掲載

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リズム&ドラム・マガジン直伝「響」

リズム&ドラム・マガジン直伝シリーズの第3弾!ハードウェアの知識を完全網羅した至高のハードウェア本!シンバルやペダルを試奏しての感想、スネアのチューニング、ドラムメンテナンス、さらにメーカー工場内まで紹介!試奏楽器の数は数百を超え、なおかつ『聞く』もできる事に驚愕です

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