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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

3連と6連を使った超難関ツーバスパターン2

3連と6連を使った超難関ツーバスパターン2

HammerFall(ハンマーフォール)というバンドに『Built to Last(ビルト・トゥ・ラスト)』というアルバムがあります。その中の『Built to Last(ビルト・トゥ・ラスト)』という曲で使われているツーバスパターンです。

3連符と6連符が絡んだパターンというのは聞く機会が少ないです。なので、出てきた時はなるべく練習をすすめます。習得すれば1段上のテクニックを身に付けられます。

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譜面

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバス3連符・6連符

  1. テンポ105
  2. 足順がオルタネートだと6連符の踏み始めが常に逆
  3. 場合によってはダブルを使うと踏みやすい

足順がオルタネートだと6連符の踏み始めが常に逆

この譜面をオルタネートで足順で表すと次のようになります。

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバス3連符・6連符/足順あり

譜面を見ればわかりますが、6連を踏む時の足順が1回目は右から、2回目は左からになります。

右足が利き足の場合は左からが特に難しいです。左で瞬間的にダブルを踏むかたちになるのでできないときついですし、普段利き足から始めることに慣れている以上、逆足から始める違和感が凄いです。足順を逆にしても踏めるようになっていないとこの違和感はぬぐえません。

このリズムを練習する際はそれらをクリアしてからになります。もちろん、このリズムを練習するのと並行して鍛えるのも可能です。

まずは足だけで練習して、それから今度は片手を加えて、それができたらもう片方を加えて、最終的に全部でできるようになりましょう。

場合によってはダブルを使うと踏みやすい

6連が来る部分を片足のダブルで対処する場合の足順は次のようになります。

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバス3連符・6連符/足順あり

人によってはダブルを使った方が足順が逆にならずに済むのでやりやすいかもしれません。

足順はオルタネートを推奨

今回の速さくらいならまだダブルでも対応可能です。ただし、テンポが速くなればなるほど無理が生じてきます。テンポが遅い時でないとできないというのは汎用性に欠けてしまいます。その場限りでいいならそれでもかまいませんが、長くツーバスを続けていくならいろいろな状況を考えておく方が良いでしょう。

今後のことを考えるならオルタネートで練習するのをおすすめします。3連符と6連符を組み合わせたこの類のパターンはオルタネートで習得しておく方が後々得です。3連符ならテンポが極力速くなったとしても無茶なことにはなりにくいですし、使い勝手も良いですから。

なかなか無いからこそ練習しておきたい

3連符によるツーバスは大体がそのままかそこから抜いた形で演奏することが多いので、部分的な6連符が入っているパターンというのは比較的珍しいです。

足順がめちゃくちゃになるのも敬遠される原因でしょう。後、私自身が聞いている曲が少なく、ジャンルも極端に偏っているせいもあって珍しく感じるのかもしれません。

珍しいというのは逆を言えばあまり使わないことを示唆します。さすがに私も絶対やらなければならないと猛プッシュ出来ないほどマニアックな使い方ではあります。

ただ、だからといってまったく練習しないのも寂しいです。私も過去に似たようなパターンを実演動画付きで紹介しましたが、出来るようになると案外楽しくなるものです。

マニアック過ぎると自己満足になってしまいますが、実際に曲で使われていますし、実演動画を作れただけでも練習した価値はあったのかなと思います。もちろん、これを練習した成果がどこかしらで私のツーバステクニックに宿っているのも事実です。マニアックだからといって練習して意味が無いわけではないのだなと思う今日この頃です。

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練習しないと慣れない左足から始まるツーバス3連符リズム練習しないと慣れない左足から始まるツーバス3連符リズム
左右の足の独立が重要な32分音符が入ったツーバスパターン左右の足の独立が重要な32分音符が入ったツーバスパターン