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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

音楽専門学校在学時はほぼ毎日のようにリハスタをレンタル。ドラム漬けの日々だった

リハーサルスタジオ(リハスタ)を借りて個人練習をする時、たまに音楽専門学校に通っていた時のことを思い出します。授業が終わった後や講義のない時間にスタジオを借りてよく練習していたなと。

ドラムは気軽に本物で練習できない楽器です。その理由は明白で、環境にあります。騒音・振動といった周りに対する環境を整えるのがかなり難しいからです。

しかし、本物を叩かないとわからないことがたくさんあります。楽器を叩いた感触や音のニュアンス、体の使い方など、トレーニング用のパッドとは大きく違います。少しでも本物にふれる機会を多くしようと躍起になっていました。

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お昼休みにレンタル受付

某音楽専門学校では、授業などで使っていない空いているスタジオがあれば自由に借りられるシステムになっていました。これをめぐって受付場所には長蛇の列ができるわけです。

受付場所はどこだったか詳しく覚えていないのですが、どこかの部屋(イスやテーブルがあってくつろげる部屋)の片隅でした。最終的にはライブスペースに隣接するちょっとした休憩場所のような所に変わりましたが、時間になるとそこにスタッフの方がやってきます。早い者勝ちではありますが、すぐさまレンタルできるわけではなく、あくまでスタッフ待ちです。

ここで面白いのは、ドラム科の面々は待ち時間にパッドで練習を始めてしまうことです。課題をやり始める人もいれば、単純に暇つぶしに行う人もいます。全員がやるわけではないですが、1人2人はトコトコやってしまう感じです。

当日出された課題や予習・復習などを始める時もあって、いろいろ話をしながら切磋琢磨する光景もありました。

誰がどのパッドを使っているかもわかります。どんなのがあるかは、『ドラムの練習におすすめな持ち運びに便利なコンパクトサイズのパッド』を参考にしてみて下さい。

周りは若干迷惑だったかもしれませんが、音楽学校のお昼休みなんてそんなものなのかなと。他は知りませんが、私が通っていたこの学校では何かしら楽器を弾いたりしているのは日常茶飯事でした。

体がほぐれてくるぐらいでスタッフがやってきます。その手にレンタル記入用紙を持って。

スタッフは受付場所に来ると同時にレンタルできる部屋が書かれた紙も持ってきます。生徒はレンタルしたい部屋の欄に名前を書きます。その際、レンタルカードを提示します。

レンタルカードは生徒1人1人に配られるカードで、

  • 学年
  • 学科
  • 専攻
  • 学籍番号
  • 名前
  • 顔写真
  • バーコード

などが書かれてあります。

私のでいうと、2年・音楽学科・ドラム専攻といった感じです。

生徒ではない人にスタジオは貸せませんから、在学生を証明するために提示する必要があるのは当然といえば当然です。

スタジオはバンド練習が目的で借りる人もいれば、個人練習で借りる人もいます。個人で借りる人のほとんどはドラム科、つまり私を含めたドラマーの人たちばかりです。

冒頭で書いたように、本物のドラムを使っての練習はスタジオでないとできませんので、とにかくスタジオをレンタルすることが大事になってくるわけです。むしろ、ドラマーには取れるかどうかで死活問題になってくるので気が抜けません。

リハスタの数はゆうに10以上ありましたが、授業で使われることを考えると毎回そこまで入れるわけではありません。時には借りられるスタジオの数に対して数倍もの人が並ぶこともあって、借りられずに帰った経験が何度もあります。

無事に予約を済ませたら時間が来るまで待機。授業があるならそれに出るなり、多目的スペース(待合室みたいなものでイスとテーブルが置いてある)で休憩したりします。

部屋は好みがわかれる

ドラムの授業でよく使う部屋は在学しているドラマー以外あまり人気が無かったように思います。頻繁に授業が行われているので空いていること自体があまりありませんでしたが、レンタル受付時は結構後半まであまっていたイメージがあります。

パッドが多く置かれていて若干狭かったのもありますかね。もしくは、ドラマー以外は普段あまり使わない部屋だからかも。大体がアンサンブルで使うスタジオばかりが率先して埋まっていく状況でした。かくいう私もお気に入りのスタジオが開いていたらそこばかり入っていましたが。

レンタルできる部屋が増えた

私が卒業する間近でしたかね、学校所有の新しいビルができたのは。真新しいスタジオに何度か入ったことがあります。

部屋が増えたのはありがたいでした。備え付けのリズムマシンが新しくなっていたり(ちょっといいやつだった?)、ドラムセットも新しい物が入っていました。まだこなれていないバスドラが新鮮で、もっさりした音が印象的でした。

ギター科の同級生(バンドメンバー)と2人で練習した思い出があるのもこの新しいビルのスタジオでした。その人がまさにこれからスタジオに入って練習するというところで私とたまたま出会ったわけです。軽く話をするうちに、

「今度ギターの実技授業で演奏する曲があって、それをこれからスタジオに入って練習するところなんだ。そうだ、曲に合わせるより実際にドラムを叩いているのに合わせる方が練習になるから、暇なら叩いてよ」

となったんです。

『なんという無茶ぶり』

と思いましたが、その時初めて渡されたギター譜(ギターのフレーズしか書いていない)を見ながら一緒にスタジオに向かったのは良い思い出です

ちなみにその時に練習した曲はAndy Timmons(アンディ・ティモンズ)のGroove or Die(グルーヴ・オア・ダイ)です。ギターがはしゃぎまくっている曲です。

渡された譜面は小節数といった長さがわかるだけでドラムのフレーズはわかりません。とはいえ、この曲はテンポは速いですが、単調なリズムが続くのでそこまで難しくありません。フィルインも難しいものはありません。最終的には適当にフィルインを入れて遊ぶような感じで叩いていました。シンプルな曲だからこそ、いろいろ好きにできる自由度があります。

ドラムを習って2年も経てば、そつなくこなすスキルが付きます。自分の好きなジャンルならいくらでもできますが、それ以外のジャンルであってもある程度は無難にこなせるようになるんです。

山なりのイメージですかね。中央が高く、両端が低い。中央を好きなジャンルのテクニックとすると、両端はあまり興味が無いテクニック。とはいえ、幅広くできるようにカリキュラムは組まれているので、いろいろ練習してくるわけですよ。となると、最終的にはある程度のことなら叩けるようになるんです。器用貧乏といえますかね。

ただまあ、当時はさわりくらいはできていても、まったく叩かなくなった今となってはからっきしです。ジャンル特有のリズムとかをいきなり叩けと言われても難しいです。

渡された曲が初めて演奏する曲だったとはいえ、比較的簡単で自由度も高い曲で良かったです。新しいスタジオだったこともあり、思った以上に楽しい時間だったので良く覚えています。

さて、ちょっと脱線しましたが、ここでいったん話を戻しましょう。

スタジオに入ってからはいたって普通

練習時間になったら本来の受付にカギをもらいに行きます。レンタルカードを提出してカギを受け取ります。マイクとケーブルもここで借りられます。私はバンドで使う以外は借りることはありませんでしたが。

リハスタに入った後もやることは変わりません。学校のリハスタといえど、やること自体は他のスタジオに入った時とそう大差はありません。唯一違うとすれば、たまに乱入者がいることです。知り合いとか、同期のドラマーとか。

もちろん、同じドラマー仲間といえど、練習の時は相手に気を使って不用意に入るようなことはしません。休憩中や、こちらから招いたりしない限りはドアの外から眺めるくらいです。

練習が終わったら片付けて元の状態に戻します。電気を消して、カギを閉めて、受付に行きます。カギを返してカードを受け取ります。

キャンセル待ちがちょっとした希望

カギを返しに行った時に次の時間のキャンセル待ちを確認します。何らかの事情で予約していた人がキャンセルした場合、代わりに入ることができます。

ちなみに次のコマの開始時間から15分(10分だったかな?)経っても受付されなかった場合もキャンセル扱いになります。たとえば、17時から予約していた場合、17時15分までに受付を済まさないとキャンセル扱いになるわけです。キャンセル後は誰でも入れるようになるのでタイミングが合えば続けて練習ができます。

自分が予約した時間が終わってもチャンスが残されているわけです。キャンセルを取れるのは稀でしたが、それを確認してからいつも帰っていました。明確な理由がないなら待っていても仕方ありません。次のコマまで90分空くわけですから、ぼーっと待つくらいなら帰ってパッド練習した方が有意義だと思っていました。

ほぼ毎日、本物のドラムで練習

授業でも本物を叩く機会は多いですが、それ以外の個人練習でもほぼ毎日叩いていました。本当にドラム漬けの毎日で、授業内容にプレッシャーを感じながらも、得難い時間を過ごしてきました。

卒業して環境が変わっても、リハスタをレンタルして本物を叩くのは変わりませんね。

さすがに毎日とはいかず回数もかなり減ってしまいましたが、本物を叩けるとやっぱり楽しいです。これからどれだけ時間が経ったとしても、本物を叩く楽しさは変わることはありませんね。

※記憶があいまいで正確でない部分(大きく逸脱してはいないとは思いますが)もありますが、どうかご容赦ください

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