ドラム練習パッドを使用するにあたっての注意点
- 叩いた時の感触が全然違う
- なるべく本物をイメージする
- イスに座って練習する
- 地味な練習
- 騒音・振動について
- 一時的な代用品
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叩いた時の感触が全然違う
パッドと本物のドラムとでは、叩いた時の感触が全然違います。練習パッドはあくまで練習用。パッドで慣れてしまった人が初めて本物を叩いた時は、その違いにかなり戸惑うことになるでしょう。
私も最初はパッドばかりで練習していたのでよくわかります。本物を叩いた時の細かなニュアンスやその感触・感覚は、本物を叩かないとわからないので、修正が必要だということを頭の中に入れておきましょう。
なるべく本物をイメージする
本物のドラムを叩いたことがないとイメージするのは難しいと思いますが、根本的な言い方をすると「最終的に叩いているのは練習パッドではなく本物」です。叩いている物がパッドであるならなおのこと、頭の中だけでも本物をイメージしましょう。
素振りをするにしても『ドラムセットを前にして、イスに座って叩く』というのをちゃんとイメージしながらしますよね?とんでもない所にあるスネアを想像しながら叩いたりは決してしません。
楽器の細かな位置はセッティング次第でいろいろ変わりますが、奇抜なセッティングでもない限りオーソドックスなセッティングになるでしょう。それをイメージして叩くようにしてください。そうすることで本物とのギャップを少しでも小さくできます。
イスに座って練習する
練習パッドでよくあるのは、パッドを地べたに置いてそのまま座って練習することです。上記にもありますが、『最終的にはドラムセットを前にして、イスに座って叩く』ことになります。
地べたでは足を自由に動かす事もできませんし、イスに座っての体重移動や足の動きをイメージできないので、なるべくスタンドや高さを合わせた台などを下に置いて叩くようにしてください。
地べたがすべて悪いという訳ではありませんが、どうしてもそうでなければできない、といった一時的な場合のみに留めておきましょう。決してそれが基本スタイルにならないようにだけ注意してください。
地味な練習
ギターやベースは本物での練習が比較的簡単にできますが、本物を持つことが難しいドラムに至っては、その練習もかなり地味になります。お世辞にも派手とは言えない練習をどこまで続けられるかによって、今後が大きく変わってきます。
練習の中に自分なりの楽しさを見出してください。私は日々「上手くなっているんだ」という意識を持って練習していました。実際、練習に手応えを感じる時はどんな辛い練習でも楽しく感じましたし、上手くなっていると自覚できた時は何時間でも練習したいと思うこともありました。
モチベーションを保つのは大変ですが、練習をすることで「自分がどうなっていくのか」を明確に想像できれば、辛くとも続けられるはずなので忘れずにいてください。
騒音・振動について
家庭環境によってはパッドを使用するのも難しくなる時があります。物によってはかなりの音が出る物もあるので注意してください。家族の了解ももちろんですが、近隣の人達への配慮も必要です。
特にキックペダル用のパッドは要注意で、かなりの音と振動がともないます。マンションなどではなかなか使用が難しいでしょう。工夫次第で振動を抑えることができるかもしれませんが、何も考えずに使用すると周りの迷惑になるので注意してください。
一時的な代用品
練習用パッドとはいえ、確かに練習になるので無しで考えることはできませんが、あくまで一時的な代用品という認識をもっておきましょう。1番良いのは本物を叩くことなので、忘れないようにしてください。