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レンタルスタジオでのドラム練習でスティック以外に必要な物、あると便利な物

レンタルスタジオでのドラム練習でスティック以外に必要な物、あると便利な物

ドラムを叩くにはスティックが必要です。では、それ以外では何がいるのでしょうか?スタジオに持っていく物、あると便利な物を紹介します。

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スティック以外に必要な物とは?

チューニングキー

チューニングキー画像

ドラムのスネアやタムタムといった太鼓部分はヘッドと呼ばれるプラスティック板を取り付けています。ヘッドの貼り付けをきつくしたり、緩くしたりすることで、音の高さを決めています。チューニングキーは貼り付けの強さを調節する上で必要な物なんです。ドラムには切っても切れない存在がこのチューニングキーというわけです。

最初の内は音の高さの調節といってもあまりピンとこないかもしれませんが、音程以外にキックペダルの調整にも使います。後、ドラムセットによってはタムの傾きを調整する時にも使います。スティックはドラムを叩く上で必要な物ですが、ドラムという楽器を扱う上ではチューニングキーが必須になるんです。

楽器店などで1個数百円で売っているので、スティックを買うついでに一緒に買っておきましょう。買う時はとりあえず2個ほど買っておく事をおすすめします。ドラム機材の中でも特に忘れやすく失くしやすい物なので、仮にどこかに置き忘れたとか失くしたとかでも焦らないように、予備としてもう1個持っておきましょう。備えあれば憂いなしです。

どれかを選んでおけば大丈夫

自分で選ぶのもいい

チューニングキーの一覧

チューニングキーが無いと練習できないわけではありません

ほとんどのスタジオではドラムセットと一緒にチューニングキーも置いています。無ければ店員さんに言って貸してもらうこともできます。チューニングキーは高額な物ではないので自前の物を持っていく方が手っ取り早いと思います。

動きやすい服装

必ずジャージとまでは言いませんが、ある程度は動きやすい服装にしましょう。特に女性は気を付けた方がいいですね。ドラムを叩くといってもスカートでは気を使うこと間違い無しです。上半身もあまり着飾っていては腕を動かしにくいと思います。

後、服装もそうですが、何かと忘れやすいのが靴です。ブーツや足首まで覆うようなガチガチの靴では足を動かすのも一苦労です。踏みにくい事この上ないと思うので、ドラムを叩く際はなるべく足首を自由に動ごかせる靴、スニーカーやドラム専用に別途用意した物などを履きましょう。見た目も追求するなら話は別ですが。

練習曲・練習フレーズ

ただ漠然とスタジオに入ってももったいないだけです。本物のドラムを前にして、何を叩くか決まっていないとどうしようもありません。練習したいフレーズや曲をあらかじめ考えておきましょう。

スタジオ会員証

普段行くレンタルスタジオが会員制なら(会員制ではない所は見たことがないですが)、そこの会員証を忘れずに持っていきましょう。意外に忘れやすいので気を付けましょう。忘れたとしても大目に見てくれる所もありますが、余計なトラブルは避けて通るためにも欠かさず持っていきましょう。

お金

わざわざ言う必要は無いかもしれませんが、一応ふれておきます。財布を見たら「お金が入っていない!」なんて事にならないよう必要な分は事前にチェックしておきましょう。

スタジオ代はもちろん、そこに行くまでの交通費、喉が渇いた時の飲み物代、スティックが折れた時(予備があれば大丈夫)の購入代金、練習終了後のバンドメンバーなどとの食事代、ちょっと気になっていた雑誌・楽器関連本や関係機材、欲しいと思っていたCD、等々、ふとしたことで必要になる場面はいくつもありますよ。

予備のスティック

お金の所で若干ふれていますが、結構大事です。練習の時は1セット(2本)しか持っていかないというのはなるべく避けましょう。練習中に折れてしまうことがよくありますから。というか折れるのが前提で練習するのが普通です。

2本しかないと片方が折れた瞬間にもう叩けなくなります。片手でもできる練習内容であれば話は別ですが、そうでないなら予備としてもう1セット持って行きましょう。慣れている人は常に3、4セットは常備しています。私も昔、2時間の練習で4本折れた経験があるので、スティックの補充は十分にしておきましょう。

あると便利な物

あると便利な物

キックペダル

ドラマーなら自分のペダルを持っておく事は大事です。クオリティーの高いパフォーマンスという意味でも、日頃使い慣れた自分のペダルの方がいいと思います。スティックの次に必要なメイン機材と言えるのではないでしょうか。

とはいえ、最初はどのペダルがいいのかもわからないと思うので、スタジオに置いてある物を吟味していきましょう。ヤマハやパール、タマというようにスタジオによって置いてあるペダルも変わってきます。それらを試し踏みして、自分がいいと思う物を買えばいいので焦る必要はありません。

私のおすすめ

PEARL P2050C
PEARL P2050C

私のおすすめは自分も使っているPEARLのエリミネーターです。

ペダルの中でも最高峰

DWキックペダル9000PB
DW 9000PB

DWの9000PBはペダルの中でも最高峰といえる位の性能の高さで、とにかく軽くて踏みやすいです。値段は高めですが、一生物にするのであれば文句なくこれでしょう。

へヴィーサウンドを求めているなら

TAMA HP900PN
TAMA HP900PN

TAMAのアイアンコブラは若干ずっしりとして重い感じがありますが、へヴィーサウンドを求めているなら逆にぴったりだと思います。

アクションも軽くて扱いやすい

YAMAHA FP9500C
YAMAHA FP9500C

YAMAHAのFP9500Cはスタンダードなペダルです。アクションも軽くて扱いやすいです。個人的にフェルトビーターBH85Fが好きです。

専用の靴

コンバース
意外に多いのがコンバース

普段履く靴は様々な種類がありますが、ドラム専用の靴というのはありません。各楽器メーカーのカタログやHPを見ても載っていません。つまり、靴は一般に市販されている物を自分で選んで使うことになります。

普段お出かけ用に履いている物でも構いませんが、ブーツなどのガッチリした靴はやりにくいかと思います。靴にも重さがあり、底の厚さ次第で踏んだ感触が違ってきます。『ドラムを叩く時はこの靴で』というようになるべく専用の物を用意しておくといいと思います。

市販の靴の中でも意外に多いのがコンバースです。「何気に見たらコンバース」といった感じです。神経質になる必要はありませんが、踏み心地が変わってくるので少しは気にしておきましょう。

私の使用している靴はつま先とかかとを持って曲げられるぐらい柔らかい素材で出来ています。ペダルを踏むという感覚をしっかり感じたいので、底もあって無い様なほど薄いものです。

メトロノーム

デジタルとアナログのメトロノーム
左:デジタル、右:アナログ

メトロノームは練習をする際に必ず必要と言っても過言ではないほどの存在です。ドラムに限らず、楽器を練習するなら必須だと思います。メトロノームにもいろいろ種類がありますが、大きく分けてアナログデジタルがあります。

アナログは「カチ・カチ」と棒を左右に振って鳴らし、デジタルは「ピッ・ピッ」という音を鳴らします。基本的にどちらでも構いませんが、私はデジタルをおすすめします。

デジタルは本当に多機能な物が多いです。クリック機能はもちろん、リズムやビートを変えたり、ピッチを測ったり、私が使っているDr.Beat DB-30はなぜかタイマーやストップウォッチにもなります。

イヤホンジャックも付いているので、ヘッドフォンを使えば周りに迷惑がかかる事もありません。そういう多機能メトロノームは練習の際の良きパートナーになってくれるので、1つは持っておきたいですね。

音楽プレーヤー

Apple iPod shuffle
Apple iPod shuffle
メトロノームによる練習もさることながら、曲を練習することもままあります。コピー曲やオリジナル曲など、音源を聞きながら練習するにはプレーヤーが欠かせません。私はAppleのMP3プレーヤーiPod shuffleをよく使っています。安くて軽くてコンパクトなのでとても重宝しています。

ヘッドフォン

SONY MDR-CD900ST
ミュージシャンにはもはや定番 SONY MDR-CD900ST

メトロノーム(デジタル)のカウントや曲を聞きながらの練習にもってこいです。ドラムはギターやベースとは違いツマミ1つで音量調整というわけにはいきません。素で結構な音量が出るので、クリック音が聞こえなくなります。

そんな時はヘッドフォンを使って直接カウントを聞けば問題解決です。曲を練習する時にも役に立つので、メトロノームやプレーヤーとセットにして持っていくといいでしょう。ミュージシャンにとっての定番ヘッドフォンと言えば、SONY MDR-CD900ST。私も持っています。

※メトロノームやプレーヤーなど、使う機器によってはジャックの種類が異なる場合があります。標準プラグかミニプラグかしっかり確認しておきましょう。変換プラグを購入すれば大丈夫です。

延長ケーブル

ELECOM ヘッドホン延長ケーブル
ELECOM ヘッドホン延長ケーブル

ヘッドフォンの種類によってはケーブルが短くて使いづらいことがあります。余裕を持って練習するためにもヘッドホン延長コードを用意しておくといいでしょう。

その際、百均などに売っているクリップなんかも一緒に用意しておくといいですよ。ケーブルが長いと叩いている最中に揺れてしまい、気をとられてしまうこともあります。クリップを使って服などにしっかり固定しておけば、気をとられることなく集中して練習できるので便利です。

ガムテープ

スネアやタム類をミュートする時に使います。叩いた衝撃で少しずつズレてくるスネアやシンバルのスタンドの固定にも使え、ちょっとしたネジの緩みなんかも固定する事ができます。ライブなんかではカンペ(曲の進行表)などを貼り付ける時にも最適。

1番役に立った経験はツインペダルを使用していた時にシャフトの可動部分が壊れて外れた時。ガムテープでグルグル巻きにして対処する事で難を逃れる事が出来ました。不意のトラブルといった機材関係でいろいろ活躍してくれるので、持っておくとなにかと便利です。

教則本

これからはじめる!!ドラム入門
これからはじめる!! ドラム入門

練習の際に役に立つツールの1つがドラム教則本です。最初はやはり本に頼る所が多いと思いますし、譜面台に置いてにらめっこしながら練習する事も珍しくありません。あまり汚したくなければ、練習する部分だけでも印刷すれば、持ち運びも手軽で直に書き込む事も出来るので練習効率が上がります。

新しい楽譜(メモ帳)とペン

コクヨ キャンパスノート 音楽帳 ツインリングとじ A4 五線譜
コクヨ A4 五線譜

気付いたことやちょっとしたこと、思いついたフレーズなんかをメモする時に使います。ドラムに接している時だからこそ、良いアイデアが浮かぶというものです。こうしよう、ああしてみようと出てきたアイデアを忘れずに書き留めておきましょう。良いアイデアは叩いている時にこそ出てきます。

個人練習でもそうですが、バンド練習でも使えます。曲のアレンジや進行などに変更があった時も書き留めておけば後で見直せますし、練習後の話し合いなどでも役に立つでしょう。かさばらないので筆記用具と一緒にかばんに入れておきましょう。

絆創膏(バンドエイド)

怪我がないとは言い切れません。稀にですが、シンバルをミュートしようとして手を伸ばした時に爪と指の間にさしてしまい怪我をしたことがあります。それ以外に不注意で指を切ったりもします。フォームが固まっていない最初の内は気を付けた方がいいかもしれません。

個人的にあると便利だと思う物

デジタルカメラ or ビデオカメラ

Nikon COOLPIX S600
Nikon COOLPIX S600

デジタルカメラビデオカメラは自分の練習風景を撮影する目的で使います。本当の意味で上手くなるためには自分がどういう風に叩いて、どういう風に音が鳴っているのかを客観的に見て・聞く必要があります。

叩き方で言えば、変な叩き方をしていないか、妙な癖が付いていないかなど。もちろんパフォーマンスのチェックにも使えます。音で言えば、強弱といったダイナミクスや細かい音もちゃんと表現できているかどうかなどです。

ただ、デジカメの動画機能やビデオカメラにしても音に関してはあまり良いとは言えません。楽器は大音量なので、良いマイクを搭載しているカメラでも無い限り、なかなか鮮明にとはいきません。それでもないのとあるのでは大きな差が出るので、なるべく自分自身が出している音というのを客観的にチェックしていく方がいいと思います。

Canon iVIS HF R31
Canon iVIS HF R31

自分の練習風景を撮影して後でチェックするのは、私がおすすめする練習方法の1つです。こうでもしない限り、自分で自分をチェックするなんてまず出来ませんから。

それに良くも悪くもいろいろと見えてくるんですよ。良い所・悪い所がわかるので、上手くなるための近道と言えるのではないでしょうか。

右も左もわからない最初の内から何処がいけないのかがわかるなら苦労はしないかもしれませんが、過去の自分の練習は意外にもお宝になったりします。なるたけ記録していくことをおすすめします

三脚

HAKUBA 4段三脚 W-312
HAKUBA 4段三脚 W-312

カメラを取り付けて高さや角度を自由に調節出来るようにするための道具です。良いと思うアングルでの撮影が可能になり、安定した映像を撮ることが出来ます。

カメラを持っているなら三脚も持っていないとその力を最大限発揮できません。練習の際はセットで持って行きましょう。

自分専用の機材を手に入れよう

ドラムを叩くためにはいろいろと準備する物があります。ドラマーならスティック以外にもある程度機材を持っています。スティックの次に重要なのはキックペダルですかね。それ以外ではスネアにシンバルなんかもありますよ。

借りられるのになぜわざわざ買うのか?

スタジオではいろいろと機材を借りられます。最低限必要なのはスティックなんですが、それ以外の物に関してもちゃんと自分専用に用意した物を使う方が、よりクオリティーの高いパフォーマンスができると思います。

「借りられるのになぜわざわざ買うのか?」と疑問に思うかもしれませんが、そこはやはり、自分に合う物を使うというのが1番の理由です。使っていくうちにどんどん愛着もわきますし、なによりそれ自体をすごく理解できます。

そして、信頼を持って使う機材は絶対に裏切りません。それどころかさらにいい音を、もっといいプレイをさせてくれることでしょう。

まずはスタジオで吟味する

スタジオではいろいろと機材を借りられるので何度も通ってチェックしていきましょう。スタジオによっては置いてある機材も変わってくるので、近場だけでなく、少し遠くても行ってみることをおすすめします。スタジオのサイトを見て、どんな機材があるのかを確認するのも良い方法です。気になる物があれば実際に行って使ってみるといいでしょう。

レンタルスタジオだけでもいろいろ調査ができるので活用しない手はありません。あなたの行きつけのスタジオにはどんな機材が置いていますか?ほとんどのスタジオはヤマハ、パール、タマですかね。セットやキックペダル、スネア、タム、シンバル、スタンド、いろいろチェックしておきましょう。

本当に必要なのかを考える

マイ機材を持つ事は凄くいいことですが、何でもかんでも買いまくるのはどうかと思います。叩くだけならスティックだけで事足りますが、それ以上を求めるとなるといろいろ大変です。時間にしろ、お金にしろ、知識にしろ。

だからこそ、最初はスティックだけでいいと思います。スタジオに入れば機材が使えますし、気に入った物が見つかってから買っていけばいいです。お財布にも限界があるので本当に必要な物を選んでいきましょう。

スタジオにある物を使ってある程度機材を理解してから、本当に自分に必要な機材を買っていけば無駄がありません。それが本当に自分に必要なのかをじっくり見定め、必要ならば買う。無駄使いは減らして効率良く揃えていきましょう。

必要なモノを探そう

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