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パールのツインペダル・エリミネーターの全機能

パールのツインペダル・エリミネーターの全機能

安定性に優れているからコントロール抜群
多少クセのある人でも使いやすい
それがパールエリミネーター

どんなに多彩な足技があってもこれがないと始まりません。そう、それがペダルです。「足で踏む動作」を「バスを叩く動作」に変換してくれるドラマーにとっては魔法のような品物です。

種類も豊富なら形や用途も各メーカーで違います。その中でどんな用途にも応えてくれるスペシャルなペダルを紹介します。私が本気でドラムを志した時に買ったペダルが、このエリミネーターです!

こんな人におすすめです

  • どのペダルを買うか迷っている
  • 使いやすさを求めている
  • 安定性があってコントロールもほしい
  • ひたすらパワーを求めている
  • 足に合わせた調整がしたい
  • 1段上のスピードがほしい
  • 足の動きに忠実に反応してほしい
  • パワーもスピードもコントロールも1台だけで済ませたい

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オリジナル機能により大胆にそして繊細セッティングが可能

オリジナル機能

1ドライブアクション

チェーンとベルトの2種類あります

詳細

2チェンジカム

タイプ別に複数のカムを付け替え可能

詳細

3パワーシフター

フットボードのヒールを3段階に調節可能

詳細

4アジャストメント

フットボードの角度を3段階に調節可能

詳細

5ビーターアングル

スプリングに関係なくビーター角度が調節可能

詳細

6スプリング

緩みを最小限に抑え調整幅を広く設定可能

詳細

7ビーター

1本で4つのバージョンを使い分けられる

詳細

8フットボード

7つの滑り止めを活用して滑りを調整可能

詳細

9スペック

メーカー、型番、備考などを一覧できます

詳細

すぐに手に入れたい人は

ドライブアクション

チェーンドライブアクション

チェーンドライブアクション

安定性と伝動性が高く、横ブレも抑えるので力をダイレクトに伝えることが可能。フットワークの力を効率よく伝えることでパワーの分散を防ぎ、ノイズを限りなくゼロにします。精度も高く、多少の癖があっても見事にカヴァーしてくれます。少し重く細かい動きは苦手ですが、その分パワフルなサウンドになります。パワー重視の人に向いていて、写真は私が使っているダブルチェーン式です。

ベルトドライブアクション

ベルトドライブアクション

細かい動きも感じることができるので、コントロール重視の人に向いています。強度が高い特殊な樹脂と伸縮に優れたフィルムでベルトを作っているので、耐久性は抜群です。踏み心地も軽く動きも快適です。チェーンよりアタックが弱くブレも強いので初心者の人は扱いにくいかもしれませんが、その分スピードが出せるのでそういう意味ではもってこいです。

チェンジカムシステム

BLACK:パワー型

黒カム

オリジナルサイズの真円カム。シンプルかつクセがないのが特徴

BLUE:スピード型

青カム

回転軸を中心からずらした偏芯カム。軽くスムーズな初動が特徴

RED:フットワーク型

赤カム

回転軸を中心からずらした偏芯カム。細かい動きができるのが特徴

WHITE:コントロール型

白カム

黒を一回り大きくした真円カム。踏みやすく軽いアクションが特徴

PURPLE:フットワーク型

紫カム

別売パープルカム。レッドとブルーの中間のアクション

YELLOW:スピード型

黄カム

別売イエローカム。ダイレクトドライヴのニュアンス

の4つのカムを自由に付け替えることができるので、より繊細なセッティングが可能です。色でパターンを識別できるので、どのタイプに特化しているのかが一目瞭然です。先に挙げた4つが標準装備で、それ以外にパープルイエロー(両方別売)が登場しました。それによりさらに自分のスタイルに合ったカムを見つけることができます。

ちなみに私はいつも黒を使っています。使った感じ、4つの中で1番私の足に合うのが黒だからです。最初からパワーを求めていたので当たり前なんですが、それでも実際に使ってみないと分かりません。1通り使った結果、黒になりました。

もちろんそれ以外も場合によっては使います。速い曲では青に変えてスピードを伝えやすくしますし、ダブルを多用する時は赤に変えたりします。黒では微妙にニュアンスが違うと思った時なんかは思い切って白に変えて軽くしたりします。他のペダルではこうはいかないので、まさにエリミネーター様々ですね。

ただ、1つ欠点があって、選べるのはうれしいのですがたまに迷う時があります。こっちも良いけどあっちも捨てがたい。そんな時って良くありますよね?(笑)。私は特に黒か青かでよく悩みます。要はパワーかスピードかなんですけど。

叩く曲のテンポや曲調でどちらの要素もほしい時はかなり迷いますね。あえてどちらかなんてって良く思います。まあ、今の所12対9で黒がリードしていますけどね。欠点といってもうれしい欠点で、選んでる時って実は楽しいです。

パワーシフター

LIGHT

ライト

NORMAL

ノーマル

STRONG

ストロング

写真を見て分かるように、フットボードのヒール部分が前後3段階に調節できます。それによりそれぞれ全く異なる踏み心地を生み出すことができるのが特徴です。ボルト部分はチューニングキーを使えば緩めることができるので、練習やライブ時でも手軽に調整ができます。

左からライト・ノーマル・ストロングの順番

右にいけばいくほど、フットボードの前方が上がるので、より深い踏み込みが可能となります。大きく踏み込める分、迫力のあるサウンドが得られます。
左にいけばいくほど、フットボードの前方が下がるので、踏み込みが浅くなります。フットボードの戻りも速くなるので、スピーディーな演奏が可能です。

用途によって4種類のカムと組み合わせれば、より効果が増します。私はパワー・スピード両方の要素が必要で、オールラウンドに使えるようにノーマルにしています。どうしてもという時はこの部分をズラします。カムを変える時間がない時は効果絶大です。さっと変えて、さっと戻せるこの機能はやみつきになります。こんな機能を作ってくれたパールさんには本当に感謝です。

アジャストメント

手前

手前

真ん中

真ん中

奥

ビーターの角度はそのままで、フットボードの角度を3段階に調整できるのがこのアジャストメント機能です。写真のドライヴコネクター(四角形のネジ)をチューニングキーで緩めればスライドさせることができます。ネジを囲うように壁があって、その横に2つ溝があるのがわかりますか?そこに合わせることになります。

踏み込みの深さを自由に変えられるので踏んだ後の戻りの調整にもなります。ダブルの時にその効力を発揮してくれるので多用する人にはうれしい機能です。ちなみに私は踏み込みが深い方がやりやすいので、1番手前(写真左)にしています。あなたはどれにしますか?

ビーターアングル

本体側

本体側

子機側

子機側

高精度のボールベアリングを使ったローラーが無駄のないスムーズな動きを可能にしてくれます。スプリングの強さを変えることなくビーター角度が調節できるので、アタックの感触を自由に変えられます。

下げれば下げるほど強くパワフルに、
上げれば上げるほど軽くスピーディーになります。

写真では私の実際のセッティングを載せています。長年使っているのでちょっと汚いですけど、まあ年季が入っているということで勘弁して下さい(笑)

私の場合は本体側をちょっと下げ気味に、子機側をセンターにしています。右はパワー重視なので、踏み込みを深くとるようにしています。踏んだ感触が浅目だとやりにくく、ボードの返りの感触が分かりにくいからです。

左はセンターなんですが、実はこれは最初からこのままなんです。右はいろいろと角度を変えて試していたのですが、左に関してはあまりイジくっていません。まずは左足自身の強化をしなければと思っていたので、ペダルもとりあえずノーマルにしていました。

それが徐々に定着してきていざ変えようと思った時には、既にそのセッティングじゃないと駄目みたいな感じになっていたんです。軽くしても踏んだ感覚が伝わりませんし、重くしても逆足だけにスピードが出しづらくなるんです。

右なら多少の変化にも対応できますが、左は素直になりすぎていつも通りじゃないと落ち着かないんですよ。もっと鍛えていかないといけないんですけど、まだまだ時間がかかります(笑)

スプリング

スプリング

より強力を追求し、異なる形状でのスプリングを使用しています。少しのバネの緩みが命取りになるのがペダルです。緩んでしまうとブレが発生しますからね。ですが、これはそう簡単に緩まないので安心してプレイに集中できます。フットボードとビーターとのバランス調整が細かく設定できるようになっているのも利点です。細かい所まで調整できるからこそ、安心して踏むことが出来るのです。

ビーター

フェルト・プラスティック/タテR・ヨコR

  1. フェルトヨコR
  2. プラスチックヨコR
  3. フェルトタテR
  4. プラスチックタテR

斬新なアイデアで生まれたのが、このクォードビーター(QUAD BEATER)です。フェルト・プラスチック共に2タイプの計4タイプを1本で使い分けられる優れ物。どちらも共にタテR(ヘッドに面で当たるタイプ)、ヨコR(ヘッドに点で当たるタイプ)とがあり、用途によって変えることが出来ます。これ1本で自由自在なのでたいしたものです。

フェルト
ソフトで温かみのある音なので、雰囲気を大事にする曲で使うとより表現がしやすくなります
プラスチック
バチバチのアグレッシヴな音になるので、ハードな曲で使うとノリがアップします
タテR
面で打面を叩くので踏んだ後の跳ね返りを抑えることができ、それにより安定した音を出すことが出来ます。1発1発を大事にする人にはおすすめです
ヨコR
点で打面を叩くので跳ね返りが強く、より回転の速いプレイができます。特にダブルを多用する人にはおすすめです

フットボード

フットボードのバージョンと滑り止め

7つの滑り止めを上下に配置することで、滑りを抑えたい場所を変えることが出来ます。滑り止め自体も1つ1つ取り外し可能なので、足の滑り具合を細かく調整できます。形も突起状になっていて、大きさは写真の通り1円玉を2回り小さくした感じです。

プレートはスライド奏法にあわせたガイドラインが3本入っていて、上下を逆にすることでやりやすさが大きく変わるのでより自分に合ったセッティングができるのが特徴です。

フットボードはスプリングやビーターとのバランスが重要でより安定させる為に厚み・重量を上げています。足にフィットするような形になっているので踏みやすいです。

ちなみに私は滑り止めを下にしています。ちょうど踏む場所に来るので安定した踏み方が出来ます。ダブルを使うには少々きついですが、1発1発を重視するタイプなので問題はないです。

ダブルを使う人は上にするのが良いでしょう。滑らす始めの部分にはきませんし、ちょうど踏み終わった所にくるので行き過ぎを防止してくれます。スライド時のブレも抑えてくれるので、次のプレイに移りやすくなるという一石二鳥の効果があります。

あなたに合った、あなただけのセッティングが可能です

そもそもペダルは必要なのか?

疑問になるのも無理はありません。練習スタジオやライブハウスにしてもペダルは貸りられるので、実際はいらないと思いがちです。しかし、それは大きな間違いです。

人の足は特徴的でそれぞれ違います。
形や大きさも違うので、あなたにはあなた用のペダルが必要になるわけです。

バネの閉め具合やビーターの角度等の細かい調整をすることで、よりあなたに合ったペダルになるのです。スタジオに行く度、置いてあるのを調整していたのでは時間の無駄です。ツインペダルにしても、貸し出しは有料の所が多いので、自分のペダルを買った方が遥かにお得です。

1台だけでいい

本来、ペダルはパワー用、スピード用、コントロール用など、用途によってそれぞれ使い分けたいです。それぞれに特化したペダルを使った方がやりやすいですからね。しかし、そうなると何台も用意しないといけなくなり逆に不便です。

何個も持っていたのではかさばって置き場所に困りますし、1つのメーカーだけで選ぶのも限界があるので自然とごっちゃになるでしょう。そうなると違うメーカーのペダル全てを扱えなければいけなくなるので無駄が生じます。本末転倒、というかそれ以上に予算がありません。

それを解決してくれるのがエリミネーターです。これ1台あればそんなことなんて起きません。少しの調整だけで全ての要素に対応してくれるので、これさえあればペダルなんて2個も3個もいりません。使う人すべてに答えてくれるのがこのエリミネーターです。細かい所まで調整ができるのであなたの目的に合った調整ができます。

「そんなに調整できなくてもいい」と考える人にもおすすめ

よく考えてみて下さい。スピード重視で買ったペダルにパワーを求めることはできません。踏む力を強くすればいいという問題ではないですよ。そもそも踏めなくなるのでどうしようもないのです。

ペダルの構造上、スピード重視の場合は軽く踏み込みも浅く作られています。踏み込みが深いとボードの戻りが遅くなり、その分時間をロスすることになるので速くなんて到底踏めません。パワー重視のペダルと違いフットボードの高さが低くなっているので、どれだけ踏み込んでも一定以上、下に踏むことはできません。チェーンの長さにも限界がありますし、地面にも当ってしまうので当然ですよね。

それにその分の無駄な動きも加わるので疲れるのも早くなります。こうなると一体なんのスピードを求めていたのか分かりませんね。疲れるスピードを求めていたのですか?そうじゃないですよね、全然違います。

専用のペダルを買ってもそれ専用でしか使えないんです。ドラムを続けるならこの先いろいろ学ぶことになります。そんな時、必要になるかもしれません。あなたがいらないと思ったその専用が。

かなり偏った言い方をしましたが、これは本当に大事なことなんです。ドラマーは1番といっていいほどペダルを良く使うので持っているのは当たり前なんです。ずっと一緒なんですよ。ドラムを叩くためにはペダルが必要なんです。

技術を身につければ、どのペダルであってもある程度踏めるようになります。しかし、さらなるクオリティーを目指すなら、自分に合ったペダルが必要になります。自分に合ったセッティングがすでにあるというならまだしも、良く理解していないうちはいろいろと調整できる方が都合がいいと思います。

決まったセッティングにしかできなくて、踏みにくいままでは意味がありません。それならいろいろ変えられる方が親切と言えます。そういう意味では必要以上に変えられるエリミネーターは最適と言えるのではないでしょうか。

あなたのパートナー

ペダルはあなたのパートナーなんですよ。
そんな大事なものを適当に決めて良いんですか?

専用に使うペダルを買うでも全然いいですが、本当にそれ専用でやっていけますか?
いずれ違う使い方が必要になってくるのではないでしょうか?
その時が来て1台また増やすのか、調整だけで済ますのかは、あなた次第です。

今のうちからこれだけで良いと決めてかかる必要はまったくありません。もっと贅沢にわがままになって、あれもこれもと求めてもいいんですよ。そして、それを実現してくれるのがエリミネーターなんです!

これからドラム生活を共にするパートナーなんですから妥協はナシです!
向こうもあなたのことを今か今かと待ち望んでいるはずです!
あなたにとっての最高を探してあげましょう!
そして最高を手にしたあなたなら、最高の演奏を披露することができるはずです!

スペック

かっこいいがあなたのものになります
プロと同じドラムセットが無理でもペダルなら
尊敬するあの人と同じものが使えます

パールエリミネーターP-2052C

メーカーPEARL(パール)
商品名P-2002C
セットコンプリートセット P-2000SERIES
ドライブアクションダブルチェーンドライブ
カムインターチェンジブル・カム
フットボードトラクションプレート&グリップ装備
フットボードアングル3段階調整
ビータークォードビーター
ビーターアングルユニロック・ビーターアングル・カム
スプリングローラーベアリング内蔵
フープクランプローラーカム・フープクランプ
おすすめ度★★★★★

購入するなら

パールエリミネーターP-2052C

P-2002Cは古い型なので、購入するならバージョンアップしたエリミネーター・レッドライン P-2052Cがおすすめです

サウンドハウス1番おすすめ
★ 専用ケース付き ★

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Amazonでは出品元を選ぶことができます。それぞれ個別に価格が設定されているので、お好きな店・希望価格を選ぶことができます。左にあるウィジットを活用し、Amazon内のロープライス価格を確認して下さい
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  • 出品元によっては送料がかかる場合もあります。料金設定はきちんと確認しましょう

もっと見たいなら

買った後も安心

詳しいセッティングの仕方も紹介しているので、初めて買う人でも大丈夫です!

詳しいセッティングの仕方はこちら!


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パールのペダル・エリミネーターのセッティングの仕方パールのペダル・エリミネーターのセッティングの仕方
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