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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

悩む前にまず練習

悩む前にまず練習

日々努力しているツーバスドラマーの皆様、お疲れ様です。スピード・持続力ともに磨きをかけていると思いますが、日頃の成果はいかがでしょうか?

さて、そんな中、沢山の意見や感想、悩みといったメールをよくもらいます。ありがたいことです。ただ、いろいろ話を聞く限り、少し重要なことを忘れている人が多いという印象を受けました。それは何かというと練習量です。

生意気なことを言うようで申しわけないですが、今回は苦言になります。練習量、私自身にももちろん言えることです。だからこそ、見て見ぬふりはできません。

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どれだけ練習している?

ツーバスの練習を1日1時間。それを毎日毎日続けて半年間。それでも全然速く踏めない。半年間練習しているのにもかかわらず満足に踏めない。テンポ120が踏めない、安定しない。才能がないのかな?どうしたらいいんだろう?

人によっては半年もやっているのにと驚くかもしれませんが、ここで重要なのは半年という期間ではありません。重要なのは実際にかけた時間の総量です。

上の例でみると、1日に1時間ということは1ヶ月30日計算として月30時間。それを半年(6ヶ月)ということは総時間180時間。日数で計算すると7.5日、つまり1週間と12時間です。

ここであなたに質問します。
1週間と12時間の練習をした場合、一体ツーバスはどこまで踏めるようになると思いますか?

あいまいな記憶で確証がないので正確なことは言えませんが、昔の私の記憶を辿って考えてもこの時間でテンポ120いけるかどうかです。最初の頃の私は100でもままならなかったので、120といってもかなり苦戦していたと思います。

まあ、実際は丸1日フルで体が動くなんてことはないと思いますし、1週間踏み続けることも不可能です。普通に生活しながら練習してというサイクルになるので、時間を丸々当てはめて考えることはできませんが。

さて、本題に戻しましょう。
あなたは一体何に悩んでいるんですか?

実働時間で何年もかけているのに、それでも120が出来ないという結果に至ったのなら悩むべき問題ですが、ろくに時間をかけていない、もしくは毎日少ない時間をただ単に長い期間をかけただけで、できないと悩んでいる。実働で考えたらそこまで練習していないにもかかわらず。

そんな簡単に結果が出るほどツーバスは簡単ではありません。悩む前に今の自分をもう1度振り返ってみましょう。単純に練習量が足りないならもっと練習しましょう。1日1時間を2時間に。練習量を変えることができないなら、半年といわず1年でも2年でも続けてみましょう。

何年も練習しているのにできないなら、やり方が間違っているかもしれません。もちろん、今のやり方では駄目だとわかっただけでも前進です。また違うやり方を模索していきましょう。練習法は沢山ありますが、無限ではありません。あなたに合うやり方が必ずあります。最後まで諦めずにやっていけば最終的に正解にたどり着くはずです。

やることやってそれでもできない。それで悩むのはありですが、全然やっていない、もしくはまだまだ足らないのに悩むのはちょっと違います。それで悩むくらいならそんな悩み捨て去ってひたすら練習しましょう。悩む時間すらもったいないです。悩んで立ち止まってしまった時間を練習に当てればどれほど練習できることか。悩む前にまずは行動に移してみましょう。

出来ないことの悔しさ

誰でも出来ないことで悔しさを覚えることはあります。今の私でさえ、できないフレーズなんて数え切れないほどあります。ここ最近では、16分音符ウラを主体としたパターンを録音するために必死になって練習していましたし、逆足強化エクササイズ2 「ツーバスの右足を抜く練習法」も録音時はかなり手こずりました。

そして、今でもなお、できるようになりたいと思って挑戦しているツーバスフレーズがあります。度々、挑戦しては打ちのめされる。今はもう古いですが、ハロウィンというバンドのベター・ザン・ロウというアルバムに収録されている「Revelation-レヴェレイション-」です。

8分以上ある大作で、生半可な腕では到底できない曲なので、生半可な腕の私にはそうそうできないわけです。謙遜などではなく、本気でできません。メインリフ、曲の要所で出てくるテーマフレーズと言いますか、最低でもそこで使われているツーバスフレーズはできるようになりたいと思っているのですが、これがなかなかのくせもので・・・。

ハロウィン自体メタル界では有名なバンドなので、知っている人もいると思いますが、初見は確実にへこみます。ツーバスを始めてからの目標ではありますが、まだまだ練習が足りません。というか、できる人いるんですかね?身近にでもできる人がいるなら会ってみたいものです。

早急に結果をもとめない

これからツーバスを始めようかと思っている人にも言っておきたいですが、1・2ヶ月はもちろん半年程度(日々の練習量が少ない場合)の練習量では到底マスターできません。たとえ数十年のドラム歴があったとしても足を鍛えていないなら到底できません。簡単なリズムはできてもメインで使うことはできないでしょう。

私もツーバス歴はそれなりにありますが、その大半は基礎練習といっても過言ではありません。実用できるほどのレベルになったのも、練習開始から何年も経った後のことです。まあ、右も左もわからない時だったので時間はかかりましたけどね。

ただ、ほとんどの人は目先のことばかり考えて、結果を早急にもとめている印象を受けます。ほんの数日、数週間、数ヶ月、それでできれば苦労はしません。そんなに簡単に出来るほど楽な技術ではありません。

認識を改めて下さい。本当の意味でツーバスを使いこなしたいのなら、様々な練習法や沢山のパターン、数多の技術を丸ごと習得する構えで挑みましょう。目標は高く、時間をかけてでも常に挑み続ける。たとえそこまでいけなくても、今よりもっと進んでいることは間違いありません。

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