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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

ドラムのセンスを磨く方法

ドラムのセンスを磨く方法

『ドラムのセンスを磨く方法は、いろいろな音楽を聞くこと』

といいますが、あながち間違ってはいません。

しかし、音楽を聞くだけでセンスが磨かれるわけでは決してありません。それは単に知ったというだけです。

確かにどんなテクニックがあるのかを聞くのは非常に重要ですが、これではまだ足りない部分があります。センスを磨くには、以下を繰り返し行う必要があります。

  1. センスのいいドラムとは何なのかを知ること
  2. できるように練習すること
  3. 習得した技を実際に試してみること
  4. 試した技を客観的に聞いて判断すること

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センスを磨くために繰り返すこと

センスのいいドラムとは何なのかを知ること

楽曲に対してどういうアプローチをするのか、場の雰囲気を察知して盛り上げる・落ち着かせるなどの表現を変えたり、一言でセンスといってもいろいろあります。

センスを磨くためにまずやることは『知ること』。どんなテクニックがどういう場面で使われると良いのかを知ることです。その手っ取り早い方法が『音楽を聞くこと』というわけです

『センスを磨くにはいろいろな音楽を聞くこと』というのは、聞くということが知るための入り口になっているからです。

しかし、それは単なる入り口でしかありません。いろいろな音楽を聞くのは当然ですが、そこで終わってしまうとセンスは磨かれません。そして、その入り口で止まるからセンスが磨かれないのです。

最初の1歩として『音楽を聞く』のは正しいですが、その先に進まないと自分のものにはできません。

できるように練習すること

音楽を聞いただけでは単に『知った』というだけです。そのアプローチ方法ができなければ意味がありません。できる技術が備わっていないと何もできないわけですから。

既にできる技量があるなら問題ないですが、そうでなければ練習してできるようにしないといけません。引き出しが多ければ多いほど、いろいろできるようになるので、ひたすらに練習を積んでいくしかないでしょう。

ここを疎かにしてしまうようでは先は見えてきません。どの分野にも共通しています。練習は必須です。

習得した技を実際に試してみること

できるようになって終わりではありません。次はどの曲で、どういう雰囲気において、どういうアプローチをすればいいかを考え、試していかなければなりません。

練習してできるようになったテクニックも実際に使わなければ不十分です。技術力は向上しても、センスにはまだなりません。

音楽を聞いて練習しても、それはあくまで他の人が手掛けた楽曲に対してのセンスあるアプローチ方法であって、それが自身のプレイや楽曲で有効かどうかはわかりません。

自身のオリジナル曲があるならドラムフレーズは大体ドラマーが考えることになるでしょう。誰かが考えたフレーズを演奏することもあるかもしれませんが、技術力によってはできる・できないが分かれるので、結局はドラマーとしてのフィルターを通すことになります。

楽曲に対してセンスあるアプローチ方法を自身で試して見極めなくてはならないわけです。

試した技を客観的に聞いて判断すること

自身のアプローチ方法が良いかどうかを確かめる1番手っ取り早い方法は、録音された演奏を聞くことです。実際に試して曲や雰囲気にどうマッチするかを客観的に判断することです。

本当にそれが合っているかは聞いて判断しなければわかりません。

凄いアプローチが感覚的にできる素晴らしいセンスの持ち主もいますが、聞かなくてもわかるほど経験豊富ならそもそもセンスがなくて悩むことはないでしょう。すでに嫌というほど磨かれているはずです。

センスは経験でカヴァーできます。そのために自分のプレイが本当に合うのかをしっかり確認する必要があるわけです。自分のドラムのセンスは、自分で試行錯誤することで磨かれていきます。

トライ&エラーを繰り返す

曲を聞いたり、動画サイトで演奏も見たりしますが、常々思い知らされることがあります。

「どうしてこういうことができるんだろう?」
「ここにきてこういうことをするのか!?」
「こんなことまでやるのか!?」

世に出ている音楽は、ミュージシャンが練習して、実際にいろいろ試して、そして客観的に判断して出来上がったものです。その時点ですでにトライ&エラーを幾度も繰り返していることでしょう。一体どれほどの思いや考えが込められているのか興味深いです。

曲という結果を聞くことでアプローチ方法を知ることができ、練習、実践、確認を経て、自分の糧にできます。これらを繰り返してこそ、センスは磨かれていくのだと思っています。こういった意味を含んでいるから、「音楽を聞くことはセンスを磨くことにつながる」わけです。

曲を聞くことでセンスが磨かれるなら世界中の誰もが素晴らしいセンスを持っていることになります。

しかし、それを形にできなければわかりません。形にしてこそ判断できます。

自分自身のセンスは形にしてこそ見極められるもの。
どういう形にすればいいかわからないなら、知ればいい。
形にできないなら、できる技量を身に付ければいい。
形にしたら、良し悪しを判断する。

一連の行動を何度も繰り返しましょう。
そうすればおのずとセンスは磨かれていきます。

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