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自宅でパッド練習するなら理想はトレーニングドラムセット

私が最初から練習用として使っていたのが、このトレーニングドラムセットです。基本的な4点セットを長らく愛用していました。ペダル付きのDR330なります。

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トレーニングセットの概要説明

組み立て式

カラーボックスや本棚のような組み立て式です。各部品が入った大きめの段ボール(2組あったかな?)が送られてくるので、取扱説明書を見ながら組み立てていきます。基本は鉄パイプを金具で取り付け、ネジやナットで高さや角度を調節していくという感じです。

スネアやタムの角度を調整する部分は手動のネジ式で、高さを調整する棒部分はナットだったので、付属のレンチといった道具を使用しての調整になります。スタジオに置いてあるマイクスタンドのように、傾けたり、伸ばしたりする感じですかね。まあ、かなり違いはありますが、イメージ的には似たようなものです。

コンパクトで扱いやすく、そこまで重くもないので短い距離なら本体を持って移動することも可能です。

パッドについて

太鼓部分にあたるパッドは鉄板にゴムをかぶせて作られたごくごく簡単なものです。パッドの裏側にナットが溶接、鉄棒側にはネジ山が付いているので、取り付ける際はパッドをクルクル回して取り付けます。この辺は普通のパッドと変わりませんね。

ただ、裏のナットが埋め込みではなく、外に露出しているので、外してパッド単独で使用するには少しやりにくいです。

ちなみにパッドのゴムは取り外す事ができるのですが、興味本位に取り外したはいいものの、その後のかぶせる作業がかなり至難で、大変な思いをしたことがありました。取り外した物もこれといって面白い物でも無かったので無駄に疲れましたね。ためになるわけでもないので、興味本位といえど外さない方が無難です(私だけかもしれませんが)

キックについて

L字になった定規のような平べったく長い棒を取り付けます。L字の先をバスのフープに見立てることができるので、スタジオでバスドラムにペダルをセットするのと同じようにかませることができます。パッド部分は太鼓部と基本同じで、単純に口径が小さい物になっただけです。

ただ、手より足の方が衝撃が強いせいか、数年でネジ山がバカになって、パッドが締まらずクルクル回るようになりました。歯磨き粉やチューブ型薬品などに良く見るネジ式のキャップあるじゃないですか?あれを力任せに回してしまうと壊れますよね。壊れてしまうとクルクル締まることなく延々回ってしまうことになります。あれと同じ状態です。パッドは別にふたをする物でも無く、ただ回るだけなので別段困ったりはしませんでしたが。

プラスチック製のシンバル

プラスチック製のシンバル

写真は唯一残っていたプラスチックシンバルを撮影した画像です。形状でいえば本物にかなり近いです。というか、本物のシンバルをそのままプラスチック化させた感じといえばわかりやすいですかね。

練習という意味ではかなりいい感じですが、ただプラスチック製なので、叩くと「ゴンッ!」と本物とはえらくかけ離れた音になり、軽いので本物を叩いた時の手ごたえが段違いなのは言うまでもありません。

本物のシンバルは叩く角度や場所によって音が変わりますが、プラスチック製のトレーニング用シンバルではその様々な音まで再現不可能です。どこをどう叩けばどういう音が鳴るのかは本物を叩かないとわかりません。そのギャップや叩き方を修正する必要性が1番色濃く出るのがシンバル系になりますね。

ハイハットについて

説明はほぼシンバルの時と同じです。ハイハットはトップ側をネジで止めることで、ハイハットペダルと連動させることができます。つまり、本物と同じようにペダルを踏んで上下させて練習することができるということです。

ただ、シンバルと同様にプラスチック製で、音のニュアンスは全然違います。本物のハイハットはシンバル以上に表現が難しいので、音で言えば正直トレーニング用では練習になりません。オープンなどの繊細な音使いはまずできないです。

単純に叩き方やフォームのイメージだけなら全然問題ありません。後は本物を叩いてどう音が鳴るのかを見極めるだけです。

メリット

トレーニングドラムセットの1番のメリットは、本物さながらに練習ができるというところです。ハイハットやシンバル、タムの高さや角度といったセッティングの自由も利くので、ポジショニングによる誤差が極めて小さく、本物を想定しての叩き方やフォームを身につけることができます。

初心者だった頃の私が特に練習になったのはタム回しです。こればっかりはタムがないと練習できません。今でこそ何気なく叩くことができますが、当時は叩きながら移動するだけでも大変でしたし、打点が定まらずにタムの端っこや鉄パイプを叩くことなんて当たり前でした。

叩き方にしてもセッティングにしても、パッドのみでは出来ない練習がセットではできます。いろいろな面で効率のいい練習ができるのがこのセットタイプのトレーニングパッドということです。

セットのカスタマイズ

最初はそのまま使っていましたが、長年の使用により所々ガタがきてからは、スネア用にスタンドタイプの「YAMAHA TS12S」キックペダル用のパッド「YAMAHA TS01B」を別途購入、セットに組み込んで練習していました。

お金に余裕があるなら、スネア用には別途用意したいところですね。というのも、スネアにはオープンリムショットの練習が欠かせません。セットのスネア用のパッドにはリムが付いていないので、その練習ができません。それを解消してくれるのが「YAMAHAのTS12S」や「PearlのSDN-14」といったリムが付いている練習パッドです。

私がオープンリムショットの練習を始めたのはドラムを始めてかなり経った後からで、存在を知っているだけで、どこでどう使うのかがまったくわかっていませんでした。トレーニングセットだけでは練習もできませんし、スネアを叩く時には特に重要なテクニックだということを知ってからは、YAMAHAのTS12Sを購入して躍起になって練習しました。なるべく最初からしっかり認識して練習しておけば、とその時思いました。

トレーニングセットだけで考えるとなかなか難しい練習も当然出てきます。なかなか贅沢になりますが、セットはカスタマイズを前提にスタンドタイプを別途購入、パワーアップさせてさらに効率のいい練習を目指すのもいいかと思います。

決してセットだけでは上手くなれないというわけではありません。カスタマイズすることでより効率のいい練習が可能になるというだけの話です。

注意点

騒音・振動

便利なセットタイプにも当然弱点はあって、言わずもがなの騒音・振動・場所といった類です。詳しくはドラム練習パッドを使用するにあたっての注意点を参照してください。

プラスチックの強度

騒音などの注意点以外で挙げるなら、プラスチック製シンバルの強度ですかね。ものの数日で欠けてしまうなんてザラで、欠けた部分をクルっと回して欠けていない部分を叩いたりしていましたが、当たり所が悪くて(良くて?)真っ二つに割れてしまうこともありました。

正直シンバル部分にしてもラバー製にしてくれるとありがたいですね。まあ、叩いた感触はプラスチックの方が本物に似通っていますが。

最終的には個人で補強するのが前提になりますが、ホームセンターなどで適当にゴムを買ってきて、打点面に張り付けるのが最善かと思います。

私も段ボールとガムテープでの補強はよくしていましたし、練習前にウォーミングアップならぬウォーミング補強から始まる日もありました。まあ、それでも最終的にはボロボロになるんですが…。最初から対策は万全にしておいた方がいいですね。

環境が許すなら、1番のおすすめはセット型

トニースミス トレーニングドラムセットTony Smith DR-330

私が長年愛用していたセットも最終的にはボロボロになり、所々の金属疲労と家の引っ越しを機に惜しみながらもその役目を終えることになりましたが、私の下積み時代を支えてくれた良きパートナーでした。

自分自身使用していた経験もあるので、1番おすすめするトレーニング機材であることは間違いありません。環境といった面でハードルが高いですが、クリアできるなら率先して使った方がいいですね。

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