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リズム感を良くする練習法 ミュート編

リズム感を良くするために、ちょっとした面白い練習法を紹介します。日々の辛い練習もこの方法を活用すれば楽しいに変わります。バンドメンバーと一緒に行なったりするとより一層面白いです。

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クリック練習にある細工を施す

クリックを聞きながらの練習はすごく重要です。どんな楽器を練習するにも必須といえる練習法でしょう。ただし、クリックをただ聞きながらではいつもの練習となんら変わりません。今回はクリックにある細工をして練習します。

その『ある細工』とは『ミュートをする』ということです。これだけでは意味がわからないと思いますので、まずはサンプルを聞いて下さい。

ある細工とは?

  1. 再生ボタンを押すとカウントが始まります
  2. テンポは120で、まず開始を知らせるカウントが2小節分
  3. その後、3小節分カウントされた後、次の1小節分はカウントが消えます
  4. そしてカウントが消えた1小節が終わるとまた3小節分カウントが入ります
  5. カウント有りの3小節と無しの1小節をセットとし、後はそれを繰り返します

つまりは、カウントが有る時と無い時があるということです。

カウントが消えている間もテンポ120を意識して叩きます。ちゃんと合っていれば次に来るカウントにもばっちり合うはずですし、ズレた場合はカウントが無い間にテンポから外れた、すなわちハシったかモタったかということになるわけです。しっかりとリズムキープしていないと簡単にズレることになるので気が抜けません。

この練習法を用いれば自分が『ハシりやすい』のか『モタりやすい』のかが一目瞭然ですし、普段どうなりやすいのかがわかっていれば練習での対処もしやすくなると思います。頭の隅で意識しているだけでも変わってきますからね。ちなみに私はモタりやすい方です(笑)

トレーニング方法

特別なことはしません。やることといえばクリックを聞きながら練習することです。普段からメトロノームを横に練習している人にとってはさほど特別ではないと思います。ただし、使っていただくクリックはこちらで用意したものです。

今回の練習法はクリックのミュートというのが1番のポイントです。ですが、アナログであれデジタルであれ、お使いのメトロノームにこういった機能はまずありません。ミュート機能はありますが、数小節ごとにミュートしたりしなかったりを繰り返す機能はないと思います(プログラムできるような多機能なメトロノームならできるかもしれませんが)

かといって、いちいち編集して作るのも手間ですし、編集できない人ももちろんいます。ということで、今回私がその手間を受け持って各テンポでのデータをご用意しました。ダウンロードしてお使い下さい。

テンポデータ

※データはzip形式にて圧縮を施してあるので、解凍するには専用のソフトが必要です。パソコンでデータをやり取りする際の一般的な圧縮方法ですが、よくわからないという人は【Lhasa】というソフトを使って下さい。使い方も簡単で、フリーソフトなので無料で手に入ります。【窓の杜】又は【Vector】からダウンロードできるので、使い方の詳細も含めてそちらを参考にして下さい。もちろんLhasa以外のソフトでも大丈夫ですよ。

データ詳細

テンポ120、130、140、150、160を収録したデータ集です。それぞれ4~6分位の時間があり、もちろんその間に要所要所でカウントが消えます。

  1. 開始のカウント(2小節分)
  2. 『3小節有→1小節無』×4
  3. 『2小節有→2小節無』×4
  4. 『1小節有→3小節無』×4
  5. 『4小節有→4小節無』×4
  6. 2~5を数セット

詳しく説明すると、開始を知らせるカウントがまず2小節。
その後、カウント有りが3小節で、無しが1小節の計4小節を4回。
続いて、カウント有りが2小節で、無しが2小節の計4小節を4回。
続いて、カウント有りが1小節で、無しが3小節の計4小節を4回。
続いて、カウント有りが4小節で、無しが4小節の計8小節を4回。
4小節の有り無しを4回した後は最初(有り3小節、無し1小節)に戻り、それをまた繰り返します。

カウント無しの小節数が1小節ずつ多くなっていくと考えればわかりやすいですかね。それに最初に戻るというよりは、2~5を大きく1セットとし、それを数セット繰り返すともいえます。

各テンポの時間は一般的な曲の時間と考えて、それぞれ4~6分位としていますがこれは目安で、速さによるセットの消化速度次第で前後します。ただし、どのデータも必ず4小節分の有り無しの後で終了します。

練習の際のアドバイス

クリックに対して必要以上に合わせにいかないことです。自分らしく叩いてそれにクリックが合わせにくるという感じで叩きましょう。クリックばかり聞いて叩いていては機械的なリズムにしかなりません。

確かにクリックを聞きながら叩くことに慣れていないと最初は難しいと思いますが、慣れすぎてしまうと今度はクリックがないと叩けないということになりかねません(クリック依存症とでもいいましょうか)。

最初のうちはズレても構いませんので、自分らしく叩きましょう。
自分らしくを維持したままテンポに合うように叩ければもう怖いものナシです。

あとがき

カウント無しから有りへと変わる時の1発目のカウントでバッチリ合った時の満足感が何とも言えません。1人で練習していてもついニヤニヤしてしまいます(端から見ると怖いですが・・・)。

この練習をしたことがなくとも、それに似た満足感を経験したことならあなたにもあると思います。

あなたもいろいろな曲を聞くと思いますが、その中にはブレイクや白玉アクセントが入っている曲もあると思います。曲を聞きながら頭の中で『ブレイクした後の次のタイミング』をとったことはありませんか?

ドラムならシンバルでブレイクや白玉アクセントをした後のあの『間』のことです。次のフレーズにいく時の1発目が上手く決まれば気持ちいいですよね。その時の感覚とこの練習法での満足感はほとんど同じです。

意図的に仕掛ける練習とはいえ見事に決まればたまったものじゃありませんし、楽しく練習、リズム感も養え、クリック練習もできるという一石二鳥どころか一石三鳥の練習法です。ドラムセットを使って、パッドのみで、手拍子、頭の中でカウントをとる等、どんな練習でも対応可能です。

練習を積み重ねればいずれ来る本番(レコーディング)も怖くありません。たとえその予定が無くとも、見事に決まった一撃の快感は忘れることはないでしょう。

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