パソコンでタイピングするならリストレストを置いた方が疲労軽減につながる
パソコンでタイピングおよび2021年から始めたプログラミングの勉強でガシガシキーボードを叩いている今日この頃。いつしか気が付くと手がちょっと痛くなることがありました。
小指側の側面、指の付け根と手首の中間付近がふとした時にうずくんですよ。何もしなかったら痛むことはないけど、ピンポイントで動かそうとしたら痛い。治りかけの筋肉痛みたいな。
今までこんなことはなかったので何が原因かと考えてみたんですが、思い当たる節はパソコン作業においてのキーボード入力しか考えられない。それもプログラミングを勉強し始めてからだから、ほぼ確実にタイピングだろうと。
さすがにちょっと良くないので、キーボード用のリストレストを購入しました。
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リストレストとは
パソコンでマウスを動かしたり、キーボードで入力する際に手首の所に置くクッションのような物をリストレストと言います。手にかかる圧力を分散させることで負担を軽減してくれるアイテムです。
私はマウス用のはずっと使っていましたが、キーボード用はありませんでした。必要がなかったので今まで使わなかったわけなんですが、この度、手が痛くなったことで改めて見直すことにしました。
ウレタン素材とジェル素材
リストレストにはウレタン製とジェル製があります。ウレタンの触感は低反発の枕が近いです。ジェル素材は歯磨き粉のチューブや整髪料の入ったチューブを想像するとわかりやすいです。あれよりもっと手触りを柔らかくした感じになります。
ウレタンとジェルでは素材が違うので比較するのは難しいですが、ウレタンの方が硬めで、ジェルは柔らかい印象です。ある程度硬めで手首をしっかり固定したいならウレタン、とにかく柔らかい方がいいならジェルを選ぶと良いでしょう。
両方使った経験から言うと、ジェル素材の方がおすすめです。
過去に青色のウレタン製リストレスト(表面がデコボコしているやつ)をマウス用に使っていましたが、汚れや破れが出てきたことを機に新しくジェル素材に買い換えました。すると思った以上に柔らかくて使いやすいことに気付きました。
マウス用ではありますが、両方を使った経験上からジェルの柔らかさの方が私には合っていることがわかり、今回のキーボード用もそれに習ってジェル素材にしました。
サンワサプライのキーボード用リストレスト
キーボード用のリストレストでいくつか候補がありましたが、サンワサプライのフルキーボード対応リストレストTOK-GELPNLBKにしました。
これにした決め手は2つ、ジェル素材と横幅です。
ジェル素材は先ほど説明しましたが、使った経験上自分に合っていたからです。
横幅についてですが、私が使っているのはFILCOのテンキーありのキーボードです。このキーボードの横幅に合う物を選びました。
キーボードの横幅は44cmで、リストレストは45cmなので横幅全域をカバーできます。数字を押す時はテンキーの方が打ちやすいので、昔からキーボードはテンキーありを使用しています。なので、それに習ってサイズを決めました。
普段はキーボードの左側をメインに使うので、自然とリストレストも左側を良く使うことになります。左側が劣化してきたら左右を入れ替えて使うのもいいかもしれません。長いとそれが可能なのでうまく活用していきたいと考えています。
私は今現在(2022年1月の時点)、マウス用にエレコムのジェル素材を使っていますが、それに比べると今回のサンワサプライの方が高さがほんの少し低い分、ジェルの厚みも減るのでエレコムに比べると少し硬いです。
このエレコムのジェルパッドは柔らかいのでおすすめです。ただし、高さが結構あるので小さいマウスを使っていると動かしにくくなる可能性があるので注意してください。
高さが変わるので注意
元々、置いていなかった所に置くので高さが変わってしまうのは仕方ありません。その違和感はどうしても避けられません。とはいえ、劇的に変わるわけでもなかったので慣れれば大した問題ではありません。案の定、すぐに慣れました。
購入したサンワサプライのリストレストはそこまで高さがあるわけではないので、位置取りも微妙な誤差で済みました。FILCOのキーボード自体、作りがしっかりしていて若干高さがあるのでちょうど良い感じになったと言えます。
書き物をする時に若干面倒
私の環境においてのデメリットを紹介します。小さい机を工夫して使っているのでリストレストを置くと物理的に書く場所が無くなります。今まで何か書く時はキーボードを奥へずらしてスペースを確保していたのですが、リストレストがあると邪魔で書けません。
リストレストの裏面は貼り付きやすいポリウレタンになっているのでわりと強力に引っ付いてずれにくいです。上に引っぺがせばすぐ取れるようになっていますが、何か書こうとするたびに取って・置いてを行うのは若干面倒です。
横幅の広い机なら横にずれれば書けるスペースを確保できるのですが、小さい机だと使い勝手が悪くなることに注意です。
おかげさまで手は痛まなくなった
リストレストを置いたことで今では手が痛まなくなりました。元々、使っている机は大した大きさはなく、キーボードで入力する際は机の1番手前で打ち込むことになります。その際にどうやら机の角が手に食い込むことで痛み出した、という結論に至りました。それを防ぐために手前にリストレストを敷いてそこに手を置くことで解決しました。
キーボードを使ってタイピングなりプログラミングなりガシガシ入力する人はリストレストを置くことをおすすめします。気が付いたら手が痛くなる、なんてことを防げます。
今までマウスを使う際は手首の疲労軽減のためにリストレストを置くという考えは早いうちから持っていましたが、キーボード用はそこまで重要視していませんでした。最初からタイピングをビシバシしていたわけでもなかったので。
しかし、ここにきてその認識の甘さが表面化してしまい、気が付いたら手が痛むまでに至りました。もっと早く導入していればよかったと反省しています。
もちろん、普段そこまで入力作業をしないというならリストレストはいりません。私もプログラミングを勉強しだして初めて痛くなったわけで、それまでは痛くなることはありませんでしたから。
ただ、普段そこまで使わない人であっても気付かない間に疲労がたまっているかもしれません。日常的にパソコン作業を行っている人でリストレストがない人は1度振り返ってみるのも良いでしょう。
気が付かないだけで蓄積されている可能性もあるので、ないよりある方が疲労を軽減できるのは事実。先回りして対策を講じておくのも1つの手だと思いますよ。