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ツーバスの醍醐味「高速3連」

ツーバスの醍醐味「高速3連」

高速ツーバスの醍醐味の1つ、それが高速3連です。高速というだけあって、テンポは軽く200を超えます。普通のテンポでも使えますが、速い3連を習得しておけば、いろいろな所で活躍してくれます。

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3連がからむ速い連打は大事

これから先、3連は絶対しないと言い切るならばそれでもいいですが、それだけでは解決できない大きな存在がツーバスにはあります。それが6連符です。

6連は3連とパルスが同じです(単純に倍と考えればいいです)。3連はやらなかったとしても、6連は使うと思います。

フィルインやリズムで6連の半分の3発を踏んだことはありませんか?速いテンポでも一瞬なら入れることができます。ツーバスを使ったことがある人は1度はやった経験があると思いますし、連打からではなくこの3発からツーバスをやり始める人も中にはいます。それほど3連がからむ速い連打ないし6連は大事ということです。

3連は最初の内はなかなか難しいです。私も苦労した1人です。
どちらかといえば、16分音符を使ったパターンの方が使用頻度が高く、バリエーションも豊富なので、そっちばかり練習してしまいます。

しかし、それではやはりダメですね。3連が疎かになるのはダメです。ツーバスができるというのなら、どんな音符であろうとも使いこなさなくてはなりません。

『できないからやらない』
『できるけどやらない』

同じ『やらない』でも意味は大きく違ってきます。できないよりはできる方が良いですし、あなたにはやはりマルチなプレーヤーになってほしいですから。

足の動きを動画で確認

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバス3連符連打

  1. テンポ200・220・240
  2. 8小節ずつ

比較して見る方がわかりやすいかと思い、テンポは200・220・240を順番に演奏しています。アングルもセット全体ではなく足のみを映しています。3連リズムに関しての詳しい解説はツーバスでよく使われる基本パターン5でしているので、そちらを参考にして下さい。基本さえマスターすれば後は速さを磨くだけです。

動画のここに注目!

動画で注目してほしいのは何も足だけではありません。足以外にも踏んでいる場所やビーターの振り幅を見て頂きたいと思います。

踏んでいる場所

私は速いツーバスを踏む時はペダルのフットボードの中心か、それより少し下辺りを踏んでいます。まあ、どんな速さの時も基本は中心で、速く踏む場合は少し下げるといった感じですかね。そうする理由は簡単で、その方が無駄が無いからです。

速く踏みたい場合にペダルの奥を踏んでしまうと、踏み込む幅が広くなるのでそれだけ無駄な時間がかかってしまいます。時間がかかるといってもコンマ何秒というほんの一瞬なわけですが、ツーバスの場合この一瞬が命取りになります。連打していますからね、単純に踏んだ回数分の一瞬が余計にかかってくるわけです。

それならば踏み込む幅をある程度狭めてやれば、その一瞬も限りなく無くしていくことが出来るということです。まあ、狭めすぎると逆にコントロールが難しくパワーも弱くなるので、やりすぎには注意しなくてはいけません。その境目も自分自身で見極めなくてはなりません。あなたの相棒であるペダルを1番理解しているのはあなた以外にいませんから。

ビーターの振り幅

よく見て頂くとわかるのですが、右と左のビーターの振り幅が全然違います。叩いている時の左の幅が全体的に狭いです。これが何を意味するかというと、右よりも左の方がパワーが無い可能性があるということです。

速く踏む為に振り幅が小さいという見方もできますが、右が左よりも大きい振り幅で踏めている以上その考え方はできませんので、この場合は左が右より劣っているのではと考えられます。

ツーバスで注意しなければいけないことの1つに左右の音量差があります。右と左で音量差があると気持ち悪い連打になりますからね。では、動画をもう1度再生してみましょう。今度は振り幅ではなくバスの左右の音量に注目して聞いてみて下さい。

どうですか?気持ち悪い連打でしたか?
自分で言うのもなんですが、そんなに気持ち悪い連打にはなっていないと思います。

聞きやすいように音量の調整はしていますが、それはあくまでハットとスネアとバスの間でのみ。バスドラムの右と左の音量を揃えるなんてことはいちいちしていません。それをしても意味が無いですし、作業の困難さと費やす時間を考えれば録り直した方が早いです。

さて、パワーが無いといっているのにもかかわらず、音量差に違和感が無い。何が言いたいかというと、『左もある程度の音量を出すことができている』ということです。

映像では確かに差はありますが、音で聞くとそんなに差が無いので、たとえそう見えたとしても音でいえば左も右に負けないぐらいの音量で踏めていると言えるわけです(まあ、理想は同じ幅ですけどね)

あなたもビーターの振り幅を見て、踏めているかどうかの1つの指針にしてみてはどうでしょう?右と左で幅が極端に違っていたら注意しなければならないかもしれません。理想はちゃんと録音して確認することですが、機材が揃っていないとなかなか難しいですからね。そういう時に意外と役に立つかもしれません。

なにより大事なのは

音楽は音が1番大事です。映像や単なる速さだけに騙されないで下さい。いくら速く踏めたとしても音がちゃんと鳴ってちゃんと合っていなければ意味がありません。しっかりした本物の速さを身につけて誰にも負けない高速ツーバスを手に入れて下さい。

高速3連が使われている曲

高速3連が使われている曲の例を挙げておきます。アングラのリバースというアルバムの「アシッド・レイン」、チルドレンオブボドムのヘイトブリーダー というアルバムの「サイレン・ナイト・ボドム・ナイト」です。

アシッドレインは短いですが、テンポ120で6連として使用されていますし、サイレンナイトはテンポ237の3連で、この速さで結構な時間連打しているので、かなり難しい内容になっています。

他にもいろいろありますが、ほとんどは一瞬だけ入れる程度です。まあ、速さにも限界がありますからね。それに探すならデスメタル系の方が探しやすいですかね。私はあまり聴かないので詳しくないですが。

高速3連!
ぜひとも習得していただきたいと思います。

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