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テンポ別でツーバスの足の動きを見比べる

テンポ別でツーバスの足の動きを見比べる

ツーバスを始めたばかりの人は、スピードがなかなか上がらない、持続力が付かないなど、できる人にはわからないできない人なりの理由があると思います。ツーバスの基本である連打に焦点を絞って、テンポ別での足の動きを撮影した動画を作成してみました。

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足の動きが見たいと思ったことはありませんか?

どうやって踏んでいるのだろう?
どういった練習をしているんだろう?

人によって思う所は様々ですが、誰でも1度は『どういう足の動きをしているのか』に興味を持ったことがあると思います。ツーバスに興味がある人は1度はそう思ったことがあると思いますし、もちろん私もその1人です。

教則本やDVD・ビデオ、ライブの映像等でもドラマーの足を映している時ってありますよね。ですが、大体は一瞬で終わるか、長くても数秒程度なので、じっくり見ることができないと思います。私も内心では「もっと映してくれ」と思っています。

見たい映像に限って時間が短いのでイマイチわかりづらい。

というわけで、ツーバスの基本である連打に焦点を絞って、テンポ別での足の動きを撮影した動画を作成してみました。動きを見ただけでできるようになるなら苦労はしませんが、ヒントだけでもつかむことができればと思います。

足の動きを動画で確認

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバス連打

  1. テンポ120~200(10ずつプラス)
  2. 8小節ずつ

曲を叩く上でテンポは非常に重要です。
どのテンポでもしっかり叩けるようになっておかないといろいろと苦労します。
今回は曲で使われそうなテンポを大まかに区切り、比較できるようにして違いを見れるようにしました。

テンポは120から始まって10ずつプラスされていき、最終的には200までいきます。
つまり、9つのテンポを連続してみることができます。
各テンポでの演奏時間は譜面8小節分です。

120・130

最初の内はこのテンポでも難しいと思いますが、慣れてくればそうでもありません。慣れるまでは問題ないですが、問題なのは慣れた後のことです。

この辺の速さはテンポをキープするのが意外に難しいです。
中途半端な速さですから、リズムもフィルもついつい速くなりがちです。

そうならないように抑えて叩く必要がありますが、抑えるのは速さであって音量を抑える訳ではありません。控えめになると音量も控えめになるので、そうならないようにしっかり叩いて音を鳴らして下さい。

140~160

メタルで1番使われるといってもいいでしょう。私もやりやすいと思うテンポですし、連打では140位が1番気持ちいいと思っています。

ただ、速さの壁になるのが意外にもこの辺りで、特に150前後ぐらいが多いです。連打していても徐々に遅れてくる、あるいは短い時間しか続かないといった話をよく耳にします。

連打の時間でいえば、5分以上は持続させたいところ。
曲によりけりですが、短くても3分くらいはできないときついですかね。

それと申し訳ないですが、私の経験談はここでは役に立ちません。というのも、私はツーバスの一般的なコツである程度乗り越えてしまったので、どこをどうするといった明確な経験をお伝えする術がないんです。ただ、その当時の私は次の4つについて特に重点的に練習していました。

  1. 練習時間
  2. 連打の持続力を上げる
  3. しっかり踏めるようにする
  4. いろいろな音符を踏めるようにする

1・2・3はセット

1・2・3はセットで考えます。
連打の持続力を上げるために数え切れないほどの時間を連打だけに費やしました。

普通に練習をした後に、さらに基礎練習を1時間。
基礎といってもただ踏み続けるだけの練習です。
好きな曲を聴きながらそれに合わせて永遠踏み続けること約1時間。
それを毎日毎日ひたすらに続けていました。

踏み続ける間、しっかり踏むということにも意識を集中していました。
かりそめの連打ではなく、しっかりと音を鳴らせる連打にするためです。

4について

4についても単純な理由です。
ツーバス練習法の最大のコツとは!?』で紹介している音符の形や、『すぐに使えるシリーズ』で紹介している様々なリズムなど、難しければ難しいモノほど、習得すれば『踏む』という動作の根本的な向上にも繋がると考えたからです。

技術が向上すればするほど、それよりも簡単な基礎の連打も向上するはずだと考えました。つまり、難しいツーバスフレーズを習得すればするほど、基礎である連打の質も高くなっていくということです。

数学と似たようなものですかね。問題を解こうとするなら最初に公式を覚える必要があります。それを使って沢山の問題を解いていけばいくほど、公式自体も身に付いていくということです。

何とも言えない単純思考(笑)
しかし、結果的に踏めるようになったので、私にとっては効果絶大だったわけです。

170・180

速さの壁を苦労して乗り越えた先にある第2の壁がここです。
第1の壁は速さ、そして第2の壁は体力(筋力)です。

たとえ速く踏めたとしても続かなければ意味がありません。
そして続けることがすごく難しいテンポがこの辺です。

特に180なんて本気でトレーニングなり何なりしないと続きません。中にはしなくてもできるという人もいるかもしれませんが、私は無理です。

ここをクリアするために、私はいろいろとトレーニングをしてきました。
その詳細は高速ツーバスを身に付ける為のトレーニング方法を参考にして下さい。
ここを乗り越えれば、ツーバスドラマーとしてかなり活躍できます。

190・200

ここまでくればできるできないの問題ではなく、あるのはただの精神論です。
高速ツーバスに関してはやるかやらないかだけですね。

しんどいからといってやらないのでは、せっかくここまできたのにもったいないです。さらなる限界を超えるために、日々チャレンジすることを心がけましょう。

私も速いのは好きですが、ただ速いだけの曲はあまり好きではありません。私の場合は速いが先ではなく、曲が先にあって次に速いですから、曲がよければいくら速くてもチャレンジします。まあ、その度完膚なきまでに打ちのめされるわけですが(笑)

あなたの速さの壁は一体どこまで行くんでしょうかね?
楽しみなのは私だけ?

あとがき

普段、自分の足を見ることは無いので、動画を作成した時はなかなか新鮮でした。
プレイ中に客観的に見ることはまず不可能ですから。

ただ、今回はある意味ノリ的な感じで作ったので、参考になるかどうかが微妙です。
これが何かの役に立ってくれれば幸いなんですが・・・。

※テンポ別の解説に関しては私個人の意見をそのまま書いています。
正確性・確実性について絶対というわけではないのでご了承を。

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