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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

半拍3連と16分音符を使ったオモテ打ちパターン

半拍3連と16分音符を使ったオモテ打ちパターン

ツーバスで演奏すると楽しい半拍3連。オモテ打ちで16分音符も加わっているのにそこまで難しくない。オーソドックスながらも楽しく癖になりそうな、なかなかにオイシイパターンの紹介です。

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譜面と動画

ハイハット8分音符/オモテ打ち/ツーバスパターン・半拍3連/2小節

  1. テンポ135
  2. 1小節目の4拍目の半拍3連
  3. 2小節目の3拍目の16分音符

1小節目の4拍目の半拍3連

半拍3連を意識しすぎて、その前後でリズムがぶれないように気を付けてください。ぶれる原因は8分音符ウラにあります。8分音符ウラが続く状態でツーバスを入れたりするのは案外難しい技術でもあり、つっかえてしまうことが多いです。半拍3連ともなると瞬間的に連打を入れなくてはならなくなるのでその状態が顕著にあらわれます。

また、半拍3連の踏み始めは8分音符ウラのタイミングとなんら変わりません。意識しすぎてウラから入るタイミングがぶれないように気を付けてください。8分音符ウラを踏み続け、タイミングはそのままで半拍3連を踏み出します。

さらにもう1点、注意があります。半拍3連を詰めすぎないようにすること。テンポは135ですが、速いような遅いような若干曖昧なテンポです。中途半端なテンポほど、瞬間的な連打は詰めすぎやすくなります。詰めすぎると次の音符までが間延びして締まらないパターンになるので注意してください。一気に踏んでしまいたくなるのを堪えて、安定した3発になるよう心がけましょう。

2小節目の3拍目の16分音符

8分音符ウラを踏んだ後のツーバス連打発進はつっかえる場合が多いです。足がせわしなくなるので詰まりやすくなるんですよ。この場合は特に16分音符の1発目のバスドラムはスネアと合わせなくてはならないので、微妙にタイミングがずれたり、合ったと思っても全体のリズムがよれたりすることが多いので注意。スネアのタイミングを基準に、足を合わせて、かつよれないツーバスの安定感を目指してください。

8分音符ウラのつまりやすさがわかるパターン

片足か両足か迷うツーバスパターン

The Course Of Nature -ザ・コース・オブ・ネイチャー-

Angra(アングラ)というバンドに『Aurora Consurgens(オーロラ・コンサルジェンス)』というアルバムがあります。その中の『The Course Of Nature(ザ・コース・オブ・ネイチャー)』という曲で使われているツーバスパターンです。

今回紹介しているパターン自体は難しくはありませんが、曲自体はラテンチックでかなりテクニカルです。出てくるツーバスパターンの種類がいくつかあって、『ドドッド』や『3連と6連による高難度パターン』など、リズム自体の難易度が高いです。足に限らず手も結構忙しいのでやりがいのある曲といえます。私は同アルバムのScream Your Heart Out(スクリーム・ユア・ハート・アウト)と並んで好きな曲の1つです。

アングラにはキャリー・オンやノヴァ・エラといった有名なスピードチューンの曲がありますが、そういった曲も好きですが個人的にはひねった曲も好きなんですよね。テクニカルな曲と言いますか、一筋縄ではいかない曲を好きになったりします。リバースというアルバムのアシッド・レインとか、テンプル・オブ・シャドウズというアルバムのウェイティング・サイレンスといった曲などです。なかなか良い練習になるので試しに練習してみてはいかがでしょう。

完コピをするなら1小節目の1拍目はバスドラ有り

紹介した楽譜のパターンの1小節目の1拍目のバスドラムは8分音符のウラだけになっていますが、実際の曲の該当部分では8分音符を2発踏む、つまり8分音符休符は休符ではなく8分音符を踏むことになります。

曲をよく聞き直してみたら、バスドラムを踏んでいるように聞こえます。アタック感も増していますし。

ただ、入れる場合のパターンというのは本来あまり聞かないんですよね。スネアをアタマで(4分音符で)叩く場合は、その部分にバスドラムも入れることはあまりやりません。普通に8ビートを叩く時を想像してみてください。スネアを2・4拍目に叩きますが、その時にバスドラムも一緒に踏むというのはあまり聞かないと思います。踏まないのがセオリーになっているといいますか。

もちろん、絶対踏まないということではありません。セオリーを外して意図して踏むことはままあります。しかし、あくまで意図した場合であって、そういった『意図して』というのが今回の例です。強拍となる1拍目をしっかり強調させるために曲ではバスドラムを入れているのだと私は判断しました。

今回紹介したパターンは通常なら入れないであろう場合、つまりセオリー通りに叩いた場合の楽譜を載せています(そちらの方が叩く割合では多いと思うので)

曲として完璧にコピーするなら、バスドラムは入れてしっかり強調させましょう。汎用的なリズムとして練習するなら紹介した楽譜をやるといいでしょう。

オーソドックスな使い方

今回の2小節パターンをそのまま使っているのはあまり聞かないながらも、それぞれ個別では比較的良く耳にします。ちょっとしたポイントで半拍3連を入れたり、フィルイン要素としてツーバス連打を入れたりするのはよくある方法です。どっちも安定してできるようになっておくとこの先楽です。やってみると案外楽しいパターンですよ。

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1拍半からポリリズムに展開するツーバスパターン1拍半からポリリズムに展開するツーバスパターン
3連と6連を使った超難関ツーバスパターン33連と6連を使った超難関ツーバスパターン3