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高速ツーバスができない理由とできるコツ

高速ツーバスができない理由とできるコツ

実を言うと高速ツーバスが『できない理由』と『できるコツ』というのは同じなんです。はたしてどれ位の人が気付いていますかね。

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あなたはどれ位の速さでできますか?

ちなみに目安時間は5分です。テンポを設定したらその速さで最低でも5分間連打し続けないとできたとは言いません。なぜなら、一般的な曲は5分位の長さがあるからです。厳しい世界ですね。

私の最高は175位です。テンポ175位で5分間。がむしゃらに叩けばもう少し位大丈夫ですが、音を意識して叩くならこれが最高テンポです。

日本のツーバスドラムで1番有名なのはX-JAPAN(エックスジャパン)のYOSHIKIさんでしょう。速さは一級品です。もちろんパフォーマンスも。
次いで沢山バンドがありますが、ツーバスと言う意味でならSEX MACHINEGUNS(セックスマシンガンズ)ですかね。一部とはいえ、ONIGUNSOWとかテンポ200越えでツーバスですから。
メタルバンドで有名なGALNERYUS(ガルネリウス)のドラムJUNICHI(佐藤潤一)はテンポ180で5分間叩く練習をいつもしているそうです。

さあ、あなたはどれくらいですか?
メタルでの速さを求めるという意味なら最低でもテンポ160はできないときついですよ。「そんなに速いテンポでできない」と言う人も安心して下さい。速くなる最大のコツを教えますから。

一般的なコツ

一般的な速さのコツは脱力して踏んだり、とにかく踏みまくることだったりします。これに関して否定はしません。むしろその通りです。速いテンポになればなるほどリラックスして叩かないとできません。そして、踏みまくるということも『慣れる』という意味では当たっています。

できない理由

実は一般的なコツだけでは速いテンポは踏めるようにはなりません。
なぜなら、私自身がそのいい例でしたから。

「リラックスして踏みまくればいつかできる」そう思ってひたすら踏み続けました。しかし、ある程度までは踏めてもそれ以上の本当の速さの壁を超えることはできませんでした。まあ、要領が悪いと言われればそれまでですが(笑)

ある日、新しいアルバムを買って曲を練習していた時に起こりました。曲のテンポは120程度で基本は16分でたまに6連が出てくる面白い曲(こっそり教えちゃいますが、アングラというバンドのアシッド・レインという曲です)。

しかし、全然できない。特に6連を使ったフレーズについていけない。その時はある程度叩けるようになっていたのでかなりショックを受けました。ツーバスといってもテンポ160の連打ならできていた当時に120の6連ができないなんて。

よくよく考えると当たり前で、テンポ120の6連はテンポ180での16分と同じ速さです。当時ではそこそこ踏めてもテンポ180の16分連打は無理なレベルでした。これを機になんとかしようと思ったのが事の始まり。そして、あることに気がつきました。

踏み方には2通りのやり方がある

  1. ロー・ミドルテンポ(下はいくらでも~上は160前後)での踏み方
  2. ハイテンポ(テンポ175以上)での踏み方

『リラックスして踏みまくる』なら1はできるようになりますが、問題は2です。ここで1つ質問します。あなたはツーバスを始めた時はテンポどれくらいで練習していましたか?

無意味な質問なんですが、おそらく遅いテンポからだったと思います。いきなりテンポ180の16分なんてやりませんよね。実はここに落とし穴があるんです。

遅いテンポでの踏み方の場合、嫌でも足全体で踏んでしまいます。ヒザを上げて「ドン!ドン!」という風に。なぜなら、こうしないと遅いテンポだと踏みにくいからです。それからどんどんテンポアップしていって150、160まできます。ここらへんの踏み方の場合、遅いテンポの時ほど足は上げず少しだけ上げる程度で踏んでいると思います。

ここまでは1の踏み方です。そう、ヒザを中心に足全体の力を使って踏むやり方です。ですが、これが速いテンポでは通用しない理由なんです。

ロー・ミドルテンポとハイテンポでは踏む時に使う筋肉が違うんです。速いテンポではスネの筋肉を使い、足首を中心に踏まないとダメなんです。当たり前なんですが、速いテンポだと足を上げていては間に合いません。上げるといっても動いているのかわからないほどほんのわずか程度です。

1番重要なのがスネの筋肉です。ここの鍛え方次第で速いテンポでの持続力が変わります。ある程度の速さまではやってきたから大丈夫と思いがちですが、160以上を日々練習してきた私でさえスネを使ったこのやり方では続きません。

要するに足全体を使っていたせいで、スネまでしっかりと鍛えていなかったということです。まあ、ある程度までの速さなら足全体で踏めるようになります。踏む分にはその方が楽ですからね。それに元々遅いテンポから練習を始めたので、その踏み方が定着していても仕方ありません。

そればかりやっていたから速いテンポでも自然と足全体で踏もうとしていたんです。これでは速くなんて到底踏めませんよね。速く踏むということはどこまで効率よく、無駄が無く踏めるかということでもあるんです。これをちゃんと理解していないといくらやっても速く踏めません。私の場合は最初からこの条件をやぶっていたので、そりゃいくらやっても速くなりません。

できるコツ

「できない理由とできるコツは同じ」と冒頭で言いましたが、つまりはスネの使い方のことなんです。高速ツーバスはスネを使わないとできませんし、ここをどれだけ鍛えているかによって速さが変わってくるんです。

私もできない理由を理解した時から練習方法を変えました。というより、いつもの練習内容からさらに項目がプラスされたと言った方が正しいです。特にスネを1から鍛えるようになりました。すぐに結果は出ないので、地道に地道に鍛えていきました。そのおかげで少しずつテンポが上がっていき、170、180の連打は出来るようになりました。

あとがき

テンポ180で連打していると足よりもスネの方が痛くなってくるんです。出来なかった時にはわからなかったスネの筋肉の動きが、出来るようになったからわかるようになったんです。

『速い連打はスネを使う』

実は意外に知られていることなんですが、それにもかかわらずできないという人が多いのです。その気持ちは痛いほどわかります。1、2日で出来るほど簡単ではありませんから。

スネが大事と言われて、じゃあスネを鍛えていこうと思っても1から始めたんじゃ尻込みしてしまいます。単純に筋肉の問題なら鍛えても身になるのは数ヶ月ぐらい先になりますし、ただ筋肉を鍛えてもそれを上手く使いこなせなければ意味がありません。

なので、次に手軽にスネを鍛えられる方法をお教えします。やり方は簡単ですが、ちゃんと続けないと身に付きませんからそこだけはきちんと守って下さい。

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