ツーバスでよく使われる基本パターン3
ここで紹介するパターンは、ドラムではお馴染みで見慣れた形なので、比較的やりやすいと思います。初めてリズムを叩く時はほとんどの人が8ビートから叩きます。手は全く同じで、足だけ16分で連打した形が、今回のパターンです。これを最初に練習しても大丈夫です。ウラ打ちと同等に良く使われますから。
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バックビート
ハイハット8分
ハイハット4分
2・4拍にスネアを入れたこの手の形を『バックビート』と言います(2&4:ツーエンドフォーとも言う)。ポップやロックでは定番となっている形ですが、メタルでも頻繁に使われます。
この先、紹介するいろいろなフレーズやツーバスパターンはこのバックビートを基本にしているので、しっかりと練習を積んでおいて下さい。
よく耳にする形なので親しみやすく安心感があるのが特徴です。パターン1、2でもいろいろな足技を作ることができますが、このパターン3ほどではないです。かっこいいパターンを作りたいなら、まずはこの形から入るのがいいでしょう。
バックビートはスネアが命
8・16分ビート、3連でもいいですが、スネアの位置がバックビートになっている時はスネアが1番大事です。なぜなら、1番聞こえて1番わかりやすいからです。他の楽器の人はドラムを基準に演奏します。そして、ドラムの中でも1番にスネアを基準としています。そのスネアの位置が不安定であればあるほど他はやりにくいのです。バスドラムばかりに気を取られていては大事な音を忘れがちになるので気をつけて下さい。
16分4つで1拍を意識する
16分4つで1拍、当たり前なんですが、足を連打しながら叩くということは思っている以上に難しいんです。オモテ打ちやウラ打ちは手の音符が細かいので手と足が合いやすいのですが、このバックビートは意外に合わせずらいので注意が必要です。特にハイハット4分のパターンではズレやすく、慣れない最初のうちは16分1発分でズレたりすることがよくあるので、「16分は1拍の間に4つ」をきちんと意識するようにして下さい。
ツーバス連打の持続力も大事
ツーバスをメインに使っていきたいなら、連打の持続力は武器になります。多少速くなっても余裕を持って安定して叩けるように普段から続ける努力をしておきましょう。
足は右左右左、それができたら左右左右と順序を逆にして練習
詳しい説明は、連打で重要な練習 その2でしているので、そちらを参考にして下さい。
知らない間に間延びする
足で連打をしながら手はバックビートの形だと、知らない間にリズムが遅くなっていることがあります。オモテ打ちやウラ打ちは手のリズムが細かいので大丈夫なのですが、バックビートだと間延びした感じになって、足がそれにつられて間延びし、知らない間に遅くなっているということです。
連打は続けることがしんどいので、疲れてくると遅くなるのも無理はありません。しかし、疲れを見せてしまうとメンバーやお客さんは不安になります。心配させないように、たとえ疲れていてもそれを見せないように努力しましょう。
永遠に叩き続けることは不可能です。ツーバス連打なら特に。1曲を叩き続ける体力は付けておきたいですが、できる限りペース配分を考えましょう。休憩も大事です。曲中であっても支障が無い程度で、計画的に休むクセを付けておきましょう。
ツーバスという新しい技に取り組む上で
ツーバスという新しい技に取り組む上で、それなら新しいリズムから入りたいと思い、ツーバスでよく使われる基本パターン1として最初はウラ打ちから紹介しましが、やりやすさでいえばこっちなので、順番はあまり気にせず練習して下さい。出来るようになるということが1番大事です。