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ツーバス リズム6連符

ツーバス リズム6連符

連打だけをしてきた基礎と違い、リズムで6連符を入れるのはかなり難しいです。リズムの中でそのまま6つを足で踏むことはあまりやらないのですが、使いこなせるようになったらある意味必殺技になる可能性があります。

6連符はどちらかといえば、手と足を使ってフィルイン的なアプローチにするのが常套手段です。しかし、元々の6連符自体を演奏できなければ使うことができないので、ここで再度確認と、リズムで使用する際のコツや注意点などを紹介していこうと思います。

※動画はテンポ80で統一しています。

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確認用 譜面1

確認用譜面1

6連符の正確なタイミングときちんとした数を確認する為にまずはこのフレーズから始めます。足を入れる際のつっこみ過ぎに注意しましょう。6連符はどうしても『踏まないと』という意識になってしまい、その気持ちからかつっこみ過ぎて踏めなくなることが多いです。

6連符を習得する時の1番のコツは6発をきちんと踏むことにあります。いきなり速いテンポから始めると勢い任せでできた気になるので危険です。他の練習と違い、特に遅いテンポから始めて正確に6発を踏む練習をしないと到底習得はできませんので、まずはこのフレーズを使って正確なタイミングと数をつかむ練習をしましょう。

このフレーズを始める時は最初は必ず手だけで6連符を叩きます。この時点で正確に6連符を刻んでいき、そしてその手に合わせながら足を入れていきます。手と合わせることにより足にも正確な6連符を覚えさせるのです。

遅いテンポから徐々に上げていき目標テンポに近づけていきましょう。単発で入れるならテンポ150位で、連打で入れるなら130位がいいでしょう。それができるようになれば武器として十分使えるようになると思います。私は120ぐらいが1番やりやすいテンポになります。これぐらいなら連打してもほとんど6連符のニュアンスを損なうこと無く踏むことができます。

本来練習では目標テンポの10以上でできるようにならないと目標テンポでは安定しないといいます。120なら130、150なら160というふうに。逆に下のテンポは目安がありません。遅くすればするほどより高い安定性が必要になるので練習すればするほど安定していきます。1つのフレーズを習得したければこのどちらも練習する必要があります。まあ、フレーズを練習する際の1つの目安としておきましょう。

確認用 譜面2

確認譜面2

上のフレーズの2・4拍を抜いた形で、手と足を交互に叩いていくフレーズです。上のフレーズで6つを正確にとらえられるようになったら、足が重なる部分は手を抜きます。足が独立して正確に踏むことができなければ使うことができないので、ここでそれを練習します。

手がなくなるだけでかなり難易度が高くなるので、先ほど練習したタイミングを思い出しながら叩きましょう。あせる必要は全く無いのでゆっくりなテンポから確実に入れるようにしましょう。

足ばかり集中しすぎて手がダメにならないようにして下さい。手で叩いた6連符をマネして足で踏むようにするのがコツです。ここでの見本はあくまで手なので、それを忘れないようにしましょう。あなたが思っているほど足は動かないものなので、丁寧に覚えさせていきましょう。

リズム 1

ハイハット3連符/バックビート/ツーバス3連符・6連符/2小節

6連符リズムを練習する時に役に立つフレーズです。1小節目は右手ハイハットと右足のバスを3連で、2小節目の1・3拍に左足を入れるパターンです。右手・右足を基準にできるので左足はすんなり入れることができると思います。十分に練習を重ねて6連符の感覚をつかみましょう。ここでの練習が今後に大きく影響していきます。

リズム 2

ハイハット3連符/バックビート/ツーバス6連符

上のフレーズの2・4拍の3連符を抜いた形でここから普段使う形になっていきます。右手のハイハットが3連符になっているのでここを基準に合わせていくと6連符も踏みやすくなります。最初はきちんと刻んでタイミングを覚えていきましょう。

リズム 3

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバスパターン6連符

上で練習したのを思い出しながら練習しましょう。ここではハイハットを4分音符で叩いています。今までのフレーズをきちんとこなしていればできると思います。最初は無理をせず、遅いテンポから確実にできるようにしていきます。ハイハットが3連符だと速いテンポではしんどくなりますが、4分音符だと足が動きさえすれば速いテンポでも演奏できるので、このフレーズはしっかりと練習しておきましょう。この形が6連符の基本となるので、しっかりと練習して自在に使いこなせるようにしておきましょう。

リズム 4

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバス6連符

腰のバランスが大事です。どうしても勢いづいてしまうので、腰のバランスをよくすることで上手くコントロールしましょう。6連符が踏めるようになったら、次はそれを維持することに集中して下さい。6連符ばかり気にしていてはフレーズ全体のバランスがわからなくなります。意識しつつ常に流れていくようなイメージを持って練習して下さい。

リズム 5

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバスパターン6連符

連打の勢いを止めた後に8分音符ウラを入れ、そこからまた6連符を踏むという足の静と動が要求されるフレーズです。

足の動きは静と動ですが、音だけ聞くと勢いそのままに聞こえます。なぜなら8分音符のウラが勢いを殺さず逆に次に伝える働きをしているからです。8分音符がかなりやりにくい場所にありますが、踏めるようになればかなり重宝することになります。『すぐに使えるパターン』シリーズでは8分音符ウラを嫌というほど練習してきましたが、中でも6連符に絡んだこの形が1番難しいと言えます。

足のスネを上手く使った6連符と足全体を使った8分音符の切り替えを速くするのがコツです。この形は実際の曲でも使われる形なので練習していて損は無いです。速いテンポで踏めれば踏めるほど必殺技になっていくのでがんばって習得して下さい。

リズム 6

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバス6連符連打

お馴染みの連打パターンです。当たり前ですが16分音符の連打より音数が増えるので、より難しく、より疲れやすくなっています。

コツはハイハット。4分音符を右手で叩きながらも、頭の中では3連符を思い描きながら叩きます。3連符を思い描いていると、漠然とした長さの中に基準を作ることができるので、そこに足を合わせると思った以上にやりやすくなります。

1拍1拍にきちんと6つを入れていきます。「6連符の1発目を強くする」を意識して踏んでいくとフレーズにメリハリをつけることができます。

あとがき

『6連符はどちらかといえば、手と足を使ってフィル的なアプローチにするのが常套手段』と冒頭に書きました。確かに両手足を使えば6連符でも比較的簡単に叩けます。

しかし、それでは完璧にマスターしたとは言えません。
それだけでは超えられない壁が6連符には存在します。

人によりけりではありますが、あなたがかっこいいを聴かせたいなら、この壁を超えないといけません。手足を使うのはそれからでも遅くはありません。

土台がもろいと壁なんて到底超えられません。
今は1つ1つ目の前のことに集中して、しっかりした土台を作っていきましょう。

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