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ツーバスで8分音符連打を踏む時だけ左足からという人は

ツーバスで8分音符連打を踏む時だけ左足からという人は

ツーバスで16分音符の連打は右足からなのに、8分音符は左足から踏み始める人を見かけます。本来、右から左と踏む人が、8分音符だけ逆になるのはあまりおすすめできません。なぜなら、8分音符と16分音符もしくは8分音符と3連符を混ぜて使う時の足順で詰まるからです。

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足順が詰まりやすい

8分音符を左から、16分音符を右から踏む人がいるとします。
曲中で8分音符の連打から16分音符の連打に切り替えたいと思った時、あなたはどうしますか?

連打で考えると左足がアタマの場合、次のアタマは自然と左になります(譜面参照)

譜面例

これを右に変えようと思ったらどこかで片足のダブルを入れなくてなりません。ダブルを入れないと足順が変えられないので切り替わりの前後で入れる必要が出てきます。

元々8分音符は左足から16分音符は右足からというドラマーは結構いるんです。こういうやり方は多いと思います。ですが、ツーバスを本当の意味で使いこなしたいなら、どの音符でも踏み始めは同じにした方がいいです。

その理由に、速さとフレーズの関係が挙げられます。つまり、8分音符と16分音符のフレーズが速いテンポで入り乱れるとダブルで修正できなくなるからです。

足の順序を変えるのは意外に難しく、かなり慣れていないと詰まってしまいます。速いテンポだと特に切り替えをしている暇がないのです。さらに踏んでいる本人に違和感がなくても音にその詰まりが残っていたりします。音に残るというのはレコーディングのことを言います。

レコーディングをするとこの音の微妙な詰まり具合がはっきりとわかります。練習を積んだ人でもなる時があるので、ハンパな人がやった時は一体どうなるんでしょうね?こういった理由により足順は統一した方がいいのです。どんなに速いテンポでも音符でもフレーズでも、統一して踏める技術があればこんなことにはなりません。

私も経験者です

ここまで細かく言うのにはわけがあって、最初のうちからやっておく方が後々楽だからです。何を隠そう、私もその経験者です。私も元々8分音符は左足から16分音符は右足からのドラマーだったんです。

ある日の練習で、アングラというバンドのアルバム『テンプル・オブ・シャドウズ』の6曲目『The Temple Of Hate -ザ・テンプル・オブ・ヘイト-』という曲を練習したんです。

この曲はテンポ185で基本は16分音符連打なんですが、1番難しいのは中盤のソロ部分なんです。8分音符に16分音符に3連符のオンパレードです。緩急を付けたツーバスフレーズがすごくかっこよく、聴いていて気持ちいいのですが、叩くとなったら話は別です。ハンパなく難しく、しかも速い。足順の統一はこの曲を練習したから気づいたことなんです。

最初は文字通り手も足も出ませんでした。この曲をきっかけに自分の足技を1から見直すことにしたんです。まあそれにはかなり時間を要しましたけど、おかげでまたさらに足技を磨くことができました。

本気でツーバスを目指すなら

最初から足順を統一しておけば苦労はしなかったんですが、それも仕方がないことなんですよ。8分音符は左足からの方が最初は特にやりやすいんです。それをそのままにしていたのが悪いんですが。

もしかしたら、直さなくてもやり方次第で使い分けることができるかもしれませんが、残念ながらそんな人の心当たりはないですし、私は無理でした。

ツーバスに力を入れないというのなら、そこまで悩む必要も、無理して直す必要もないと思います。あくまで本気でツーバスを目指す人に対してのアドバイスです。

本気でやるなら、この先必ずこの壁にぶち当たります。その時になって慌てない様に、今のうちからやっておくといいでしょう。

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