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ドラマーとしてライブ本番前に気をつけている11のこと

ライブ本番前は緊張してしまいます。そんな中でいつも通りに振る舞うのはなかなか難しいものです。ふと大事なことが頭から飛んでしまわないよう、気を付けていることをメモしておきます。

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ウォーミングアップは入念に

本番で最高のパフォーマンスを発揮するためには必要不可欠です。いきなりやりだしても体は動いてくれません。しっかりほぐして、ベストな状態で本番を迎えられるよう調整します。冬は特に体が冷えて動きにくいので、温める意味も込めてしっかり行います。

セットリスト

曲順や曲間の流れ、カウントを入れるタイミングなど、最初から最後までの流れを頭の中でイメージします。曲順が書かれた紙を持っていくこともあります。テンポなども記入してチェックしたりします。何が起こるかわからないのがライブ本番。備えあればというやつです。

持っていく機材をチェック

ペダル、スネア、エフェクトシンバル類やそれに使うスタンド、予備のスティック、チューニングキー、クリック、ガムテープ、タオル、飲み物(水が好ましい)、などなど、ステージ上に無いと困る物や持っていかなければならない物は、しっかり事前にチェックしておきます。

服装・衣装

ステージに上がる場合は服装にも注意したいところです。私はヴィジュアル系などの『衣装でも魅せる』ことはあまりないので、そこまで神経質になることはありません。人によってはドラムで隠れるからあまり気にしないという人もいます。ただ、バンドで決めた最低限共通させることなどがあるなら、ちゃんと守る必要がありますね。

テンポチェック

特殊でかなり個人的な事柄なんですが、私が使っているドクタービートというクリックのタップテンポ機能というのを使い、今の自分の状態が速いのか遅いのかを把握します。

緊張で気が急いて既定より速くタップしてしまった場合は少し落ち着いてカウントを数えるようにする、迷いや不安でちょっと遅めにタップしてしまった場合はもっと自信を持って少し速めを意識する、といった感じです。

もちろん、各曲のテンポに設定して確認することも怠りません。どれだけ回数をこなしてライブ慣れしても、やはり緊張もすれば不安にもなります。平常心を保つのが難しい場面で、速くなったり遅くなったりしてはメンバーにも迷惑をかけてしまうかもしれません。そうならないよう配慮しています。

セッティング

イスの高さやスネアの角度など、ライブでは特にセッティングに気を使っています。初めて触るドラムセットや初めてのライブハウスだと、なかなか勝手がわからないものです。メーカーや種類によって違いがあったり、時間に限りもあるので、なかなか思うようにいかない時もあります。そうならないように、自分のセッティングで気を付けている点をメモしています

頭で記憶している情報ではありますが、ライブ前はいつもと違って平常心を保ちづらいです。緊張しすぎて頭から飛んでいくことにもなりかねないので、気をつけたいポイントが書かれたメモが手元にあると安心できます。

まあ、今ではそこそこ経験値もあるのでそこまで真っ白になることはありませんし、あまり必要になる場面はありませんけどね。

落ち着く時間を作る

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個人的に重きを置いているのが、迅速にセッティングを終えた後で『落ち着く時間を作る』ことです。

バンドメンバーが一斉にセッティングを始めたら、どうしてもドラムが一番遅くなってしまうのはよくあることです。出演順によっては自分たちの前に出演していたバンドがあるわけで、撤収に時間がかかればそれにつられて自分のセッティングが遅れる場合もあります。ドラム以外は案外スムーズに交代しやすいので、自然とドラムは遅くなりがちです。

そんな状況にもかかわらず、自分のセッティングが終わってすぐに本番を迎えては、オチオチ落ち着くことも出来ません。そうならないように、なるべく速やかに終わらせて本番に備えるようにしています。

出番待ちの時点で落ち着くのと、ステージ上で落ち着くのとではわけが違います。ステージの上にいるかいないかで、また違った緊張にとらわれるからです。その緊張をほぐして落ち着くためにも、たとえ一番最後になったとしても、必ず一呼吸間をおくことにしています。

チューニング

対バンともなると、何人ものドラマーが1つのドラムを叩くことになります。1番最初に出番が来るなら、その前から入念にチューニングもできますが、それ以外となると前の人が叩くことで少し狂ってくることもあります。

まあ、対バンではあまりセッティングに時間をかけられないとは思いますが、たとえ出始めのチューニングがおかしくても、1曲ないし2曲が終わった後であれば、MCなどをはさんである程度は修正できるはずです。その時にはしっかりやるように頭の隅に置いておきます。

後、本番前もそうですが、本番中も気にしておいた方がいいですね。

パワーヒッターは特にスネアのチューニングが狂いやすいです。私もビシバシ叩く方なので、数曲叩いたらヘッドがゆるんで、スネアの音が少し低くなってしまう時があります。

ビデオやライン録りしたものを後で確認してみると、最初と最後でえらい差があったこともあります。本番中は不安や緊張で一杯一杯かもしれませんが、なるべく気にしておくようにしています。

ガムテープを持参

これが意外に重要で、いくつもの場面で活躍してくれます。

スネアスタンドがズレるのを防ぐためにガムテープで足を固定したり、特にパールのシンバルスタンドにありがちなのが、無段階で自由に角度を調節できる反面、使い古したやつは締まりが悪くてアタマが倒れてくることがあることです。

昔とあるライブハウスでの本番中に、気合が入り過ぎて強めにクラッシュシンバルを叩いてしまったことがあります。案の定、その衝撃でシンバルスタンドが倒れてきました。幸いなことに、ステージ上に倒れたわけではなく、スタンドのアタマの部分だけが倒れてきただけだったのですが、ハイタムの上に被さったおかげで、左のシンバルとハイタムが叩けない状態で曲を叩く羽目になってしまいました。

もちろん、その間リアルタイムで曲が進行中。止めることはできません。2つの楽器を叩く時は何とか他のもので代用して事なきを得ましたが、その時に活躍したのがガムテープということです。きつくネジを締めてもガタガタしているスタンドをグルグル巻きにすることで、なんとか応急処置をすることができました。

スネアのミュートにも使えますし、セットリストのカンぺを張り付けることもできます。個人的なトラブルですが、ツインペダルのドライブシャフトのボール部分が破損した時はかなり焦りましたね。本番中のことではなかったんですが、やけくそになってグルグル巻きにしたら何とかなりました。

ガムテープはいざという時の万能道具なので、ライブの時だけでなく練習であっても必ず持参するようにしています。

心構え

普段通りに叩けばいい。今まで練習してきたことは決して無駄にはならない。
ライブの雰囲気で多少曲が速くなっても気にしない。そうなってもカヴァーできるように普段からしっかり練習しているのだから。

ありがちな言い方ですが、自信を持つことは大事です。ステージ上では特に。
ビクビクしながら叩いても格好悪いだけですし、お客さんはしらけてしまいます。

本番は不安と緊張でどうにかなってしまいそうになるのは誰にだってあります。ですが、それに押しつぶされてどうしようもなくなってしまうほど、普段の練習は信用できませんか?

普段あれほどやっているのに、これはできるという根拠や証拠が自分の中にはあるのに、それを信じることはできませんか?
今までやってきてできたことを振り返った時、本番では絶対できないと思ってしまいますか?

練習では出来るのに、本番では出来ない。
良くあることですが、そんな時はなおさら開き直ってしまいましょう。
案外、上手く行くことがあります。

普段あれだけやっているのに、出来ないなんてむしろ考えられない。
普段の練習に裏付けされたまぎれもない事実をただ胸に刻んでいるだけです。

1番最初のアクションを常に大事にする

どんな時でも1番最初のアクションを常に意識しています。
わかりやすく言うと、演奏する1番最初の曲の、1番最初に叩く音のことです。

入り方は曲によってまちまちです。
例えばドラムのカウントでいえば、スティック同士なのか、ハイハットなのか、バスなのか、シンバルアクセントなのか。
カウントでなければ、リズムからなのか、フィルインからなのか。
ドラマーからでなければ、ギターのリフやベースから始まることもあるでしょう。

何から始まったとしても、1番最初にドラムを叩く瞬間は必ずあります。その叩く最初のアクションをしっかり意識しています。「さあ、これからドラムを叩くぞ!」という気持ちや意気込みをしっかり乗せるためには大事な瞬間だと思っています。

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