ツーバスを使った擬似連打フレーズ
「フロア・バス・バス」を中心にしたフィルインで、『速い』と『フロアの音がバスに似ている』ことから、あたかも6連符を踏んでいるように聞かせることができます。
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リズム
ウラ打ち
右手をフロアで8分刻み。その間に両足で右左(左右)と入れていきます。
オモテ打ち
ウラ打ちをオモテ打ちに変えたパターンです。
フィルイン
4拍目を様々なパターンに応用させることが出来るので、前後のフレーズに合わせて変化させていきましょう。私はシンプルにスネアとシンバルで4分アクセントにしてよく使います。音源では4小節分入っていて、譜面の4拍目(スネア)を1拍目のフレーズに変えたのを3小節、4小節目で上記のパターンに変わります。
練習のコツ
パターンを習得するためのコツは3連符です。
1、まずはこのパターンで感覚をつかみます。
2、次にこのパターンで手の独立に慣れていきます。
3、そしてこのパターンで完璧に手足を自由にします。
感覚をつかむために1つ目から練習してもいいですし、基本が出来るなら2つ目、3つ目とあなたのやりやすい所から練習してもらって大丈夫です。
2つ目のパターンを倍のテンポにして叩けば擬似連打リズム・オモテ打ちの完成です。またスネアの位置をバックビート(2・4拍)にして倍テンにすれば擬似連打リズム・ウラ打ちの完成です。
3つ目のパターンは擬似連打フィルインと似ています。右手のフロアをシンバルに、左手のハイタムを増やせばほぼ一緒です。つまり、3つ目のパターンの速さを倍にしてアレンジして叩けば擬似連打フィルインになるのです。
注意点
説明自体は簡単なんですが、速く出来るかが問題です。フィルインの場合、右手はシンバルとフロアを行ったり来たりになるので速くなると遅れがちになります。そこから少しずつズレてきて、知らない間に右手と足のタイミングが同じになっていたりします。速くなっても基本の6連は崩さないようにして下さい。
- フロア・バス・バスの形
- シンバルとフロアの移動
- いかにスムーズに出来るか
これがポイントになるので、しっかりと頭の中に入れて練習して下さい。
習得する価値は十分にある
手足のコンビネーション系で6連を使ったインパクトのあるツーバスフレーズの代表です。一撃必殺のフィルイン。マスターできればフィルインでは上級者です。
速さに限界があるので活用する場面が少ないかもしれませんが、使うとかなりのパンチ力です。一瞬何があったのかわからないぐらいあっけにとられます。まさにハトが豆鉄砲をくらったみたいに(笑)
難しい反面、インパクトは他に類を見ません。
やってみる価値は十分にあるので、どんどん試して下さい。
※デモ音源はXLN AudioのAddictive Drums(アクティブドラムス)という打ち込みのソフトで作っています。内蔵キットはSONAR(ソナー)を使用。テンポは140で統一しています。