外付けHDDを整理してたら昔録音したドラムの練習音源が出てきた
外付けハードディスクにたまったデータを整理しました。そしたら昔ドラムの練習を確認するためにカセットレコーダーで録音した音源を発見しました。
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カセットレコーダーって知ってます?
私は当時使っていた物を今でも持っています。
手のひらに収まるくらいの大きさで、単三電池2つで動きます。早送り・巻き戻しをすると電池残量がグングン減ってあっという間に動かなくなる、今となってはコスパの悪いアナログ機械です。
でも、こいつがまたかわいいやつなんですよ。音は確かに悪いですが、確認だけなら十分です。難しい操作もなく、録音ボタンと再生ボタンを同時に押せばいいだけです。
これで録音したデータがですね、出てきたわけですよ。しかも、ちゃんとカセットテープからデータに移行していたことに驚き。「律儀だね~」と感心しつつ、ちょっと面白そうなので聞いてみました。
サンプル音源
「昔のオレってなかなかやるじゃん」
もちろん、自分の演奏が上手くて自画自賛
というわけではありません。
そういうことを言いたいわけではなくて、当時のカセットレコーダーで録音した音が意外に聞けるんですよ。そして、それを録音していた自分自身をちょっとだけ褒めているわけです。
昔の自分に言ってやりたいですよ、もっと録っておけと。
その恥ずかしい音を漏らさず、隅々まで録音しておけと。
そして、それを数年後あるいは数十年後に改めて聞いた私が過去の私にこう言うんです。
「ふっふっふ、今お前が録っているそれは、いずれお宝になるんだぜ~。恥ずかしがらずに全てをさらけ出しておくんだな、ぐえっへっへ」
押し入れもハードディスクも陥る罠は同じ
服とかいらないモノとかの整理で押し入れをがさり始めたら、奥にしまっていたアルバムが出てきて、懐かしくなってそれを見始める。気が付いたら時間が経って、全然片付けが終わらない。
時代が進んで、ハードディスクの保存データでそういう経験をするようになったのかと思うと感慨深いです。押し入れのモノも、ハードディスクの中身も、そう強いて違いはないんだなと。むしろ、全然違う状況にもかかわらず同じ罠が仕掛けられていることに驚きです。
ただ、ハードディスクって一歩間違うとほんとこわいものに変わります。データ量が膨大になると何が入っているのかわからなくなります。本人でさえ忘れているものがそこにあるわけですよ。
今この瞬間死んでしまったら、このかわいいやつらは一体どうなるんでしょうかね。演奏音源なら別にかまわないですよ。「へたくそだな」って思われるだけですし。これがですね、仮に変な声とか音とか映像だったりしたら…
「どどどどどど、どうしよう!?」
ってなるわけですよ(いやまあ、その時はもう死んじゃってますけどね)
データをいろいろ突っ込んでおける分、ハードディスクの方が混沌としやすい。その変わり処分するのはとても簡単だから、ちゃんと見られて良いもの悪いものをしっかり整理しておかないと。
定期的にデータは整理しておかなくてはなりませんね。