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A8ネットがSSLに対応したことを発表。これでサイト内アフィリエイトタグの変更は一層加速していく

A8ネットがSSLに対応したことを発表。これでサイト内アフィリエイトタグの変更は一層加速していく

主要ASPのSSL対応がされつつある中、A8ネットは若干遅れを取っていました。それにより、サイト内の完全なSSL移行ができないままでした。

しかし、2016年7月26日のスタッフブログにおいて「A8.netのアフィリエイト広告タグのSSL対応」を発表しました。これで遅れていたA8ネット関連のアフィリエイトタグをSSL化することができます。

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

リンクや画像に広告が含まれている場合があることを予めご了承ください。

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過去のアフィリエイトタグを10個ランダムに取り出して、新規取得タグと比較してみた

httpにsがついて『https』になっただけなら、一括変換すれば簡単に楽にSSL化できます。

しかし、それ以外の部分にも変更がされていた場合、再取得することになります。これだとかなり手間を取られることになります。

SSLに関係なく、ASP側の都合でコードを変更することは稀にあるので、自分のサイトに掲載しているアフィリエイトタグをSSL対応する前に、1度確認しておこうと思います。

過去に取得したアフィリエイトタグをランダムに10個取り出して、新しく取得したタグとで比較・検証してみました。その結果、以下のことがわかりました。

  1. 3か所のアドレスでhttp→httpsに変更されていた
    1. A8アドレス
    2. 広告主アドレス
    3. WEBビーコンアドレス
  2. WEBビーコンの『www』後の数字が変わっていた

サンプルコードで説明

私がA8.net経由で提携しているプログラムに『石橋楽器店』というのがあります。文字を見てわかるように楽器を扱う通販サイトです。ここを例に挙げて説明します。比較対象は『SONY MDR-CD900ST ヘッドフォン』です。

従来の『http』コード


<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1CAOIN+9XTK4A+F14+BW8O2&a8ejpredirect=http%3A%2F%2Fstore.ishibashi.co.jp%2Fec%2Fpro%2Fdisp%2F1%2F80-551271000">SONY MDR-CD900ST ヘッドフォン</a>
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www14.a8.net/0.gif?a8mat=1CAOIN+9XTK4A+F14+BW8O2" alt="">

SSL対応した『https』コード


<a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1CAOIN+9XTK4A+F14+BW8O2&a8ejpredirect=https%3A%2F%2Fstore.ishibashi.co.jp%2Fec%2Fpro%2Fdisp%2F1%2F80-551271000">SONY MDR-CD900ST ヘッドフォン</a>
<img border="0" width="1" height="1" src="https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=1CAOIN+9XTK4A+F14+BW8O2" alt="">

違いは『http』の後に『s』があるかどうかと、WEBビーコン用のURLアドレスの数字です。

httpsへの変更

httpsは、A8ネット、広告主、WEBビーコン、全てにおいて変更がされていました。

広告主アドレスについては、アフィリエイトタグを作成する際に「リンク先URL」の入力欄でhttpsのアドレスを入力したからです。つまり、広告主サイトもSSL対応しているから可能なわけで、対応していないとhttpsは使えません。ここは広告主サイトがしっかりSSLに対応しているかどうかを確認する必要があります。

WEBビーコンの『www』後の数字が変わっていた

WEBビーコンとは、アフィリエイト広告コードの生成において一緒に付加される1pxの透明画像のことです。サイトからのアクセスがあったかどうかを確認するのに必要なものです。この部分も変わっていました。

しかし、コード生成において、リンク先URL、リンクテキスト、掲載サイトを選択したのち、『商品リンク作成』ボタンをクリックすると、wwwのすぐ後の数字のみがランダムで変更されます。クリックするごとに確認された数字は10~19の10ケタの数字10個のみ。決して1桁にも3桁にも、20番台、30番台といった番号にはなりません。

掲載サイトを変えて確認してみても、10番台の数字のみでそれ以外には決してなりませんでした。

なぜ数字がランダムに変更されるのかはわかりませんが、生成するたびにランダムに変わるだけならどれを使っても問題ないと考えます。

そもそも、どの番号が割り振られるで何かが変わるというのもおかしな話です。しかも、数字はランダム。リンク先URLやテキストを変更していないのに番号が変わるだけだから、それによる違いはないと考えるのが自然です。

あればあるで注意書きなどが記載されていてもおかしくはないですが、それも見当たらないので現状問題ないと考えます。何かしら不備があったなら新規に取得しなおせばいいだけです。

もちろん、これは私の場合であって他の人の場合はどうかわかりません。実際に変更するなら同じようにいくつかアフィリエイトタグを比較して検証してみてください。まずは確認することから始めましょう。

広告主サイトがSSLに対応していることが重要

私が検証で用いた広告主のサイトはすでにSSL対応がされていました。アドレスを変えてアクセスしてみると問題なく該当ページが表示されましたし、バナー広告用のコードを確認してみるとしっかり『https』に変わっていました。

A8ネットのアフィリエイトタグがいくらSSL対応したとしても、肝心の広告主側がSSL対応していなければ意味がありません。ちゃんとSSLで該当ページが表示されるかどうかを確認しましょう。

A8アフィリエイトタグをSSL化しよう

A8と同じく大手ASPであるバリューコマースも数日遅れの7月28日にアフィリエイト広告をSSL化に対応することを発表。SSL化の流れはこれで一層加速していくことでしょう。

停滞していたA8ネットのアフィリエイトタグもSSLに対応したとなれば、二の足を踏んでいた人たちもこぞってSSL対応に乗り出すかもしれません。私も遅れないようにしていきたいと思います。

※一括変換する場合は自己責任において実行してください

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サイトを常時SSL化する前準備。YouTube埋め込みタグの変更サイトを常時SSL化する前準備。YouTube埋め込みタグの変更