ライフログは余計な作業の時短につながる
ライフログとは、生活においての経験や体験、行動を記録することを言います。
とはいえ、私は面倒くさがりなので逐一何でも記録はしていません。定期的に繰り返す必要がある事柄については結構記録しています。
人生において繰り返される事柄を記録して残しておくのは賛成です。行動を手順化しておくと余計な作業を省けるので時短にもなります。
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記録の追従は意外なほど力を発揮する
人生において定期的に繰り返される事柄というのはいくつもあります。毎日、毎週、毎月、数か月毎、半年毎、毎年、数年毎。
そんな人生の事柄において、1つ1つ全てを事細かに覚えておくことはできません。どんなに頭が良くても、全てを覚えておくなんて無理なんです。こちとら、昨日、一昨日の夕飯がなんだったのかすらあいまいなくらいだし。
だからこそ、記録しておく必要があります。そうすれば、わざわざ覚えておく必要が無いことに記憶力を無駄遣いすることもなければ、空いた分を別の大事な記憶に注力できます。
行動を手順化しておけば、最初にしたであろう苦労を短縮、あるいは大幅に省くこともできます。一部、例に挙げておきます。
免許の更新
数年毎にやってきますが、当時の状況を何から何まで詳しく言える人は少ないでしょう。もちろん、手続きして、視力検査して、講習受けてといった行動は覚えている。しかし、何時に行って、どれくらいの人数がいて、どれくらい時間がかかったのか、講習の内容は、何時に帰ってきたのか、といった必要以上に細かい部分までは覚えていないでしょう。
これらをしっかりメモしておけば、手続きや行動に迷いがなくなり、余裕も生まれます。所要時間がどれくらいだったかもわかるので、その日のスケジュールも立てやすくなります。振り返るまでの期間が長ければ長いほど、記録は効力を発揮します。
車検
こちらも数年毎にやってきますが、前回交換した部品やその時の車の状況なんて鮮明に覚えてはいないと思います。しかし、書類をみれば記憶がよみがえる。たとえ覚えていなくとも、記録として残しておけば振り返るのはすぐできます。
前回したから今回はしなくてもいい、前回していないから今回はやっておこう、この部品は大体このくらいで交換かな、といったのもすぐわかります。細かいことこそ正確に記録しておくと迷いがなくなります。
洗面所や風呂場のパッキン交換
次いつ交換するか分からない不定期な事柄です。水回りのトラブルは緊急性が高く、またなかなか自分でできないのが辛いところ。しかしながら、蛇口のパッキンや水栓の水漏れはやれば自分で修理できるのです。型番・種類にもよりますが、場合によっては簡単な作業の繰り返しで済みます。
私も自分で交換した経験があります。作業のコツやポイント、注意点など、今となってはほとんど覚えていませんが、まったく心配ありません。しっかり記録を残していますから。
私が作業を行った当初、部品の調査から始まり交換完了に至るまで細かく文章に残しています。手順毎に写真も撮影してまとめる力の入れよう。徹底的に記録するからこそ忘れられる。余計なことを覚えておく必要がなくなります。
そしてなにより最大のメリットは自分以外の誰かができるようになること。
先ほども言ったように、水回りのトラブルは自分で解決できます。業者を呼ばなければならない場合もありますが、単純な水漏れ程度であれば自分で修理できるんです。作業内容についてはブログ記事にまとめているのでここでは省略しますが、作業は至って簡単です。誰が見てもできるようにまとめています。
記録を残しておけば自分でなくとも誰かができる。そういう楽な状況にもっていけるのも魅力の1つです。
自作物
パソコンのモニターを置く台を自作したことがあります。それも2回も。1回目を終えた際、もう作ることはないと思っていましたが、数年後、ちょっとしたきっかけで再び作ることになりました。1回目の行動を記録していたことが幸いし、2回目はスムーズに作ることができました。2回目もどうやって作ったかを記録しています。情報の更新や追記も増えたので、仮に3度目の機会があっても2度目よりもっとスムーズに作れることでしょう。
WEBサイトやブログの更新
最近、わかりやすい文章の書き方を試しています。その方法をメモして手順化して、サイトやブログを書く前に読み返しています。メモしてなければ本をまた読み直さなくてはならなくなり、必要ないことまで読むことになって時間を奪われてしまうでしょう。
いらない工程を省くためにも手順をまとめて記録しておくのは有効です。更新は毎日やれば作業に慣れてスムーズに行えるようになりますが、たまの更新の場合はどうやっていたかをついつい忘れてしまうことがあります。
手順化してなければ、毎回いらない工程をふまえることになり、これまた時間を奪われることになるでしょう。しっかりまとめておけば、更新作業が滞りなく行え、ミスもなくせます。
個人的な記録
私の特殊な作業の1つに音楽のレコーディングがあります。一般的にはやることがない行動。しかし、私にはある程度頻度が高いと言えます。
私はドラムという楽器のノウハウサイトを運営しています。そこで使う演奏動画を撮影するためにレコーディングをする必要があるわけです。ビデオカメラの設置はもちろん、楽器それぞれにマイクを立てて本番さながらに録音をする。その時に使う機材や道具、マイクの位置やツマミの設定、カメラアングル、どういう手順でどうやっていたかをメモしています。手順には細かい注釈やコツ、ポイント、時短テクニックも書き込んであります。
これが功を奏して、今では手順や準備で困ることがほとんどありません。余計な時間もかからないのでレコーディングにも集中できるようになりました。
時間が経てば経つほど忘れていく
いくら当時は鮮明に覚えていたとしても日が経てば忘れてしまいます。毎日行っていたことでも、時間が経てば経つほど忘れていく。記憶は常に更新されていて、新しい記憶に古い記憶が追いやられ、また上書きされていく。
大事な記憶はちゃんと記録しておきましょう。必要なら手順化する。
その時々で判断していては後で苦労します。時に統一されずにバラバラの状態になってしまうこともある。それが原因で後でまた大きな手間や苦労を強いられることにもなりかねません。
最初が肝心
最初だ。最初が肝心だ。最初にしっかり手順をまとめておく。右も左もわからない最初だからこそ、どこがわからなかったのか、どこでつまづいたのかが、よくわかる。時間が経って忘れていた大事なポイントを振り返ることができる。
すぐに確認できる環境作りも重要
記録するだけではまだ足りない。すぐに確認できる環境にしておくことこそ重要です。でないと、今度は情報自体を探すハメになり、それがすなわち無駄以外の何物でもないから。
繰り返される事柄を記録
↓
すぐ確認できる環境にしておく
ここを見ればすぐにわかるという自分なりのスタート場所、情報の保存場所を決めておくことです。画像やテキストはもちろん、PDF、紙媒体、資料、動画、音など、全てが対象。
経験や体験を記録するのは決して時間の無駄じゃない
むしろ、しない方が時間を無駄にします。些細なことほど忘れやすいから、何度も繰り返してしまう。必要ない・時短できる作業を行い時間を無駄にする。
そうして一体どれほどの時間を無駄にするのか。探し物をするというほんの短い時間の行動でさえ積もり積もれば相当な時間になるというのに、無駄な作業や時間を費やす場合では一体どれほど無駄にすることやら。
ちゃんと記録しておけば、確認できるようにしておけば、次やる時の労力が減り、時間を圧倒的に短縮でき、限りなく無駄を省ける。
記録することは確かに面倒かもしれません。しかし、将来を見据えた場合の非常に有効な時短テクニックともいえます。
時短ができる、無駄なことを省けるメリットは捨てがたい。私も今思えば、小さなことでもしっかり記録していたのは良かったと言えます。もちろん、まだまだ足りないし、これからも増えていくことでしょう。
メモやノートなどのアナログツール、パソコンやスマホなどのデジタルツールでもいい。経験を綴るのは非常に良いことです。ブログ記事にすることで、今この瞬間だけにとらわれず、何年、何十年後、自分のみならず、同じように悩んでいる人の手助けになれるかもしれない。
このちょっとした、はたから見たら意味のなさそうなことでも、意味があることにつながるんじゃあないか。そう思うと、なかなかやめられない。捨てるには惜しい行動理念です。