わかりやすいブログ記事のコツ「書く前にキーワードを選ぶ」
書くことは、ブログ記事、ホームページを作る上で避けては通れない作業です。
私は元々そういうのが苦手です。わかりやすい文章が書けないから、必要以上に言葉を重ね、思いついたことをこれでもかと文字にしてきました。それにより、よくわからない文章ばかりを書いてしまうはめになりました。
相手に何を伝えたいのか、文章としてわかりやすく伝えるにはコツがあります。訓練次第で誰でも身につけられるんです。
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書くことは走ることに似ている
この本の冒頭で書かれたこの一節。この本を素直に受け入れてみようと思った瞬間でした。
いきなり長い距離を歩くことはできても、走ることはできないからトレーニングする必要がある。トレーニングを積んで徐々に距離を延ばしていく。
書くこともそれに通じている。なるほどなと。
私は普段から筋トレやランニングをしています。日課になっているので多少きついことでも体が動いてくれます。日頃からやって慣れているからできることです。
しかし、こと文章を書いたりするのはあまりしていません。そんな私が次の瞬間、凄い文章が書けるわけもありません。
筋肉も持久力もすぐには付きません。それと同じで文章も日頃から書く努力をしないと上手く書けません。文章をただ書きだすのと、わかりやすい文章を書くのとでは大きく違うわけです。
すぐに変化が現れないからこそ、日頃から欠かさずトレーニングをする必要があるわけです。
書き始める前にキーワードを拾う
すぐに書き始めるのではなく、キーワードをまず見つけて、そこから何を書きたいかを整理する。見出しにあたるものを先に書いた方が全体を構築しやすくなるということです。
私は思ったことや考えたことを手当たり次第に書き出す方で、瞬間的に頭に浮かんだことをそのままメモします。メモしたことを後で整理するのですが、これがなかなか上手くいきません。
そもそも手当たり次第に何でも書いてしまうので関連性が皆無なんです。1つのテーマで書いていたはずなのに、いろいろ考えてしまって良く脱線してしまいます。
ある程度まとまっていれば整理するだけでいいのですが、時に脈絡のない文章やら言いたいことがわからない文章なども含まれていて混沌状態になってしまいます。いろいろ書きすぎてどれを採用し、どれを削除するかわからなくなります。
思い立ったことを忘れたくない一心でダダッと書いてしまう。せっかく書いたからどこかで使おうと残しておくも、結局何が書きたいのかわからなくなる。
思ったことを書いていくやり方は整合性がなく、結局何が言いたいか明確にわからなくなる状況に陥りやすいです。ほとほと痛感していました。
思ったことを書くのは良いですが、それにはまず何について書くのかを決めてから書かなければなりません。
1記事1テーマとしても、何が、どうなるのか、どうすればいいのか、といった区分けを先に決めて、それについて思ったことを書いていく。そうすると何が言いたいかが明確になり、わかりやすい文章になるわけです。
とにもかくにも量をこなす
上達の近道は、量をこなすこと。ひたすら書いて経験を積むこと。言い古された言い方かもしれませんが、なんにでも通じる考えです。
書けるようになったら質も気にしていく必要が出てきますが、そこに至るにはそれこそ膨大な数をこなしてきたからこそです。
量をこなすことで長い文章を書くことも苦ではなくなり、どういう言い回しが良いのかもわかってきます。
書けるようになる第一歩はそこからなんだと感じました。
書く前に必ず行おう
- 記事を書く前にあらかじめキーワードを選定
- キーワードから自分が何を書きたいか全体像を構築する
やらなければ何も身に付きません。1回、2回やっただけでも身に付きません。わかりやすく書けるようになるコツがあっても、それを行わなければ書けるようにはなりません。
ポイントをふまえて、それを繰り返し行い、習慣化させる。
わかりやすい文章が書けるようになりたいなら、書くしかありません。やると決めて毎日実行。いつ始めても遅くはないですね。