わかりやすく教えるにはどうすればいいか?それを代弁してくれた本
私は音楽ノウハウサイトを運営していますが、記事を作成する際に気を付けていることがあります。それが、「わかりやすくするにはどうすればいいのか?」です。
私は教えることが苦手です。要点をまとめるのも上手くありません。教え方を教えてもらった経験が無いので、それも仕方がないことでしょう。
とはいえ、だからといって何も努力しないで良いというわけにもいきません。その状況を打破すべく、何か参考になるものはないかと本屋に寄ってみました。
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自分の状況を代弁してくれた本
「いちばんやさしい教える技術」
本屋でふと目に止まったこの本を読んでみるとなかなか面白いことが書いてあって、今の自分の状況を代弁してくれた部分がありました。
身振り手振りができないネット上では、文字と画像で全てを説明しなくてはなりません。私のサイトでは一応動画も扱っていますが、リアルで実演することに比べると、どうしても伝わり方に限界があると思っています。
教えるにあたって1番の壁は「教える人自身はそれを既に習得してしまっている」ということ。
出来なかった時の状況を細かく記録しているならまだしも、そうでないなら当時どうだったかを細かい部分まで覚えていないと思います。そんな状況で誰かに教えるとなると、相当難しくなるのは言うまでもありません。そのため、教える側はわかりやすくする工夫が必要になります。
「体を使って覚えさせたい運動スキルの教え方」についての詳しい説明が、なかなか参考になりました。自分の置かれている今の状況に対して、ドンピシャな説明を目にした瞬間、この本を買ってしまいました。
本自体は難しい内容ではないので一気に読めます。基本的なことを書いていますが、何においてもその基本が大事なのはすでに嫌というほど知っています(私もサイトでは基本が大事と口を酸っぱくして言っていますから)。
「教える技術」をわかりやすく教えてくれる良い本だと思います。