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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

3連と6連を使った超難関ツーバスパターン

3連と6連を使った超難関ツーバスパターン

さすがに超難関だけあって、そう簡単にはできない内容になっています。私自身、はっきり言って安定しているとは言えません。日頃から練習していないとすぐ出来なくなります。

ただ、3連の場合は難関と言ってもその数には限りがあります。そこまで多くないので、今回もそして曲の何処かで聞いた時も、なるべく練習してモノにしておきたいものです。

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譜面と動画

ハイハット4分音符/バックビート/ツーバス3連符・6連符

  1. テンポ150
  2. 8小節(動画演奏)

ポロッと6連が顔を出しています。ほんとにどえらい所で出てきます(笑)。コツとしては2つの踏み方を使い分けることと、3拍目の左足を意識することです。

2つの踏み方

2つの踏み方とは遅い連打を踏む時の踏み方と速い連打を踏む時の踏み方です。遅い連打とはすなわち3連、速い連打とはすなわち6連です。基本は3連の連打でその間に6連を入れます。3連の遅い速さから一気に6連の速さに切り替え、踏んだ後はまた瞬時に切り替え3連を踏んでいきます。

切り替えのスパンが短い為、最初のうちは足がすぐにこんがらがってしまいます。足順もちゃんと確認しながら踏んでいきましょう。このフレーズに関しては1日で完璧にしようとせず、何日もかけてじっくり取り組んで下さい。

3拍目の左足を意識する

フレーズを演奏する際は拍のアタマを意識することが重要ですが、今回は特に3拍目がそれにあたります。6連を入れた直後の拍のアタマで、かつ左足で入れることになるので特にしっかり意識する必要があります。6連がハシったりモタったりすればアタマがズレてかみ合わなくなるので、ここがしっかり合っていればフレーズも安定すると思います。

正直に言うと、私はこのパターンを練習し始めた初日は1小節すら満足に叩けませんでした。まあ、厳密には2拍目の6連でつまづいていました。1小節をまともに踏むことができたのは何週も後のことです。無理もないです、本当に難しいですから。日々練習していないとすぐに精度が落ちるぐらいですし。

6連部分を片足ダブルで対応してもいいのですが、この場合両方のダブルができないといけません。右足だけのダブルで対応できるならまだ楽なのですが、この譜面では左足も当然入ってきます。両方のダブルが難なく使える人はダブルを使った方がいいでしょう。

ダブルを駆使したやり方はプロも良く使いますし、左足強化にもつながるので面白そうですけどね。まあ、そうでない人はオルタネートの方がやりやすいと思います。

Unholy Wars -アンホーリー・ウォーズ-

アングラというバンドにリバースというアルバムがあります。その中に『アンホーリー・ウォーズ』という曲があって、それに今回のパターンが使われています。

その曲で聞けるパターンは紹介したのとほぼ同じなんですが、スネアのリズムが若干違います。スネアの位置が2・4拍のバックビートではなく、3拍目のみ、つまりハーフタイムになっているんです。

曲の雰囲気上ハーフタイムになっているんですが、活用したくてもそのままだとハーフタイムの時でしか使えません。スーパーテクニックもそれではもったいないだけですし、せっかくなので普段の時でも入れることができるよう紹介したパターンではバックビートの形にしました。

アンホーリー・ウォーズでは結構な時間踏んでいて、テンポも165というこのフレーズで考えたらかなりの速さなんですが、そこはやはりプロですね。安定感は抜群です。まあ録音する以上、良い形で残すのは当たり前ですが、それでもちゃんと形にして残せるそのテクニックが素晴らしいと思います。

それに近づきたいと思い、恥ずかしながらハーフタイム版も撮影してみました。比べられると荒いのがバレてしまうので、決して曲と動画を聞き比べないようにしましょう(笑)

ちなみに曲を知らないという人はいますか?リバースはサイトでも何曲かアナライズするほど良いアルバムですので、持っておくことをおすすめしますよ。

もっと難しいパターンを攻略するために

3連と6連の切り替えはかなりの高等技術です。私も動画を作成する際はかなり苦労しました。

ただ、残念なことにこのパターンは高等技術の中でもまだ優しい方なのではないでしょうか。足順を見た限り、6連が始まる時は必ず右からになります。スネアの後に踏み入れるとわかればまだやりやすくなりますし。

もっと難しくなると右も左も関係なくなったり、今以上にきわどい所にきたりします。それこそ6連のオンパレードです。それらのパターンが実用的かどうかはまた話が別ですが、もっともっと難しいパターンが沢山あります。完全制覇するためにも、ここでその土台を作っておきましょう。

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