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ツーバスフットワーク 「6連符でドドドド」

ツーバスフットワーク 「6連符でドドドド」

耳にする機会は16分音符に比べて圧倒的に少ないです。フレーズだけならまだしも、曲を通して使っているとなると、知っている限りで数曲程度です。

チャンス到来。
これができるようになれば、1歩飛び抜けたことになります。

普段あまり使わないからこそやる価値があり、さらっと入れるだけで想像以上の効果を発揮するのが、この6連符です。

ぜひとも習得して、ハイレベルなツーバスを目指しましょう。

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シングル

シングル

  • テンポは50~90 (動画のテンポは60)
  • 踏み方はヒールアップ

6連符のみの連打です。入れる数が多いのでついつい勢いづいてしまいます。勢い任せにすると1発多くなったり少なくなったりするので、1拍1拍正確に数を入れていきましょう。確実にできるなら勢いでもいいですが、経験による所が大きいので最初はちゃんと入れる様にして下さい。

ちなみに6連には2つの分け方があり、1つは「3+3」ともう1つは「2+2+2」です。8分音符を3つに分けると3+3の6連符に、3連符を2つに分けると2+2+2の6連符になるということです。この違いを覚えておくと後々やりやすくなります。

6連を入れた曲の曲調を思い出してみて下さい。その曲は8分もしくは16分の曲調ですか?それとも3連の曲調ですか?8分、16分の曲調での6連の場合は3+3を意識した方がやりやすいです。なぜなら8分、16分も8分音符を共通として入れることができるからです。どれも8分音符を何個に分けるかで決まります。

もしここで2+2+2を意識したとします。この場合3連を基準に2つに分けるので、基本となる3連を強く意識しないとできません。8分と3連は全然違うものなので分けようにも分けられません。

8分を一旦4分に戻して、その4分を3つに分け、そこからさらに2つに分けてやっと6連の出来上がりです。一旦戻らないといけない分、ロスしてしまいますよね。このロスの部分がとても大きいのです。コンマ何秒の世界でこのロスは無駄の何者でもありません。なるべくこのロスを失くすよう意識しましょう。

ダブル

ダブル

  • テンポは50~90
  • 踏み方はアップダウン/スライド奏法

交互打ちのダブルストロークバージョンです。3連符をシングルで踏む感覚でダブルを踏むとやりやすいです。慣れない人は最初に3連符をシングルで踏んでおいてそのままダブルに変えるといいでしょう。

奏法はどちらでも得意な方でいいです。利き足のダブルは普段使っているので問題はないですが、問題は逆の足です。速いテンポでをダブルで踏むというのは相当難しいと思いますが心配はいりません。優秀な見本があります。その優秀な見本については利き足を見本にしながら逆の足を鍛えるで説明していますので、そちらを参考にして下さい。

ちなみにダブルを交互に踏んでいくので、利き足ダブルの性能も上げることができます。なおかつ、それを見本に逆の足のダブルも練習できるという一石二鳥の練習方法です。

トリプル

トリプル

  • テンポは40~70
  • 踏み方はアップダウン奏法

3回ずつ交互に踏むパターンです。8分をシングルで踏む感覚で3発一気に踏むとやりやすいです。慣れない人は最初に8分をシングルで踏んでおいて、そのままトリプルに変えるといいでしょう。

数が多いので勢いに任せると2、3発目が弱くなります。音量が1>2>3ではなく1=2=3となるように心がけましょう。アタマにアクセントは付いていませんし、徐々に音量が小さくなるよりは小さくとも同じ方がいいです。アップダウン奏法を使い、2発目を踏む要領で3発目も踏むと自然にできると思います。

足の切り替わりでもたったりつっこんだりしないよう心がけて下さい。6発ちゃんと鳴らしきることができるまでは遅いテンポで練習しましょう。上げる時も少しずつ上げるようにして一気に上げるのは控えましょう。

3発以上の連打をする時は力を入れず逆に抜いた方がやりやすくなります。力を入れすぎたり踏むことを意識しすぎるとかえってうまく踏めません。あくまでリラックス状態を保って練習しましょう。

ダブルパラディドル

ダブルパラディドル

  • テンポは40~70
  • 踏み方はヒールダウン/アップダウン・スライド奏法

ルーディメンツの1つダブルパラディドルを足に応用したパターンです。ダブルパラRL・RL(LR・LR)+ディドルRR(LL)なのでダブルパラディドルといいます。シングルパラディドルと違い6発で1まとまりなので最初は6連符に当てはめるとやりやすいです。

RL・LRが1回分多いのでその後のディドル部分でちゃんとダブルが踏めるかがポイントです。頭でわかっていてもつい体がそのまま連打にいこうとするので、それを抑えてダブルを踏めれば大丈夫です。切り替えの速さがものをいうので意識を集中しましょう。

ダブルパラ部分とディドル部分で音量が同じになるように心がけて下さい。シングルは強く踏めますが、ダブルは弱くなりやすいです。ダブルの特に2発目は要注意。切り替え・音量・タイミングと意識することが多いですが、踏めるようになれば足がかなり自由になるでしょう。

パラディドル・ディドル

パラディドル・ディドル

  • テンポは40~70
  • 踏み方はヒールダウン/アップダウン・スライド奏法

ダブルパラディドルのパラの1つをディドルに変えたのがこのパラディドル・ディドルです。パラRL(LR)+ディドルRR(LL)+ディドルRR(LL)なのでパラディドル・ディドルといいます。ダブルパラディドルと同じく6発で1まとまりなので最初は6連符に当てはめるとやりやすいです。

ダブルの後のパラ部分がちゃんと踏めるかがポイントです。ダブルの後でシングルにいくのはなかなか難しいです。速さも出ているのでそれを抑えつつシングルを踏まないといけません。切り替わりもそうですが、先を意識した踏み方も必要になります。特につまりやすいフレーズなので、スムーズになるように心がけて下さい。

難攻不落を落としてこそ

スピードが求められるメタルで6連符は難攻不落です。160以上になってくるとほとんど無理に近いですが、1、2拍ぐらいならゴリ押しで何とかなります。それを入れるだけでもかなり違ったものになるので、試してみる価値は十分にあります。私はテンポ133位が1番やりやすいです、って無駄に細かいですが(笑)

基礎練習は永遠のテーマです。
毎日積み重ねていくことが大事です。
それをするかしないかで、あなたの土台が決まるのです。
簡単に崩れない頑丈なものにしていきましょう。
1通りできたからといって気を抜かず、日々精進することを忘れないで下さい。

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ツーバスフットワーク 「3連符でドドドド」ツーバスフットワーク 「3連符でドドドド」