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6連符を使ったシンプルながらも油断できないパターン

6連符を使ったシンプルながらも油断できないパターン

6連符と聞くと身構える人がいるかもしれませんが、ポイントさえしっかりおさえれば案外やっていける音符です。速さによっては難度がぐっと高くなる場合もありますが、今回はテンポ140なので比較的やりやすいと思います。

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譜面

ハイハット8分音符/オモテ打ち/ツーバスパターン・6連符/2小節
ハイハット8分音符/オモテ打ち/ツーバスパターン・6連符/2小節

  1. テンポ140
  2. 6連符の正確さ
  3. 8分音符ウラ
  4. チェンジアップ

6連符の正確さ

6連符を叩く際のポイントは、なんといっても正確な数を踏めるかどうかと、詰めすぎ・間延びしないタイミングで踏むことです。

6発という数を間違えてはまったくもって意味がありません。まずは正確に6発を踏むスピードを養ってください。

その後、タイミングもしっかり確認します。勢い任せで踏むと詰めすぎてリズムがぶれてしまいます。同じようにスピードが足りなくて後ろに間延びすると次のスネアや8分音符ウラのバスドラに影響を与えてしまいます。

6連符はこの両方がしっかり表現できないと完成しない難しいフレーズなので注意してください。

8分音符ウラ

今回のようなオモテ打ちにしても、2・4拍にスネアを叩くバックビートにしても、この位置にある8分音符ウラというのは例外なく詰まりやすいです。タイミングがぶれやすいので6連符ができたからといって油断しないようにしましょう。

チェンジアップ

この譜面で1番難しいのは、2小節目から3小節目に移る時、16分音符から6連符にチェンジアップする部分です。なかなかタイミングがつかみにくく安定しない場所です。

上手く叩くためのコツは16分音符連打のうちから6連符のタイミングを計っておくことです。次に来る6連符のスピードを事前にイメージしておくことでかなり踏みやすくなります。漠然としたイメージのまま突入するから安定しないのであって、事前にしっかりイメージしておけば上手くいきやすいです。

チェンジアップのコツは次に来る音符のタイミングを事前にイメージしておくことなので忘れないでください。漠然としたイメージで叩きだしても思うほど安定しません。それで叩けるのは相当な練習量を積んでいて、イメージしなくても体が動く場合です。そうでないならしっかり『次』をイメージしましょう。

The Skull Collectors -ザ・スカル・コレクターズ-

Hibria(ヒブリア)というバンドに『ザ・スカル・コレクターズ』というアルバムがあります。その中の『ザ・スカル・コレクターズ』という曲で使われています。

アルバムのタイトルと同じ名を持つパワーある曲で、個人的にやりやすいと思うテンポ140。16分音符の連打、6連符の連打、どっちもコントロールしやすいスピードです。自由度が高いのでいろいろやってしまいたくなります。むしろ、やらなくていいことまでやってしまいたくなるような楽しい速さです。

曲としても6連符の力押しもあれば、16分音符の持続力・安定性といったシンプルながらもツーバスでは大切な基本をしっかり練習できます。高等テクニックに基本の安定性も鍛えられる良い練習曲になることでしょう。

足りないモノを自覚させてくれるかも

たった4小節とはいえ中身のある内容になっています。思った以上に手ごわく油断できません。スピード、クセのある音符をこなす足使い、安定力、今の自分に足りないモノは何なのかを自覚させてくれるのではないでしょうか。

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