ドラムのキックペダル用パッドの特徴とおすすめ
ドラムにフットワークは欠かせません。ここで紹介するのはスティッキング用に作られたパッドではなく、キックペダルすなわちバスドラムを想定した足専用の練習パッドになります
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おすすめキックパッド
Pearl BD-10
PearlのBD-10は専門学校でよく使っていたものです。折りたたみ式ですが、組み立てた時は意外にしっかりしています。
跳ね返りが強いので本物と比べるとアタック時の感触が全然違いますが、それはこのパッドに限らず他のどのパッドにも言えることなので仕方ないといえるでしょう。
私の場合、キックパッドはこれから入ったのですが、あまりダメなイメージがありません。確かに本物と比べるとどうしても差はありますが、トレーニング用なわけですし、そう思えば十分使えると思います。
DW CPPADBDSS
DWのCPPADBDSSに関しては使ったことがないので正確なことは言えませんが、画像を見た感じ上のBD-10によく似ています。
作りもしっかりしてそうですし、なによりDW製というのが結構ポイント高いですね。DWのペダルは最高峰ですし、これもなかなか期待できそうです。
元々、バスドラム用のパッドはPearlのBD-10(上で紹介)とYAMAHAのTS01B(下で紹介)のどちらかしかないというイメージだったんですが、このCPPADBDSSのおかげでまた選択肢が増えてありがたいといった感じです。
YAMAHA TS01B
YAMAHAのTS01Bは構造上、若干ナヨナヨしてて、強めに踏むとアタマが少しブレたりします。値段にしても、上記2つより高く、これを選ぶなら他の2つにした方が…といった感じです。踏んだ時はパコパコ言います。
PearlのBD-10と同じく専門学校で使った事がありますが、個人的にはBD-10の方が好きです。まあ、どれを選ぶかは人それぞれですが。
ちょっとしたこと
パッドとペダルとの接続部(ペダルをかませる所)に、ホームセンター等で売っているゴム板を貼り付ければ、噛み合わせが強くなるので踏んだ時の衝撃でペダルがズレるのを防いでくれます。
注意点
下に必ず何か敷く
キックペダル用のパッドを使用する際に特に注意してほしいことがあって、それは必ず下にベニヤなどの板を敷くということです。カーペットではだめです。でないと、まず間違いなくフロアや畳を傷つけます。
私はどちらも傷つけてしまったことがあって、最初は深く考えず畳の上で練習してしまって一畳ダメにしました。
次いで、今度はフロアの上にカーペットを敷いて練習していました。丈夫でしっかりした頑丈なカーペットならいいですが、そんな良いカーペットを使うのはもったいないですし、逆に安物だと大した効果はありません。結果フロアも傷つけることになりました。
練習のことばかり考えて、視野が狭くなり、周りが目に入らなくなった結果と言えます。こればかりは自分の浅はかな考えを愚かと思うほかありませんでした。
キックペダル用のパッドを使用する際はしっかりとした対策をして、私の二の舞にならないようにしてください。備えあれば憂いなしです。
手より足の方がパワーが出るので騒音・振動共に大きくなる
振動に関して
振動に関してはいくつか対策があります。私がやっていたのは、キックパッドの下に板を敷いて、その板の下に布団を敷くというやり方です。劇的にとまでは言いませんが、ある程度効果はあります。今は低反発マット(敷布団ぐらいの大きさ)を二つ折りにして、その上に板とキックパッドを置いて練習しています。こちらは布団よりも数段効果があります。まあ、下に敷く分高さが上がるので、その調整をする必要がありますが。
音に関して
音に関しては正直、限界があるといった感じですかね。一応、部屋の窓には遮音性のカーテンを、ドア一面には吸音材を取り付けていますが、それでもまだ全然ですね。パッドにも布をかぶせて申し訳程度ながらも消音に励んでいますが、やはり音は出ます。キックパッドを使ったことがある人からは「予想以上に音が出る」といった意見をよく耳にするので、購入の際は周りの環境を十分考慮して下さい。
種類が少ない
注意点というよりは残念な点と言えますが、スティッキング用のパッドに比べて圧倒的に種類が少ないです。いくつかのネット通販店で探してみましたが、上記3つ以外に後1つ、2つあるかないかです。選択肢が少ないのは残念ですが、それでも必要になってくる物なので、上手に選んでいきたいものです。
別途キックペダルが必要
キックパッドには別途キックペダルが必要です。
パッドだけあっても意味はありませんので、あしからず。
たとえ練習パッドでも練習しないよりはいい
トレーニング用だからとて、練習になる部分はあります。踏み方の根幹に関わる部分では十分練習になりますし、本物を踏んだ時の感触といった誤差はスタジオで本物を叩いて修正すればいいだけです。
たとえ練習パッドであっても、練習しないよりはする方が断然いいです。本物と比べるとなんて言っていたら何時まで経っても変わりません。本物と違うなんて重々承知の事実です。それでも上手くなるために少しでもできることを精一杯やっていきましょう。