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音楽専門学校のドラム授業でも使用される本格パッド

音楽専門学校のドラム授業でも使用される本格パッド

パッドはパッドでも、本格的な練習用に作られた物があります。

ドラムには欠かせない技術の1つにリムショットというのがあります。スネアを叩く際には必ずと言っていいほど必要になる技術なのですが、普通のパッドではこの練習をするのが難しいです。

その点、本格パッドにはリムが付いているので本物さながらの練習が可能です。むしろ、本格的にドラムを叩けるようになりたいなら必要になってくる機材と言えます。

私が専門学校に通っていた当時、練習台として必ずあったのがこのリム付きパッドです。本物の代用品として使われていましたが、置いてあるほとんどがそうでした。今思うと、あれが本来の練習スタイルなのかと思います。普通のパッドを使うこと自体は決して悪いわけではありませんが、最終的なイメージを間違ってしまう可能性があります。

本物で練習ができないからパッドを使う。といってもあくまで代用品。本来、練習用に1番に使ってほしい物はリム付きの本格パッドです。もちろん、これにしても代用品には変わりませんが、それでも本物に近い練習ができるという点では普通のパッドとは天と地ほどの差があります。

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おすすめ本格パッド

YAMAHA TS12S

YAMAHA TS12S
YAMAHA TS12S

YAMAHAのTS12Sは12インチと本物に比べて若干口径が小さいですが、感触がかなりリアルに近いので、本物を叩いた時とのギャップも少なくなります。

値段の割にかなり使える代物です。個人的に下で紹介しているパールのSDN-14Nよりこちらの方が好みです。検討の余地は十分あるので【TS12Sの詳細】を参考にしてみてはいかがでしょう。

Pearl SDN-14N

Pearl SDN-14N
Pearl SDN-14N

YAMAHAのTS12Sと良く似ている物が、このPearlのSDN-14Nです。TS12Sより若干値が張りますが、本物のスネアと同じ口径で、まさにスネアの代用品とも言える代物です。

専門学校で使用されていた物は大体これだったと思います。はっきり覚えているわけではありませんが、14インチと口径は同じなので、これでなかったとしても同系の物だというのは確かです。

普通のパッドとの違い

リムが付いている

普通のパッドと本格パッドの決定的な違いはリムがあるかないかです。リムショットはドラムを叩くうえで重要な技術。普通のパッドではできないこの練習が、本格パッドでは可能になります。

感触が違う

さすがに本物とまではいきませんが、少なくとも普通のパッドよりは良くなります。アタック感やバウンド感など、感触のほとんどは変わりますね。本物を叩いた時のギャップも小さくなるので、パッドとはいえ練習の際はなるべく普通のより本格派を使用したいものです。

高さや角度の細かな調整ができる

スタンド付きのパッドもある程度調整は可能なので、そこまで大きな違いは無いと思うかもしれませんが、リムの有りと無しという部分で決定的な違いが生じます。

些細な違いと思うことなかれ。手前ほんの数ミリ上下するだけで、スネアの叩きやすさは激変します。特にリムショットをした時のリムの掛かり具合、ヘッドに当たるスティックの割合など、ほんの少しの違いで音は大きく変わります。ミリ単位でセッティングするプロドラマーでさえいるのですから、その差異は見過ごせません。

パッドの利用価値はただ叩くだけではありません。自分の叩きやすい位置を認識するのにも一役かっています。高さや角度を見極めるためにも日頃からのセッティングは大事になってきます。そういった意味でスタンドの調整ができるのはありがたいです。

気軽に持ち運べない

畳んでも持ち運びしやすいというわけでもなく、大きい物は大きいままなのでかさばってしまいます。しかも、意外に重いです。どこでも気軽に持ち運べないのが唯一の弱点とも言えますね。

本格的な練習を目指して

本格パッドで代表的な物を挙げましたが、12インチとやや口径が小さいながらも値段が安く十分な価値もあるTS12Sか、ちょっと値は上がりますがスネアと同口径のSDN-14N。この2つならどちらであっても本格的な練習ができます。好きな方を選ぶとよいでしょう。

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