いつの間にかYouTubeパートナープログラムの審査がゆるくなっていた
2012年にYouTubeパートナープログラムの審査がゆるくなってもう4年ほど。お恥ずかしながら、今まで知りませんでした。審査がゆるくなって、条件さえ満たせば誰でも通るようになったんですね。
私はゆるくなる前に審査を通過したので、それ以降まったく気にしていませんでした。なにせ通った審査について調べることなんてありませんでしたから。
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YouTubeパートナープログラムとは
YouTubeに投稿した動画に広告を表示させ収入を得ようという仕組みです。YouTubeで動画を見たことがあるなら、映像に広告が表示されているのを見たことがあると思います。つまりはあれのことです。
YouTubeパートナープログラムの登録審査や参加条件
- パートナー プログラムがお住まいの国で実施されている。一部の国では、まだ申し込みフォームからのお申し込みが必要になる場合があります。お客様の国でプログラムが実施されていない場合、収益受け取りの設定で通知が表示されます
- アカウントが良好な状態であり、以前に収益受け取りが無効になったことがない
- 広告主にとってメリットが大きい、オリジナルで質の高いコンテンツをアップロードしている
- 動画コンテンツが利用規約とコミュニティ ガイドラインに準拠している
- YouTube の著作権教育資料を確認済みである(著作権の基本を説明した動画をご覧ください)
注: すべての素材の作成者または制作者からの明示的な許可を得ずに次のようなコンテンツを使用している動画は、収益受け取りの対象にできません。
- 収益受け取りの対象にならない曲や音楽作品
- 音楽(カバー曲、歌詞、BGM を含む)
- グラフィックや画像(写真やアートワークを含む)
- 映画やテレビの画像
- ビデオゲームやソフトウェアの画像(この種類のコンテンツの収益化についての記事をご覧ください)
- ライブ パフォーマンス(コンサート、スポーツ イベント、ショーを含む)
参照:YouTube パートナー プログラムの概要 – YouTube ヘルプ
簡単に言えば、
- 住んでいる自国で実施
- 動画が削除されたなどの違反がない
- 著作権侵害など悪質な動画をアップしていない
- 利用規約やガイドラインをちゃんと守っている
といった感じです。これらの条件さえ守ればパートナーになれるということです。
私は2010年9月に申請した2回目の審査で承認された
1回目は2010年1月で、その時は軽いノリで審査を受けた結果、落ちてしまいました。元々、楽器(ドラム)の演奏動画を扱っていて、YouTubeのパートナーになれば動画で収益化できるということで審査を受けました。ここで落ちたのが良かったですね。それがきっかけとなり火が付きました。動画の作成とアップロードを繰り返し、再生回数・チャンネル登録者数を伸ばしていきました。
2回目は同年9月。つまり、1回目の審査から約8ヶ月の期間を費やしたのち、再審査を受け、見事合格することができました。
この時の審査状況を振り返って
12年を境にゆるくなったとはいえ、以前は結構厳しい条件だったと思います。今となっては古い情報ですが、参考までに承認された時の状況を書いておきます。
- アップロードされた動画数:71
- 動画再生回数:286,032
- チャンネル登録者:123
動画の数自体は多いかもしれませんが、1つ20秒前後のものばかりなので実際はそこまで必要ないと思います。もしかしたら、最低限アップしなければならない数や時間があったのかもしれません。
再生回数・チャンネル登録者は見ての通り。当時はここが1番ネックになっていたと考えています。ここを一定条件満たした場合でないと通過しなかったのかなと。1回目と2回目の申請で大きく変わったといえばこれくらいですし。
他にあるとすれば、カテゴリー。つまり、動画の種類です。私のはドラムという楽器の演奏動画で、その中でもツーバスというマニアックな技術が中心になっています。当時はそれをやっている人ってあまりいなかったので、それが考慮されたのかなとも思っています。
今となっては憶測や結果論でしか言えませんが、こんな感じでした。
チャンスが広がったのは良いこと
あの時の頑張りは何だったのかと思ったりもしましたが、敷居を下げることでたくさんの人が参入できるようになったのは良いことです。下手にハードルが高いとモチベーションも保てませんから。
面白い・役に立つ動画がたくさんアップロードされては大きな収益につながっていくのでしょう。1人の視聴者として面白い動画が増えるのは嬉しいですし、提供する側としても収入になるなら素直にありがたいです。
必死こいて動画を作っていたあの頃が懐かしいです。
アンテナが鈍るどころか折れてしまっている
何かしら規約を違反してパートナーを解消され、その後再審査(受けられる?)を受けるか、誰かの申請を手伝うといったことでもない限り、条件なんて逐一確認しません。審査が通った後なんですからわざわざ見ることもないでしょう。それでいえば今の今までわからなかったのも仕方ないといえます。
とはいえ、情報の受信アンテナが鈍っているのはいただけませんね。いえ、この件に関しては鈍いどころか、錆びるを通り越して完全に折れちゃってます。もう1度ちゃんとおっ立てて、感度もビンビンにしていこうと思います。
追記
2018年2月20日に審査基準が厳しくなってパートナープログラムを解除されました。
詳しくは『YouTubeパートナープログラムの審査基準が厳しくなって収益化が難しくなった』を参照してください。