浴室用シャワーバス水栓の切替弁の交換手順
浴室で使われている水栓の蛇口からの水漏れがひどくなりました。この型の場合は切替弁という部品を変えると直るみたいで、今回、それを交換してみたので、その手順をまとめてみました。
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
リンクや画像に広告が含まれている場合があることを予めご了承ください。
水栓の種類と型番
- 品名:サーモスタット付シャワーバス水栓
- 型番:BF-M646T(330)-A85-D-PU1
自宅で使用している水栓は、本体の裏側(下の方)に型番が書かれていました。スペースの都合上、覗き込めなかったのでスマホで撮影して確認しました。
準備する物
工具
部品
切替弁には交換のための説明書が付属している
切替弁『A-3059』には交換するための説明書が付属されています。ネットでもダウンロードできるので、スマホに保存したり、見やすいよう印刷してもいいでしょう。それに従って交換すれば問題ないと思います。
水の元栓を閉める
元栓は車庫の入口付近にありました。フタを開けて、ハンドルを右回りにいっぱいまで回します。どれだけ回して閉めたかを覚えておけば開く時もわかりやすいです。
水が出ないか確認
ハンドルを回して水が出ないか確認します。それまでかかっていた圧力を逃がす意味もあります。
キャップを外す
外す時のことを考えて、こういう物にはあらかじめ隙間が作られています。マイナスドライバーの先を使って外します。
ハンドルを外す
ハンドルを右側に引っ張れば外れます
固定ナットを外す
固定ナットは細いので、モンキーレンチを使う時は少し注意しましょう。上から下に手前に引けば緩みます。
切替弁を外す
切替弁を取り外す時は少し手順が必要です。
- ハンドルを再び取り付ける
- キャップを再び取り付ける
- ハンドルごと引っ張る
切替弁は硬くてなかなか抜けませんでした。引っ張る時は力を徐々に加えていきます。一気に引き抜こうとすると外れた勢いでバランスを崩し、けがをする恐れがあるので十分注意してください。
新しい切替弁を取り付ける
後は手順を逆に行う
ここからは行ってきた手順を逆に進めていけば大丈夫です。
- 固定ナットを取り付け、モンキーレンチで固定する
- ハンドルを取り付ける
- キャップを取り付ける
切替弁を交換すると水漏れが止まった
切替弁を交換すると蛇口から垂れていた水が止まりました。
正直、古い方(左)と新しい方(右)を見比べても、どこがどう悪いのか判断が付きません。巻かれているパッキンが少しゆるい感じがしますが、このパッキンを変えれば丸ごと変えなくても止まるのでしょうか。パッキンだけなら切替弁より安く済むので節約につながりますが、ここらへんは素人の私には判断できません。無事に止まったので深く追求する必要もないですかね。
作業は30分もかからない
基本作業はそれぞれの部品を外すことと取り付けること。切替弁を外す時にちょっと注意が必要なだけで、後は簡単な作業ばかりです。
作業自体は30分もかからないのではないでしょうか。交換手順も説明書があるので迷うことはないかと。
水栓をパッと見しただけではできそうにないと感じるかもしれませんが、実際はなんてことない作業の連続です。むしろ、この簡単な作業だけで水道業者を呼ぶのも気が引けるくらいです。
どんなに小さいことでも、簡単なことでも、自分でやるからこそ得られるものがあります。今後、サーモスタット水栓で同じような水漏れが発生しても自分で直せます。
業者に頼むと結構な値段になるので、それを鑑みたら、非常に有効な節約になります。経験を積めたという、自分に対しての投資にもなったと思います。