ツーバスフットワーク 「8分音符でドドドド」
16分音符の連打といえど、片方の足だけで考えたら8分音符しか踏んでいません。つまり、8分音符がきちんと踏めないと16分音符も踏めないことになります。
ここをクリアしておけば、後は音符を倍にして考えればいいだけです。いきなり16分音符で不安な人は、ひとまずこの8分音符をやっつけましょう。
オルタネート以外の足順も紹介しています。実践ではあまり使わないかもしれまんが、練習しておくことで今後の応用に役立っていきます。
必殺技への第一歩。
では、譜面を見ていきましょう。
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
リンクや画像に広告が含まれている場合があることを予めご了承ください。
シングル
- テンポは80~200
- 踏み方はヒールアップ・ヒールダウン
基本的な8分音符のみの連打です。確実に踏めるようになる為にテンポは遅めから始めています。テンポ200ができるようになれば十分武器になるでしょう。踏み方はヒールアップ奏法、ヒールダウン奏法の両方するのが効果的です。
奏法についての詳しい説明
足順は右と左を交互に踏むやり方です。逆からもきちんと練習しましょう。テンポを意識して音量・タイミングともに同じになるように踏んでいきます。練習時は好きな曲とかを聴きながらするといいです。ただ、聴き入ってしまうと足に集中できなくなるのでほどほどに。
片足のみ
- テンポは80~180
- 踏み方はヒールアップ・ヒールダウン
片足のみで踏むパターンです。同じ音量になるように心がけましょう。テンポの下は80と先ほどのパターンと同じなのですが、上はちょっと下げて180にしています。片足のみでの200はかなりしんどいのでここでは下げました。片足8分音符で踏めれば両踏みで16分音符1個ずらせば16分音符の連打になります。
180の16分音符なら十分武器になります。というか最終目標になっちゃいます(笑)。もちろん、200以上を目指しても全然構いませんし、最速を目指すというのもかっこいいです。このパターンは利き足とは逆の足を特に重点的に練習すると効果的です。
4回ずつ交互
- テンポは80~180
- 踏み方はヒールアップ・ヒールダウン
4回ずつ交互に踏むパターンです。同じ音量になるように心がけましょう。右→左(左→右)への切り替わりの時はもたったり、つっこんだりしやすいので、勢いだけではなく、タイミングにも気をつけて確実に踏むように心がけましょう。このパターンは利き足とは逆の足を特に重点的に練習すると効果的です。
ダブル
- テンポは80~200
- 踏み方はヒールアップ・ヒールダウン
交互打ちのダブルストロークバージョンです。利き足のダブルは普段使っているので問題はないですが、問題は逆の足です。普段使わない足のさらにダブルで踏むというのは初めは相当難しいと思います。感覚がほとんどありませんから戸惑う気持ちは痛いほど分かります。
私も最初は戸惑いましたから。ですが、心配はいりません。なぜなら、すぐ近くに見本があるからです。それをマネして練習すればいいのです。その優秀な見本については『利き足を見本にしながら逆の足を鍛える』で説明していますので、そちらを参考にして下さい。
このフレーズはダブルを交互に踏んでいくので、利き足ダブルの性能も上げることができます。なおかつ、それを見本に逆の足のダブルも練習できるという一石二鳥の練習方法です。
ダブル変化形
- テンポは80~200
- 踏み方はヒールアップ・ヒールダウン
ダブルを1つずらした形ですが、基本は2回ずつです。ただし、こちらはダブルの2発目から始まっているので、1拍1拍きちんと踏んでいかないとすぐにズレてきて戻ってしまいます。
テンポはやや遅めにしているので、それぞれの2発目の音量に気をつけて踏んでいきましょう。ダブルの2発目がちゃんとアタマ(4分音符)にくるように意識して踏めれば大丈夫です。
ダブルの変化形の練習についてはここでは基礎として取り上げていますが、よくよく見ればサンバキックのフレーズにすこし似ています。私称・半(ハン)バキックです(笑)
サンバキックの間を埋めているだけなのでこれも練習すればコントロール以外に、半バキックも習得できるという一石二鳥の練習方法です。やっていて損はないですが、将来使うかどうかは人それぞれです。
パラディドル
ストレートパラディドル
ディレイドパラディドル
リバースパラディドル
インワードパラディドル
- テンポは80~200
- 踏み方はヒールアップ・ヒールダウン
ルーディメンツの1つパラディドルを足に応用したパターンです。パッと見、すぐに理解できるように画像ではアクセント(>)をそれぞれつけていますが、ここでは音量バランスを均一にするのが目的なので、アクセントは気にせず練習しましょう。なるべくゆっくりから始めて足順を覚えさせましょう。パラディドルは順序を覚えるのが1番のコツです。
限界に挑戦する姿勢
練習時の実際のテンポはあなたが決めて下さい。ここでは目安として設定していますが、遅い、速いと感じるのは人それぞれです。必ずしも設定しているテンポからというわけではないので、自由に変えて下さい。
いずれ慣れてきたらMAXテンポ、あるいはそれ以上を挑戦してみて下さい。いろいろなパターンを練習することにより足の感覚を鍛えることができますから。限界に挑戦する姿勢は大事です。テクニックもそうですが、なにより精神力の強化にもつながりますからね。越えるべき壁が大きいと乗り越えた時のうれしさもまた格別です。
できることが多いとなにかと有利です。それにまだ基礎は始まったばかりですし、まだまだこれからです。「ツーバスがしたい」というのなら、中途半端はやめて、全面に押し出せるくらいの技術をみせてやりましょう。それがあなたにとっての最大にして最強の武器になるように。
大丈夫!やればできます!
さあ、この勢いで次にいきましょう!