簡単そうに見えて意外と難しいパターン
譜面で見る限り、そして実際にフレーズを聞く限り、そこまで難しそうには思えませんが、実際にスタジオで練習してみたら意外にできませんでした。難しい原因を探ってみたんですが、なるほどいくつか挙げることができそうです。
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譜面
- テンポ187
- 1小節目の3拍目
- 8分連打
テンポ187
オーソドックスなパターンなら多少速くても問題ないですが、ちょっとヒネられると途端に難度が上がるのもテンポの速いパターンの特徴でもあります。180越えで16分が出てくる以上、一筋縄ではいかないですね。スネアも少し変わった位置にあるので、戸惑うのも仕方ないかもしれません。
1小節目の3拍目
特に詰まりやすい場所がここです。スムーズにかつ、しっかり音符を表現するように心がけましょう。速さも相まって、ハシりやすくなっているので注意してください。
8分連打
速さを苦にしない猛者なら、片足でもなんなく踏めるでしょうが、私はきついのでこの速さでは素直に両足を使って踏みます。ただ、片足ではしんどいわりに、両足では遅く感じる微妙なテンポなんですよね。1小節目を意識するあまり、2小節目の8分が速くなってハシってしまうことにもなりかねないので、テンポキープをしっかり意識しましょう。
Asshole -アスホール-
ハロウィンというバンドに『ストレイト・アウト・オブ・ヘル』というアルバムがあります。その中に『アスホール』という曲があって、それに今回のパターンが使われています。
スネアの位置が変わるだけで、いつもと違った感じになるのがツーバスの難しい所であり、また面白い所でもあります。足は同じパターンでも、手をウラ(オモテ)打ちにしたり、バックビートやハーフタイムにしたりと、足は変わってなくても手だけを変えるとそれだけでできなくなったりします。
今回のフレーズにしても、2小節で1発だけしかスネアを叩きませんが、これがウラ・オモテ打ちになったり、バックビートになるとまた違った感じになり、そして、それを克服するのにまた練習をする必要があります。ウラ・オモテ・バックビートの3パターンはできるようになっておきたいものですね。それが今後の応用力につながっていきますから。
ちなみに、この曲のサビでは3連のハネパターンも出てきます。なかなかこしゃくなパターンなので、興味があれば見てみてはいかがでしょう。