1拍目で聞かせる6連パターン
6連符はその速さから、どうしても勢い任せで踏んでしまいます。6連符を難しくしているのは、その勢い任せのせいです。それをやめて、ちゃんとコントロールするようになれば、6連符の苦手意識も薄れてくるはずです。
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譜面と動画
- テンポ141
- 1拍目の6連符
- 4拍目の8分音符ウラ
1拍目の6連符
テンポだけでいえばそこまで速いことはなく、メタルでは結構良く使われる速さです。ただ、16分音符ならやりやすいですが、6連符となると逆に大変です。
勢いだけで踏まないように注意が必要です。6連符はその速さから、どうしても勢い任せで踏んでしまいがちです。6連符を難しくしているのは、その勢い任せのせいです。
しっかりコントロールすれば、そこまで難しいものではありません。6連符に限らず、音符が細かくなればなるほど、勢いでどうにでもしてしまいがちになります。確かにちゃんと意識して踏むことは面倒くさくてとても大変です。しかし、それをしないといつまで経っても勢い任せから脱することができないのも事実です。
これを機にしっかり意識し、コントロールするクセを付けておきましょう。意識をしっかり持って、ちゃんとコントロールできるようになれば、6連符の苦手意識も薄れてくるはずです。
4拍目の8分音符ウラ
4拍目8分音符ウラにも気を配っておきましょう。6連符を踏もうと意識が向くことで、おざなりになりやすいのがこの部分です。急に速く踏む時に気を付けなければならないポイントは、その手前までしっかり意識を向けることです。
いくら頑張って6連符を踏んでも、その手前の入り方が悪いと全体的にはグダグダになってしまいます。6連符を踏むことが目的ではありません。1小節しいては、それらをつなげて出来るフレーズや曲の流れが大事なんです。視野を広くして、何を演奏するのかを、しっかり見極めましょう。
Lay All Your Love On Me -レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー-
ハロウィンというバンドに『ジュークボックス』というアルバムがあります。その中に『レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー』という曲があって、それに今回のパターンが使われています。
この曲ではハーフタイム版(こっちの方が先に出てきます)も演奏されていて、ほんの少し違うだけで本質的な部分は同じです。こちらの方がより強く聞かせられると思うので、よければ練習してみて下さい。
そもそもこのアルバムはカヴァーアルバムで、『レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー』はABBAの曲をカヴァーしたものです。原曲を壊さず、なおかつハロウィンらしさを出すことで絶妙な曲に仕上がっています。
『レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー』が1番気に入っている曲ですが、それ以外にも『ホーカス・ポーカス』という結構異色な曲も個人的に気に入っています。今となっては古いアルバムですが、今回のフレーズしかり、テクニカルな面も垣間見れるので、結構楽しめると思います。