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ドラム・ツーバス練習法、音楽活動、音楽で収入を得るためのWEBサイトの活用法を解説

メインコンビネーション

メインコンビネーション

手足のコンビネーションの中でもメインでよく使われるパターンで、バリエーションも豊富です。16分音符や6連符を主軸にスネアやタムなど、叩く場所によって沢山のパターンを作ることができます。

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16分音符コンビネーション

基本形「2:2」

2対2

16分音符をメインにした場合に1番使われるのが手足を2対2にしたこの形です。16分音符をメインに考えていますが、テンポによっては倍の32分にして考えることもできます。たとえ32分で考えたとしてもやることは同じなので、基本の形をしっかりとできるようにしておきましょう。

基本形「1:2:1」

1対2対1

そのままの形で使われることはあまり無いですが、3発までの形(RRL・右手-右足-左足)は良く使います。この3発の形を上手く使うことでいつもとはちょっと違ったテクニカルフィルインが作れるようになります。

フィルイン

サンプルパターン1

サンプルパターン1

スネアの連打にただ入れただけのわかりやすいフィルインです。16分音符・6連符・3連符・32分音符・もちろん5連符・7連符であろうと1番わかりやすいのはこのやり方です。まずはスネアとバスのみで考えそれを練習。できるようになったら順番を変えたりスネアをタムに変えたりして応用していきます。

サンプルパターン2

サンプルパターン2

パターン1のスネアをタムに変えた形がこれです。スネア4発をスネア(右)→ハイタム(左)→フロア(右)→ハイタム(左)の順にしただけです。タムに変えただけでも印象がガラリと変わるので十分に使えます。スネアをタムに変えるのは最もポピュラーな応用の仕方で活用できるフィルを限り無く作ることが可能です。

サンプルパターン3

サンプルパターン3

2対2を繰り返しただけのフィルインです。繰り返しただけですが、よく使われるフィルインの1つです。メタルでは足を連打しながら、手の2発を入れるやり方をよくします。16分音符のタイミングをしっかりと意識していないとすぐにハシってしまうので注意して下さい。その気になれば速いテンポでも32分として入れることができます。インパクトがかなり強く、ここぞという時に使うと他を圧倒できます。

足の2発を3発に変えても効果的です。手足を2対3にする方法も良く使うので、マスターしておきましょう。

サンプルパターン4

サンプルパターン4

両手→右足→左足を繰り返したパターンです。16分音符の3つ取りフレーズで若干ポリリズム要素も含みます。つじつまを合わせ易いように4拍目はロータム→フロアとしてありますが、ここはどんな形でも構いません。あなたのやりやすい形にして下さい。

1小節でまとめてありますが、2小節分繰り返しても効果的です。その場合、手をスネア→ハイタム→ロータムとまわしていくとさらに面白いパターンに変わります。ただし、やり過ぎると訳がわからなくなりますし、拍を見失いやすくなるので注意して下さい。

スネアのフラムをスネア+シンバルに変えるとインパクトの強い迫力あるフィルインに変わります。

6連符コンビネーション

基本形「4:2」

4対2

6連符をメインにした場合に1番使われるのが手足を4対2にしたこの形です。6連符コンビネーションを使う時に気をつけてほしいのは音符の長さです。16分音符はいつも使うので嫌でも体に馴染みますが、6連符は意識して使わないと馴染みません。

手で叩くスネアの4発は16分音符の4発とは違います。
足で叩くバスの2発も16分音符の2発とは違います。

手がハシったりモタったりで安定しない時がありますし、特に足はちゃんと6連符として踏まないと知らない間にタイミングが16分音符になっていたりします。当たり前のようでこれがなかなか気付きにくいことなので注意して下さい。

基本形「2:2:2」

2対2対2

手足を2対2対2にした形がこれです。他の2つに比べると難易度は低く、2発ずつなのでかなり速いテンポでも入れることができます。練習の際は2つ繋げてするとやりやすいです。

基本形「3:3」

3対3

手足を3対3にした形がこれです。前の2つに比べて少し難易度が高くなります。足の3発をしっかりと踏むことができるようになれば問題ないですが、あまり自信がない人はできるようになるまでは上の2つをメインにして下さい。

ただし、上の2つがあるからといって足の3発は練習しないというのはダメです。フィルインで使わなくともリズムでは確実に使います。ツーバスドラマー・メタルドラマーどちらをとっても必要な技術なのでできるようにはしておいて下さい。

※手順に関して
本来3発を叩く場合は手も足もRLRとするのが1番やりやすいのですが、ここでは左からでもできるようにあえてオルタネートで手順を紹介しています。3発をLRLと叩くのはかなり難しいですが、やっておいて損は無いので頑張って練習しましょう。

フィルイン

サンプルパターン1

サンプルパターン1

16分音符の時と同様で4対2のスネアをタムに変えた形です。スネア4発をスネア(右)→ハイタム(左)→フロア(右)→ハイタム(左)の順にしただけです。16分音符の時よりも速く音符を入れないと当然間に合いません。右手の移動も加わっているので遅れないようにして下さい。

サンプルパターン2

サンプルパターン2

16分音符で紹介したフィルインパターン3を6連符に当てはめた形です。少し違うのはフロアは叩かずにスネア→ハイタム→ロータムを繰り返すことです。練習のコツはクリックを意識することです。手から始まる6連符はクリックに合わせやすいので問題ないですが、足から始まる6連符は手からの流れもありクリックとズレやすくなっています。足足手手足足の最初の足がしっかりクリックと合うように練習して下さい。

サンプルパターン3

サンプルパターン3

『タム回し』と『スネアをタムに変える』を混合させた形で今までのおさらいフレーズです。4拍目はどんな形でもいいですが、次の小節のパターンをふまえた上で変えていきましょう。

次の小節でバスとシンバルのアクセントを叩く場合、4拍目に3対3のフレーズをそのまま入れてしまうと足が4発になるのでやりにくくなります。譜面のように4分打ちで止めてもいいですし、手から始まる2対2対2の6連符を入れるなど工夫して下さい。もちろん次の小節に影響が出ないなら3対3をそのまま入れてもOKです。

使い手のセンス次第で大きく変わる

フィルインは1小節ずつ紹介していますが、繋げて叩いても十分使えます。もちろん1つを繰り返してもOK。叩く場所や組み合わせ次第で沢山のフィルインを作ることができるので、いろいろ考えてみて下さい。使える種類が多ければ多いほど武器になります。

もちろん『これだけは誰にも負けないというパターンをいくつか』というのでもいいですよ。基本的なパターンも応用の仕方も使い手のセンス次第で大きく変わります。どう聴かせるかによってツーバスの魅力しいてはあなたのかっこよさが決まるのです。

試行錯誤を繰り返し、いろんな場面で使うことであなたに合ったやり方が見つかると思います。研究を怠らず日頃から磨きに磨き上げて下さい。

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