簡単かつ劇的にバスドラムの音を変える方法
ツーバスを武器にしていくのなら、当然その音にもこだわっていくべきです。簡単にかつ劇的にバスドラムの音を変えられる方法を教えます。その方法とは、ビーターを変えることです。
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ビーターとは
ビーターとは、ペダルに装着させた直接打面を叩く棒のことです。長さや材質、形も各メーカーによっていろいろなものがあります。ジャンルや用途によって変更したり、シャフトの長さでもやりやすさが変わります。
ビーターの種類
よく使われるのがフェルトタイプで柔らかく丸まった音がします。特徴的な音にしたい時はプラスチックやウッド(材質が木)を使うとバチバチのとがった音になります。音程はチューニングで変えますが、アタック感などの音質はビーターで変えられます。いろいろなタイプの物を持っておくと表現力が格段に上がります。いざという時にも役に立つので、いろいろ試してみて下さい。
個人的な意見
メインはキタノのチタンビーター
私はキタノのチタンビーターをメインで使っています。このビーターはシャフト部分がチタンでできています。打面も丸ではなく平になっているので、アタック直後のブレが少ないんです。しかも軽いのにアタック感と音の重量感は損なわないのが良い所。
長さは大体18cm位ですかね。わかりやすいようにビーターの下に15cmの定規を置いていますので参考にしてください。なんだかんだで長年使っている愛用のビーターです。
ヘッドの形
ヤマハのフェルトビーター(写真左)もそうなんですが、ヘッドの形が片寄ったやつの方が個人的にやりやすいです。昔はパールのクォードビーターを使っていたんですが、折れてからはこのキタノビーターを愛用しています。プロドラマーも絶賛していますし、確かにいい音が出るのでお気に入りです。というかやみつきです。
ただ、バチバチの音があまりという方にはおすすめはしませんね。なぜなら、これで叩けば本当にバチバチになりますから(笑)。メタルやハードロック・ヘヴィサウンドを求めているなら1度使ってみるといいですよ。
所持しているビーター
録音する曲によってはバチバチの音が逆に浮いてしまう時があるので、私はフェルトビーターもちゃんと持っています。左からキタノチタンビーター、ヤマハフェルトビーター、パールクォードビーター、プレミアフェルトビーター(かなり古い)、メーカー不明ビーター(初期に買った物)
理想のバスドラムの音
ANGRA(アングラ)のオーロラ・コンサルジェンスというアルバムです。このアルバムのバスドラムがたまらなくバッチバチなんですよ。リバース(オーロラより2つ前のアルバム)からかなり好みの音になっていたんですが、このアルバムからはさらによく洗練されてより好みの音になったんです。
ドラマーのアキレス・プリースターは確かウッドビーター(上写真)を使用していたはずですが、このアルバムでもそうなのかはわかりません。ですが十中八九、フェルトではないと思います。フェルトならバチバチではなく丸まった音になりますから。
使ってみたい
いずれ使ってみたいと思っているのが、DANMAR 205(別名:りんごアメ、赤りんご)です。今まで見てきたメタル系のドラマーの中では、この赤りんごを使っている人が1番多かったです。どんな音になるのかすごく楽しみです。
使い勝手の良い万能ビーター
「どれがいいのかわからない」「使い分けるのは面倒」という人にはパール クォードビーターというのをおすすめします。斬新なアイデアで生まれたビーターで、フェルトで2タイプ、プラスチックで2タイプの計4タイプを使い分けられる優れ物です。これ1本で自由に変更できて、かつ応用も利くというたいしたビーターです。
ビーターを買うなら
材質で音がかなり変わるので、ツーバスを目指すならビーターは特にこだわった方がいいです。ツーバスではビーターが2本必要ですが、これが意外に高く、2本で1万円を越える物も出てきます。ですが、サウンドハウスはかなり安いのでおすすめです。送料等を考えるとAmazonで買う方が安くなる場合もあるので、こちらも欠かさずチェックして下さい。