ScanSnap S1300iで本を114冊自炊してみて
Nexus7の購入をきっかけに、本の自炊を本格的に始めようと思いました。その際、重要になるのがスキャナー。どれにしようかかなり悩んだんですが、私が選んだのは『富士通 ScanSnap S1300i』。そもそも本自体そんなに多いわけでもないし、ボチボチできればという考えがありました。
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本の自炊とは
持っている本などを自分で電子書籍化することを自炊といいます。大まかな作業は、本の分解、ページのスキャン、必要ならば画像の補正や修正も加えます。
自炊で大活躍『Fujitsu ScanSnap S1300i』
本の自炊方法
私にとっての自炊のメリット
- 読みたい本を手軽に持ち運びたい
- 取説や書類などの整理
- 本が占めていた物理的スペースを空けるため
読みたい本を手軽に持ち運びたい
読みたいと思った本や勉強していることについての参考書など、沢山の本を持ち歩くのは大変です。特に参考書などは、ふとしたことで「どうやるんだったかな?」と疑問に思ったこと、出先で忘れていたことなどを読み返すには便利です。「これについては、あの本のあのページに書かれていたな。内容はどうだったかな?」「この専門用語はどういう意味かな?」、そんな時は自炊した本を開けばすぐに解決します。電子書籍ならデータさえ入れてしまえば、後は閲覧するためのツールさえあればいいので非常に手軽です。
取説や書類などの整理
「なかなか読む機会が無く、邪魔だけど捨てるに捨てられない」、というものもあります。私の場合は今まで溜まっている取説や年賀状といった類です。書類やメモ、いつか使うかもしれない取説、明細証、年賀状、その他多くの紙類など、データ化してしまえばスッキリ。欲しいのは中身の情報です。もちろん、現物として残しておかなければいけない重要書類などはやりませんが、単純な情報データとして保存しておける物に関しては全てデータ化しています。本だけでなく、そういったモノの整理も兼ねています。スキャナーの用途は幅広く、雑多になっていたモノを整理できるので気持ちが良いです。
本が占めていた物理的なスペースを空けるため
本が占めていた物理的スペースの開放も大きな理由です。漫画や参考書など、種類はどうあれ本というのはどうしても場所を取ってしまいます。データ化すればそれも解消。タブレットやハードディスクの容量が許す範囲で何冊でも保存できるので無駄に場所を取りません。部屋が広くなる、空いたスペースを活用できる、といったメリットが生まれます。
後、些細なことかもしれませんが、タブレットやスマホはライトがついて画面が明るいので、暗くなっても読むのにストレスがありません。夜中や日が暮れた車内で読んだりするので助かります。ちょっとした空き時間ができても暇つぶしに活用しています。
若干の悩みが…
自炊を始めたことで心境の変化が起こったのか、今では逆に本を買う機会が増えました。新刊・古本関係なく、「これは面白そうだ」「暇つぶしの時に読もう」と思ったら迷うことなく買ってしまいます。
いつでもどこでも手軽に読めるというのがアダになりましたね。自炊するスピードも追いつかず、おかげさまで、確保したスペースが徐々に戻りつつあります。
そして当然のことながら、本を買うために使うお金も増えました。う~ん、本を置くスペースが空くのに比例して、財布の中のお金を置くスペースも空いてくるのは、いかんともしがたいですね。
決して読書家というわけではありませんが、それだけ本に触れる時間が増えたというのは、むしろ喜ばしいことでもありますね。