ツーバステクニックは自分が「この人!」と思える人から吸収する方がいい
知らない人や興味ない人のテクニックを参考にするよりも、自分が「この人!」と思える人から吸収する方がより身につけやすいと思います。
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私が好きなドラマー
Aquiles Priester's Top 100 Drum Fills
私の好きなドラマーの1人である『アキレス・プリースター』のDVDと教則本をなかば衝動的に購入してしまいました。何が良いかって、この人の叩くドラムは迫力が凄いんです。力強く叩く様を見ると胸が熱くなる思いがします。
ツーバステクニック、コンビネーションを駆使したフィルイン、ルーディメンツなどの細かいテクニック、ブラジル出身ラテン独特のリズムなど、パワー・スピード・テクニックの体現を課題にしている私にとって理想に近いメタルドラマーと言えます。見習う所が沢山あり、少なからず影響されています。
教則本
Inside My Psychobook: 100 Double Bass Patterns
教則本というよりは小冊子ですね。音楽CDを買うとホッチキスで留められた歌詞カードが付いてますよね。あれをA4よりも少し大きくした位です。バイオグラフィーとか載っていますが、英語なので何を書いているかわかりません。しかし、音符は共通なのでパターンは理解できます。
アングラに在籍していた時に曲で使っているパターンが沢山ありますね。聞いたりコピーしたりしているので、「このフレーズはあの曲で使われている」というのがわかります。足の使い方も参考になるものがあり、例えば次の譜面(実際に書かれているのとは異なります)
前拍(16分音符の4発目)からくって入る3発の形はあまりなじみが無いですね。私はあまりこういう使い方をしないので、活用できる場面が想像できないのが悔しいです。使い所と他の楽器との兼ね合いが難しそうですが、上手く使えば面白いフレーズになりそうです。
他にも、次のような譜面
緩急があるオーソドックスなチェンジアップパターンとでも言いましょうか、私は意外にこういうのが苦手です。どちらかといえば変則的なリズムが好きなのでなかなか手強いです。テンポが速い8分音符ノリの曲の場合、さらっと16分音符を入れると印象が強くなります。良い味付けができるので、習得しておきたい技の1つと言えます。
他にもパターンの後半に32分音符を使ったパッと見ではわけがわからないフレーズがあります。これはちょっとチャレンジしてみたいと思いました。
興味深いセットリスト
好きなドラマーのテクニックには興味が尽きませんが、同じくらい興味を抱くのは「どんな機材を使っているか」ということ。本の最後にセットリストが載っているので、かなり興味深いです。タムやシンバルの数やサイズはもちろん、ペダルやスネアの種類など参考になりますね。映像で見る限りでは細かく把握できません。こういった実際のセットリストがあると良い勉強になります。
好きこそ物の上手なれ
アキレス・プリースターのDVDは3つ目になりますが、どれを見ても面白いですね。あなたも好きなドラマーがいたら、その人が叩いている曲や教則本・DVDを、穴が開くまで聞き・読見(よみ)ましょう。必ず参考になるはずです。