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逆足強化エクササイズ1 「ツーバスを左足から始める練習法」

逆足強化エクササイズ1 「ツーバスを左足から始める練習法」

ツーバス技術を強化する逆足トレーニング方法8ビートを逆足で演奏してツーバス技術を強化する、のように逆足強化を8分音符だけに絞ってやってきましたが、ここからは16分音符も使って行います。といっても、ガラッと内容が変わるわけではありません。人によっては、このパターンから始めたという人もいるのではないでしょうか。

その方法とは、片足で8分音符連打を踏みながら、途中でもう片方を加えて両足で16分音符連打にする練習法です。逆足を踏みっぱなしにして鍛えます。ツーバスの練習ではメジャーなやり方の1つです。

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練習譜面

逆足強化エクササイズ楽譜

練習のポイントとコツ

  1. テンポ120
  2. 最初は片足から、途中から両足で
  3. しっかり鳴らしながらも安定させる
  4. 右を足す瞬間がずれやすい
  5. 4通りのバリエーション
  6. めんどくさがらずにチャレンジ

最初は片足から、途中から両足で

譜面の通り片足で8分を踏みながら、途中でもう片方を加えて16分にするというやり方です。右が利き足という人が多いので、譜面ではあえて左からと書いています。余裕があるなら右からも始めて両方の足を鍛えていくのがベストです。

しっかり鳴らしながらも安定させる

左は踏みっぱなしになるので、安定感が必要になります。ですが、それは遠慮しながらの踏み方ではなく、しっかり踏みながらの安定感です。しっかり鳴らしながらも、なおかつそれをコントロールすることで安定感が増します。練習段階で遠慮はしないで下さい。

右を足す瞬間がずれやすい

右から始めて左を足すいつものやり方とは勝手が違うので、かなりズレ易いです。右を足す瞬間は特に集中して下さい。動画のテンポは120なんですが、正直ちょっとやりにくかったですね。右を足す瞬間で毎回安定していないのが申し訳ないです。やりにくいという人はテンポを上げるなり、下げるなりして、自分がやりやすいという速さから始めて下さい。

4通りのバリエーション

足は変わりませんが、そのかわり手の形を変えて練習します。曲などで比較的よく耳にするパターンを用意しました。いろいろなパターンを練習することで、より安定させるのが目的です。1つずつ練習するのもいいですし、続けて練習するのも良いでしょう。今後のことも想定するなら、続けてできるようにしておいた方がいいかもしれませんね。

めんどくさがらずにチャレンジ

1番のネックはモチベーションを維持できるかです。このパターンを利き足から始めてもそれは単にいつも通りなだけなんです。いつも通り利き足から始めてしまうと、逆足はなかなか鍛えることが出来ません。

それに普段は右足からなのになんでわざわざ逆からしなければいけないのか、という考えに至ってなかなか逆から始めようとしないんです。そういう人っていると思います。もちろん私もその1人でした。なんだかんだで基礎は地味な練習が多くてめんどくさいですしね。

ただ、めんどくさがってやらないのであればいつまでたっても変わりません。おかしな話です。「ツーバスがやりたい」と決心したにもかかわらず、両足を使うツーバスの利き足しか鍛えていないという矛盾。

利き足が右という人は特に左から始めるようにして下さい。1番のポイントは逆足から始めるということです。スタートする方の足を軸足とすることで、意識をしっかり向けることができます。それにより音量といったバランスも良くなります。効果的な練習なので、めんどくさがらずに、しっかり長い時間をかけて鍛えていきましょう。

思い出のパターン

ツーバスの気になる疑問「右と左どっちから?」で少し触れていますが、専門学校時代に簡単なツーバスの授業を受けたことがあります。その授業でやったパターンがまさに今回紹介したパターンです。その時やったのはバックビート、つまり動画そのままのパターンでした。

足は譜面通り左から。私は元々右発進なのですが、そのことを伝えてもなぜか左から始めてと言われました。『ツーバスは左から始める』という意味なのか、もしくは『右からだからこそ、左も同じくらい鍛える必要がある』という意味なのか結局聞けずじまいでしたが、今振り返ってみればどっちでも構わないのかなと思っています。

単純に右も左も両方からできればいいだけという結論に至ったからです。左を鍛えることも今では重要だと認識していますし、変えなければいけない絶対的な理由ができたとしても、普段から練習していればそうしいて難しい問題ではないです。どっちがいいと考えてもあまり進展しそうになかったので、今では変わらず私は右発進で落ち着いています。

ちなみに講師の方は左発進、長髪でいかにもHR/HMの人でした。私がツーバスをするということも知っていたので、この授業では真っ先に当てられましたけどね。しかも、最初はテンポ100ぐらいだったのに、できるからということでどんどんテンポを上げていくんですよ。終いには170か180ぐらいまで上げるんです。当時から逆足強化をしていたので、何とかことなきを得ましたが、内心必死でした。

ただ、必死なのになぜか楽しかったという印象しかないんですよ。そもそも、自分の好きなツーバスが授業になっているわけですし、辛くて必死ではなく、楽しいからこその必死さだったのかなと、今でもたまに授業風景を思い出してはそう振り返っています。そういった経緯もあって、自分の中では1つの思い出のパターンとして残っているんです。

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