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1発を抜くことの難しさがわかるパターン

1発を抜くことの難しさがわかるパターン

普段、何気に踏んでいる連打でも、1発抜くと途端に難度が上がります。
どこを抜くかでも微妙に上下するので、なかなか油断はできません。

今回のパターンはノリが良くて、できるようになれば気持ちいいリズムです。

抜いて良くなるなら、抜かないわけにはいきません。
ただ、手、抜かないでくださいね。意外に難しいですよ。

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譜面と動画

ハイハット8分音符/ウラ打ち/ツーバスパターン

  1. テンポ145
  2. 1・2拍目をスムーズにこなせるかがポイント
  3. 16分音符ウラを一定に踏み続けることが大事

テンポ145

1小節で考えたら計2発抜くことになりますが、パターンで考えたら2拍分を繰り返すことになり、そのうちのアタマ1発だけ抜くことになります。

聞くのと実際に演奏するのとでは速さが全然違うと感じました。クリックがいつも以上に速く感じて安定させるのに時間がかかりました。

譜面上では連打から『アタマをただ抜いただけ』なのですが、演奏すれば『アタマをただ抜く作業』の難しさがよくわかります。気を引き締めて速さに負けないようにしましょう。

1・2拍目をスムーズにこなせるかがポイント

踏み始めで意外につまづきます。2拍目のアタマがないというのが、そもそも馴染みがないからでしょう。とはいえ、ここをスムーズに演奏できないと意味がないわけで、結局この2拍分を繰り返すパターンである以上、しっかり安定させていかなければなりません。

恥ずかしながら、私は録音の時は結構つまづいてしまいました。速さも相まって予想外にミスを連発してしまいました。録音された音を確認している時も、あまりのミスの多さに心配になったくらいです。

いきなり踏むのが難しい場合はまず連打を行い、1小節のうち2拍目だけ抜く、というように徐々に抜く回数を増やすようにしましょう。

16分音符ウラを一定に踏み続けることが大事

はしったり・もたったりと、非常にズレやすいパターンです。ウラを一定に保つよう心がけましょう。この安定力がカギになります。

私個人の特有なイメージ

これは私特有の考え方なんですが、左足で16分音符のウラを一定に踏むフレーズに対しては、右足は8ビートを踏むような感じでイメージしています。

例えば、2拍目の16分音符3発は、見たまま『・ドドド』ではなく、左足を一定で踏みながら右足を8ビートの要領で踏んでいるという感じです。8ビートをワンバスで演奏する際、リズムをとる形でハイハットの上に置いた左足が4分や8分で動くのと似た感覚です。

『・LRL』ではなく、『・L・L』と『・・R・』が合わさったというとらえ方。もちろん、音による実際の違いはありません。聞けばただ『・LRL』になるだけです。

今回このフレーズを録音する際に意識のちょっとした違いを目の当たりにして少々不思議に思っただけなんですよ。「何言ってんだ、こいつ」と思われるかもしれませんが、ツーバスパターンによって意識に違いが出るのが不思議だったので書いておこうと思いました。私特有のちょっと変わったお話なので、あまり気にする必要はありませんよ。

Hastiness -ヘイスティネス-

Hangar(ハンガー)というバンドに『ザ・リーズン・オヴ・ユア・コンヴィクション』というアルバムがあります。その中の『ヘイスティネス』という曲で使われています。

ただ今回のパターンはCDではなく、『Infallible Reason of My Freak Drumming』というDVDに収録されている映像を参考にしました。CDでは2・4拍目の4発目を踏んでいるのか聞き取りづらかったです。引っかかって聞こえてくる時もあれば聞こえない部分もあって明確に判断できませんでした。

Aメロで1小節ずつツーバスパターンを変えることはあまり聞かないので入っている方で問題ないかとも思いましたが、断定できない以上、『見て』確認した方が良いと思いDVDを見ました。すると、2・4拍目のアタマを抜いただけだったので、こちらを紹介しました。

2・4拍のスネアとかぶるバスを抜いたパターンも可

スネアとかぶるバスは抜いても別段問題ありません。バスを入れるか入れないかはフレーズの難度にかなり影響されるので、入れないことで難度が下がり、またそれを演奏しても問題ないのであれば、抜いたパターンを演奏しても良いと思います。

ハイハット8分音符/ウラ打ち/ツーバスパターン

注意するバスが減る分、こっちの方がやりやすいかもしれません。

この曲を演奏しているアキレス・プリースターというドラマーは16分音符のウラを結構多用するドラマーでもあります。16分音符ウラを主体としたパターンもその良い例です。

DVDを優先したので動画ではバスが入っている方を演奏していますが、ニュアンス的に抜いてもなんら問題ないでしょう。どちらにしても16分音符ウラがちゃんと踏めないとできないパターンなので、これを機にしっかり鍛えてみてはいかがでしょう。

16分音符ウラを鍛えるならうってつけのエクササイズがあるので参考にしてみて下さい。

ネタが豊富なアキレス・プリースター

私がかなり影響されていると言っても過言ではないドラマー『アキレス・プリースター』。他にも3連と6連を使った超難関ツーバスパターンアイデアと独創性に優れたツーバスパターンといった面白いフレーズがあります。

この人は本当にいろいろネタが豊富なので、非常に楽しませてもらっています。

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